筆者である私は、12年の派遣営業経験があり、様々な人達と関わってきました。
そんな派遣営業マン同士、わかりあえることがあるのではないかと思い、派遣営業目線からの「派遣社員のあるある」をお伝えしたいと思います。
あるあるは以下の通り。7つあります。
- おなくなりになる身内が多い
- 職場見学や登録回に連絡なく遅れてくる
- 一般人よりも風邪をひきやすい
- 「時間にルーズ」なスタッフの退職率が高い
- 話が長い派遣社員が必ず1人はいる
- 第一印象がいい人こそ、入社前までに辞退になる
- バックレた際「親に連絡します」の一言で連絡つながる
お亡くなりになる身内が多い。ペットもお亡くなりになる。
派遣社員の身内は身体に不自由のある方や、入院される方が多いようです。
場合によっては同じ方が2回も亡くなる事もあります。
過去のエピソードとして「父が亡くなり、勤務できません。」とメールが来た後に音信不通になった派遣社員がいました。
数日連絡が取れなかったため、緊急連絡先に連絡したところ「父」が電話に出た衝撃は今でも忘れません。
「生きてたんですね!」と口走ってしまいました。
こういうタイプの方は、身内で一周すると、次はペットに走りがちな傾向があります。
職場見学や登録会に連絡なく遅れてくる。そして謝罪がない
結構な頻度で登録会に遅れてくる人がいます。
だいたい遅れる時間は5分から10分が多いといえるでしょう。
本来であれば、謝罪があれば、問題なく大丈夫なんですが…
困ったことに謝罪がない場合がほとんどなんです。
そして登録会に遅れた方は大抵「職場見学」では直前まで連絡繋がりません。
時間ギリギリで登場して、派遣営業の心臓を常にバクバクさせてくれるでしょう。
一般人よりも風邪をひきやすい
風邪は誰しもがひくものです。
その中でも、とても身体が弱い派遣社員が多いように思えます。
よく風邪をひく社員は決まってこのようなメールを送ってきます。
喉がいたいので、やり取りはメールでお願いします
もちろん全員が身体が弱いというわけではありませんが、
傾向として、派遣社員は風邪の菌に弱い人が多いようです。
入社日までに「遅刻」「スケジュール変更」をしたスタッフの退職率が異常に高い
少しマニアックな話かもしれません。
派遣営業の方。今までの退職の分析を是非してみてください。
突発的に退職をしている派遣社員は、入社日までに「なにか違和感のあった人」ではありませんでしたか。
その違和感は「遅刻」や「スケジュール変更」といった時間を守ることができない方が多かったのではないでしょうか。
なぜか時間にルーズな人は退職率が高い傾向にあると感じています。
話が長い派遣社員が必ず一人はいる
1人は必ずいますね。
「電話の切り方がわからない派遣社員」
こちらから電話を切らないと、ずっと話をし続ける人。
きっとこの人の携帯は電話終了のボタンが無い携帯なんだ。
そう言い聞かす営業もいることでしょう。
電話を切るために営業はありとあらゆる手段を使うでしょう
こういった営業担当の絶え間ない努力は虚しく、それでも切ってくれない方もいるでしょう。
その場合はあきらめましょう。
第一印象がいい人こそ、入社前までに辞退になる
勤務条件もよく、人柄もいい人は他社も同時に受けている傾向があります。
競合他社が引っ張りだこでその人を欲しがるんですね。
だからこそ入社前に辞退になってしまう確率が上がってしまうでしょう。
すこし厄介なのが、人選があがった状態で「とても優秀な人が来ました!」とクライアントへ報告をしていることでしょう。
その後、クライアントへ辞退の連絡をした際に「代わりの人選は?」と刺されることもあるのが痛いところです。
派遣社員がバックレて音信不通になった場合、「親に連絡します」というと一瞬で連絡つながる
これはよくあることだと思います。
定数の派遣社員の方は、バックレてしまうことがあります。
いわゆる突発的に退職される方です。
バックレる人もレベルがあります。
親に連絡しますを使えるタイプは「ブロンズバックラー以下」であれば使えるでしょう。
ちなみにバックれてしまうと派遣営業が家に来たり、緊急連絡先に連絡したりしますよ。
バックラーのレベル解説
伝説の存在である。転売目的に売り場のものを盗んだり、お金を強奪してから消える最強のバックラー。
場合により、そのまま捕まってしまうため、バックラー類の中でも異端児の愛称を持つといわれている。
勤務中に消えてしまうバックラーをいう。
数時間の勤務中に、突如姿を消してしまうのである。
それはまさに神隠しのように、いなくなったことがわからない程、見事な消え方である。
バックラー界の中でも、レベルが高い属性と言えるでしょう。
入社初日に消えてしまうバックラーをいう。
バックラー界では「かしこいバックラー」という愛称があり、入社初日の8時間で様々な判断をするのである。
その判断力はまさにバックラー界の諸葛亮といえるでしょう。
まだまだバックラーなりたてである。
入社して1週間〜2週間で消えてしまうバックラーをいう。
バックラー界のピラミッド構造では底辺に位置する。
消える際の「申し訳なさ」を感じてしまうために、電話が来たら出てしまうのである。
ドラクエでいうところのスライムといったところ。
経験を重ねて大きく成長することでしょう。
派遣社員目線からみた、派遣営業あるあるは多く目にしたことがありましたが、
今回は逆パターンの派遣営業からみた派遣社員あるあるをお話致しました。
日々の仕事の参考にしてもらえると幸いです。