接客業はメンタルやられる?誰もやってない5つの対処法を伝授

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  • 接客業でメンタルがやられる原因ってなに?
  • メンタルやられた時の対処法を知りたい
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私自身、接客販売業を3年し、その後スーパーバイザーを経て現在は派遣営業をしています。

「接客業でメンタルがやられそう…」唐突にそんなことを思ったりしますよね。

笑顔を強いられる毎日、理不尽な要求、休日も十分に取れない環境。上司もポンコツ。

私自身もメンタル崩壊しそうになりましたし、現在派遣営業として、接客業に従事している方々を担当しています。

多くの人が同じ悩みを抱えているんですよ。

よく、ストレスはプライベートで発散しましょう!といわれますが、発散できましたか?ほとんどの方はストレスを溜め込んだままになり、仕事の日になると「仕事に行きたくない」となるはずです。

本記事では、接客業でメンタルがやられる原因と、誰も教えてくれない5つの対処法を紹介します。

さらに、転職の可能性についても触れていきますね。

〜 Contents 〜

接客業でメンタルがやられる7つの原因

接客業でメンタルがやられる原因について、以下の項目で詳しく解説していきます。

  • 人員足りなさ過ぎて疲れる
  • お客様にヘコヘコすること疲れた
  • 上司からの理不尽な欲求が過ぎる
  • 急遽シフトに入ることがある
  • 土日の仕事に疲れた
  • 給料と釣り合わない
  • 繁忙期と閑散期の極端な差による不安定さ

人員足りなさ過ぎて疲れる

接客業で人員不足が深刻な問題となっているのです。厚生労働省の調査によると、宿泊業・飲食サービス業の有効求人倍率は2023年5月時点で3.09倍。

有効求人倍率とは?タップして開く
有効求人倍率考え方

全産業平均の1.31倍を大きく上回っています。つまり、求人を出しても人が集まらない状況が続いているのです。

結果として、一人当たりの仕事量が増え、休憩時間も十分に取れません。身体的な疲労だけでなく、精神的なストレスも蓄積されやすくなります。

企業側も人材確保に努めているでしょう。しかし、人手不足が慢性化している現状では、即座に解決することは難しいのが現実です。

お客様にヘコヘコすること疲れた

「お客様は神様」という言葉に象徴されるように、常にお客様を立てる姿勢が求められますよね。

会社の掲げる「顧客満足度向上」を高めることが、リピーターの獲得や口コミによる新規顧客の獲得につながるからです。

しかし、この「ヘコヘコ」する姿勢が、メンタルを蝕んでいくのです。例えるなら、舞台の上で常に笑顔を保ち続けなければならない役者のようなものです。

自分の感情を抑え込んで接客を続けることによるストレスが、徐々に蓄積されていきます。

もちろん、顧客サービスの質を保つことは重要です。しかし、精神的健康を犠牲にしてまで行うべきではありません。

上司からの理不尽な欲求が過ぎる

無理な売上目標の設定や、個人的な都合を無視したシフト変更の強要などが、理不尽な要求がいい例ですね。

常に緊張状態に置かれ、自己肯定感が低下していきます。

ぱぱだんご

目標をクリアしても、新たに目標を設定しなおされる謎システム

もちろん、全ての上司がこのような要求をするわけではありません。

しかし、一部の理不尽な上司の存在が、職場全体の雰囲気を悪化させメンタルがやられる結果になるのです。

急遽シフトに入ることがある

接客業ではとくに多いですよね。欠勤代替え。

実際に宿泊業・飲食サービス業では約40%の事業所が「労働時間の管理が難しい」と回答しているんですよ。

同僚の急な病欠や、予想外の来客増加により、休日だった従業員に出勤を要請することがあります。

プライベートな予定を狂わせ、ワークライフバランスを崩す原因となります。

ぱぱだんご

上司も、連絡するときに「お休みのところごめんね。」と配慮があればいいんですが、ないことがほとんどですからね。

土日の仕事に疲れた

土日の仕事は避けて通れない現実です。

レストランやホテル、小売店などでは、土日は最も忙しい時期となります。お客様の数が増えるだけでなく、イベントや特別なサービスが用意されることも多く、負担は平日以上に大きくなります。

休憩すら入れなくなることだってありますからね。

ふと、「あ、友達は今日休んでるんだよな」とか頭をよぎって、やるせなさからメンタルが崩れていったりします。

身体的な疲労だけでなく、精神的なストレスも蓄積されやすくなります。プライベートな時間が確保できず、友人や家族との交流が減少し、社会的な孤立感を感じる人も多いものです。

