派遣社員でキャリアアップはできない?キャリアアップの方法を少し厳しめに解説

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「このまま派遣社員でいいのかな?」
「派遣社員での将来はどうなるんだろう」

このような悩みを抱えている方は多いです。

今回の記事では、派遣社員が抱えるキャリアアップの不安と具体的解決策を解説していきます。

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この記事を読むことにより、キャリアアップの考え方が身に付きます。
将来が明確になり、今やるべきことが見えてくると思いますよ。

内容を実行するだけで他の人との差別化をすることもできます。

前半では、派遣社員の今の職場でのキャリアアップ方法。後半では転職を考えたキャリアアップ方法をお伝えします。

先にこの記事を3行でまとめ
  • 派遣社員でのキャリアアップは可能である。
  • キャリアアップに必要なのは行動だが、ほとんどの人ができていない
  • 将来の理想から逆算して現在の動きを考えることが大切。

それでは行きましょう!

〜 Contents 〜

そもそもキャリアアップとは何か?

キャリアアップとは、今までと比べ待遇が上がったり、責任が上がることをいいます。

キャリアアップの例は以下の通りです。

キャリアアップ例5つ

  • 派遣社員から正社員になる
  • 毎月の給料が上がる
  • 仕事で役職がつく
  • 責任範囲が広がる
  • 部下を持つようになる

自分の市場価値があがることで、スキルの向上にもつながります。

結果として転職に有利になったりすることもありますね。

またキャリアアップによっては、仕事の裁量を自分でコントロールすることができ、プライベートを充実させることもできるかもしれません。

今の職場での将来のキャリアアップは3つある

ここからは現在の勤務先でのキャリアアップ方法をお伝えします。

派遣社員のままでは不安定です。いつ雇用が無くなるかわからない状態。
さらに派遣社員が同じ職場にいられる期間は3年までと決められています。

今の職場でのキャリアアップは以下3つがあります。

  1. 派遣先への転籍
  2. 派遣元会社への就職
  3. 別会社への転職

それぞれ解説していきます。

派遣先への転籍

派遣先に転籍することにより、「役割の拡大」「責任の範囲」「安定化」を手に入れることができます。

現場の責任者となり、派遣社員をまとめる人になることもあるでしょう。

派遣先への転籍にはメリットがあります。

入社後に「失敗した」と後悔する可能性が低いことです。

現在の職場環境や、仕事内容を把握している状態のため、入社前と後のギャップがうまれにくいんですね。

注意点としては雇用主が派遣元から派遣先になるため、社会保険や福利厚生がリセットされること。
ほとんどの場合が有給休暇は0からになることが多いでしょう。

派遣先へ転籍する場合は、派遣元会社の営業に相談することが一番です。

派遣元会社としてもあなたが転籍することにより派遣先から「転籍料」をいただくこととなります。
そのため営業によっては面接対策や履歴書を一緒に考えてくれる人も多いですよ。

現在も私自身派遣会社に勤めていますが、転籍は応援をしています。
送り出す際には「何かあったらいつでも戻ってきてね」と一言沿えて送り出すことが多いですね。

派遣元へ就職

2つ目は派遣元会社に就職することです。
いわゆる派遣会社の社員ということ。

派遣会社によっては正社員でも「地域社員」「総合職社員」と分けていることも多いです。

派遣元会社に就職するメリットは、今の職場に不満があっても、配属変更が可能な事でしょう。

派遣会社にはいくつものお仕事があり、業務の拡大は常にあります。
今の職場で培った経験は派遣会社に貢献することができると思いますよ。

将来は派遣会社の中の人になり、キャリアアドバイザーや、コーディネーターなど、求職者と派遣先を結びつける重要な役割に就くこともできますね。

別会社へ転職

3点目は別会社へ転職することです。

今の職は向いていない。今後働きたくない。
そう感じる方は別会社への転職を考えてみるのも一つの手でしょう。

一点注意点があります。
現在の会社を逃げるように辞める場合は、キャリアアップとはほど遠いものになります。

これはキャリアアップではなく、退職するだけです。

ここでのキャリアアップは強くてニューゲームができる状態をいいます。

あなたの今持っているスキルを弊社で活かしたい!
そう思ってくれる会社からヘッドハンティングされることを目的とするといいでしょう。

本当に会社が求める人財であれば、給与などの待遇面は向上します。

転職でのキャリアアップについては後ほど詳しく説明します。

なぜキャリアアップが必要なのか?

人によりキャリアアップをしたい理由は様々ですよね。

根本の理由としては私生活を豊かにしたい。これが根源にあるのではないでしょうか。

ここでは代表的な2点の理由をお伝えします。

収入を増やし、安定した生活を送るため

安定した生活を送りたい。

こう考えている方は多いです。

キャリアアップすることにより、収入アップや雇用の安定をすることが出来ます。
仕事が安定することにより以下のようなことも考えることが出来ます。

・結婚
・マイホームの購入
・新車の購入

安定した仕事は人生の土台になってくるでしょう。
例えば結婚を踏み切れない理由として収入が少ないからという理由があげられます。

またマイホームのローンの金額は雇用形態により左右され、ローンが組めないという問題も発生したりしますね。

だからこそ人生の土台を作るためにキャリアアップを望むことがあるといえます。

肉体的限界があるから

今の業務内容を歳を重ねてもやっていると考えると少しネガティブになることが多いです。
肉体的労働をしている場合は特に肉体的限界を感じることでしょう。

キャリアアップすることにより、管理側になることもあります。
責任の範囲が増え、部下を持つことにより、作業する側から、指示する側になることが増えるはずです。

指示側や管理側になることにより、自分自身が作業をすることが少なくなります。
いわゆるホワイトカラーの仕事に近づくんですね。

肉体的限界を感じてキャリアアップを望む方も多いですよ。

現在の職場で真っ先にできる具体的な方法3つ

現在の職場では実際にどういうキャリアアップを考えればいいのでしょうか?

ここからは今の職場でできる具体的な方法を解説していきます。

3点あります。

3つの方法

  1. 昇格(役職を上げる)
  2. 給料を上げる
  3. スキルを上げ、別会社に転職

それぞれ解説していきます。

昇格(役職を上げる)

役職を上げていくことを考えていきましょう。
派遣社員であっても役職を上げることは可能です。

例えば現場のリーダーとして派遣社員を数人まとめる。
管理職程の範囲ではありませんが、小規模でもまとめる人になると次のステップに進みやすくなります。

また会社によっては役職手当が発生したりします。

具体的な方法として3つご紹介します。

昇格に近づく3つの方法
  1. 派遣元会社へ管理したい旨を伝える
  2. どうやったら役職を貰えるのか相談してみる
  3. 派遣先会社からの信頼を得る

自分の評価や役職を貰えるかどうかは自分が決めるものではありません。

会社が評価するものです。

大事なポイントとしては、自ら発信をしないと変わらない。ということです。

会社は何人もの社員を見ています。
発信しない限り目を向けてくれることは無いと考えた方がいいです。

だからこそ、自ら会社に時間を作ってもらい、どうやったら役職者になれるのか、今の自分の改善点はなにか。
聞きに行く必要があるということですね。

行動しない限りキャリアアップへの道のりは遠くなることを覚えておきましょう。

給料を上げる

給料を上げるポイントは2つ

・会社の評価制度を知る
・自分の働きに対して毎月フィードバックを貰う

評価制度は会社により異なります。

実績を重視しているのか、プロセスを重視しているのか、勤務態度なのか。

全てを満足させる行動は時間がかかります。
そのため、1つ特出して成長をさせることで給料が上がることにつながるでしょう

では具体的に何を成長させればいいのか?

それは2点目の自分の働きに対して毎月フィードバックを貰うことです。

自己評価ではダメです。

いくら自分が頑張っていると思っていても、給料の査定をするのは会社です。
会社が求めている働き方を聞き、伸ばしていく必要があるでしょう。

スキルを上げ、別会社に転職

最後にスキルを身につけて転職です。

将来就きたい仕事で求められるスキルを磨いていきます。
今の職場と通ずる点を見つけるのがいいですね。

職場の特徴はネットで調べるといくらでも出てきます。

ここでは具体的に次の仕事と今の職場でのスキルの結びつけ方を紹介します。

例えばあなたが今洋服の販売員をしていたとします。
将来エンジニアになることを目標にしている場合結び付けられるポイントは以下です。

・摂政力を学ぶ
・報告スキルをあげる
・毎月の目標数字を分析する

洋服の販売とエンジニア、なかなか結び付かない点が多いと思いますが、実はそうでもありません。

エンジニアでもクライアントとの納期の折衝、上司への報告、納期から逆算したプロセスの組み立て。
どのような会社でも一人で行う仕事はほぼありません。

仕事では必ず誰かと関わることになるんですね。

エンジニアになりたいからといって、勉強することも大事だと思いますが、仕事に就いた後でいくらでも身につけることができます。

このように今の仕事で努力したことは転職先の面接の時にも「はっきりと」伝えることができるでしょう。

がむしゃらに仕事をしているよりも、意識してこのスキルを高めていこうと努力し続けた人が市場価値が上がり、転職に有利になります。

派遣社員が転職でキャリアアップするためのポイント3つ

現在勤めている会社でのキャリアアップではなく、転職をしてキャリアアップをしたい方もいると思います。

前述のとおり、スキルを高めた状態での転職が望ましいです。

転職先の面接での質が変わるためです。

ここからは転職を機にキャリアアップをするポイントを以下3つで解説します。

転職を機にキャリアアップする方法

スキルや経験がない人

①キャリアアップに繋がる仕事を探す
②社員雇用制度のある仕事を選ぶ

スキルや経験がある人

③経験を行かせる仕事を選ぶ

それぞれ解説します。

①キャリアアップに繋がる仕事を探す

未経験でも可能なお仕事は探すと出てきます。

現在スキルや経験がない状態でキャリアアップアップすることは難しいためです。

企業はお金を支払う対価として仕事をしてもらっています。
今のスキルがない状態で、対価だけを先に貰うことは難しいと考えるべきです。

近年では退職は当たり前の世の中になってきています。

転職回数があまりにも多すぎる場合は注意が必要ですが、1、2回程度であれば、将来のための転職をしても問題ないと言えるでしょう。

実際に私も人事を担当していますが、転職歴のない人はなかなかお会いしないですね。
みなさん転職されています。

転職先の見つけ方を紹介します

  • 将来やりたいことと業務内容が一致しているか
  • 常に募集をかけている会社じゃないか
  • 基本給として給料が支払われるか

要はブラックな会社ではなく、ホワイトな会社であること。
また将来の道筋が立てられるか。

ここが見つけるポイントと言えます。

常に募集をかけている会社は「業務拡大して成長している会社」か「退職が多い会社」かのどちらかです。

ほとんどの場合は退職が多い会社にあてはまりますので、求人は常に見ておいた方がいいですね。
せっかく入社したのに退職してしまっては勿体ないですからね。

また会社によっては基本給よりもインセンティブ(成果報酬型)の場合もあります。
キャリアアップをしたいのに、生活が苦しくなったという場合は成果報酬型だったと言うこともありますからね。

②社員雇用制度のある仕事を選ぶ

社員雇用制度のある会社に入って、契約社員からやってみるのもありでしょう。

理由は以下2つです。

・正社員で就職が決まらなくても、契約社員であれば決まる可能性がある
・正社員になったあと失敗しにくい

正社員で雇用することは会社にとってはリスクが伴います。

生涯雇用し続けないといけないからですね。

日本全体が不景気のなか、その保証はありません。
だからこそ正社員からではなく、契約社員からトライアルでとしている会社もあります。

契約社員からのスタートでのメリットは下見が出来ることでしょう。

転職サイトではいい事ばかり書かれていて、内部事情のブラックな面は掲載しません。

入ってから分かることも多いんですね。

正社員雇用制度がある会社では、正社員の基準を設けていることも多く、どこまで頑張ったら社員になれるかがわかりやすいです。

③経験を行かせる派遣先を選ぶ

経験やスキルのある方はこの方法がいいでしょう。

会社があなたのスキルを欲しい!と思ったら給料を上げてでも採用をしてくれます。

また業界経験者であれば、同業他社に移ることもいいでしょう。

キャリアアップで移るためには、今までの実績やスキルを言語化していくことが必要になります。

そのために、今やるべき事を次に紹介します。

今やるべき事

今の会社でのキャリアアップ、次の転職先へのキャリアアップを考えている方は、次の2点をするといいです。

頑張ってきたプロセスを言語化できるためです。

次の転職先でキャリアアップを考えている場合やること2点
  • 目標を持って仕事をする
  • プライベートの時間を有効活用する

目標を持って仕事をする

目標を持って仕事をすることにより、仕事の向き合い方が変わります。

向き合い方が変わると、自ら改善を繰り返すでしょう。

指示された仕事をこなしていく人と、率先して挑戦してきた人。
経験の差と知識量は大きく差が開きます。

具体的には「半年後この仕事が出来るようになる」と決め、逆算して今の行動を決めていくことです。

例えば「1年後に店舗のリーダーをして、2名の部下を育成する」と目標を決めたとします。
半年後には以下の事をしておく必要があるでしょう。

・一通りの業務をできるようにする
・部下の教育方法を学ぶ
・会社からの信頼を得る

そのためには今は何をするべきか。

こうやってゴールから逆算して今の行動を考えると、行動が明確になります。

プライベートの時間を有効活用する

異業種を考えている人はプライベートの時間を削って行くことが必要になるでしょう。

会社での勤務中に勉強はしにくいものですからね。

少しブラックな発言になるかもしれませんが、時間を投資しないとスキルは上がりません。

朝早く起きて出勤時間前に勉強、休憩時間に勉強といったプライベートの時間を削って行かないと異業種でのスキルは身についていかないでしょう。
時には趣味の時間を削ることもいいでしょう。

勇気のいる行為ですし、決心しにくい気持ちになりますが、キャリアアップは簡単に手に入れられないもです。

簡単に手に入ったらキャリアアップで悩む人はいません。

行動に移せていない人が大半のため、動くことができた段階で1歩リードしていると考えるべきでしょう。

最後に

いかがでしたでしょうか。

現在派遣会社で勤務をしており、キャリアアップに悩んでいる方は多くいます。

しかしそのほとんどが行動できずに終わってしまっています。

今の仕事で目標を持ち、将来の姿を想像しながら日々の行動をしていくと必ず未来は変わると思います。

応援しています。

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