もちろん、企業側も週末勤務に対する手当てや代休の付与など、様々な対策を講じている企業もあります。でもお金では買えないものがそこにあるんですよ。

給料と釣り合わない

長時間労働や休日出勤、感情労働などの負担が大きいにもかかわらず、最低賃金レベルの時給で働かされているケースもありますよね。

なんでこんなに頑張ってるのに」とだんだんやるせなさと、行き場のない仕事への不満が蓄積されやすくなります。

企業側も利益率の低さや競争の激しさなど、様々な経営上の課題を抱えています。しかし、従業員の待遇改善なくして、長期的な企業の成長は望めません。

繁忙期と閑散期の極端な差による不安定さ

繁忙期と閑散期の極端な差が激しすぎることもメンタルがやられるひとつとなるでしょう。

極端な例で見ると、観光庁の宿泊旅行統計調査によると、ゴールデンウィークやお盆、年末年始などの繁忙期は、通常期と比べて宿泊者数が2倍以上に増加することがあります。

また飲食店でも、時間帯によって混雑は大きく変わるはずです。

繁忙期には長時間労働や休日出勤が当たり前となり、身体的・精神的な疲労が蓄積されます。一方、閑散期には仕事量が減少し、アルバイトやパート従業員のシフトが減らされるなど、収入面での不安定さが生じます。

接客業でメンタルがやられたときの5つの対処法

接客業でメンタルがやられたときの対処法は5つあります。

  • ストレスに飛び込んでみる
  • 仕事を本気でやらない
  • お客さんをおちょくるスキルを身につける
  • 上司の指示を一回で聞き入れない
  • 愚痴を一切言わない

ストレスに飛び込んでみる

接客業のストレスと向き合う効果的な方法があります。それは、ストレスに積極的に飛び込んでみることです。日本ストレス学会の調査によると、「積極的に問題に取り組む」人は、ストレス耐性が高い傾向にあるそうです。

例えば、苦手な客層との対応を避けるのではなく、あえて担当してみましょう。最初は緊張するかもしれません。でも、経験を重ねることで自信がつき、ストレスに強くなっていきます。

思っていたほど怖くないことに気づいたり、新たな対処法を見つけたりできるのです。

もちろん、いきなり大きなストレスに飛び込むのは危険です。小さなストレスから少しずつ挑戦していくことが大切です。

ストレスに対して積極的に行動することで、メンタル面での成長が期待できます。自分の力を信じて、一歩踏み出してみませんか。

仕事を本気でやらない

意外かもしれませんが、接客業でメンタルを守るには「仕事を本気でやらない」ことが効果的です。厚生労働省の調査によると、仕事のストレス要因として「責任の重さ」を挙げる人が約40%もいるのです。

つまり、仕事に真剣すぎることが、かえってメンタルを疲弊させる原因になっているのです。具体的には、休憩時間を確実に取る、残業を極力避ける、完璧を求めすぎないなど、ある程度の「手抜き」を意識的に行うことをおすすめします。

このような姿勢は、長期的に見ればバーンアウトを防ぎ、持続可能な働き方につながります。

もちろん、仕事を全くやらないわけにはいきません。大切なのは、適度な距離感を保ちながら仕事に取り組むことです。

自分にとって重要な仕事とそうでない仕事を見極め、優先順位をつけましょう。「ほどほど」に仕事をすることで、メンタルヘルスを維持しつつ、長期的なパフォーマンスを保つことができるのです。

お客さんをおちょくるスキルを身につける

接客業でメンタルを守るユニークな方法があります。それは「お客さんをおちょくるスキル」を身につけることです。心理学者のロバート・チャルディーニ氏の研究によると、ユーモアを交えたコミュニケーションは、緊張状態を和らげ、相手の態度を軟化させる効果があるそうです。

例えば、理不尽な要求をしてくるお客様に対して、「そうですね、私もそう思います。でも、もしそうしたら、他のお客様にも同じことをしなければならなくなって…」と、相手の立場に立ったふりをしつつ、巧みに断る方法があります。

このような対応は、お客様の怒りを和らげつつ、自分自身のストレスも軽減できる一石二鳥の方法です。

もちろん、度を超えたおちょくりは逆効果です。あくまでもクレームにならない程度に、そして相手の気分を害さない範囲で行うことが重要です。

日頃から同僚とロールプレイングを行うなど、適切な「おちょくり」のスキルを磨きましょう。このスキルを身につけることで、困難な状況を乗り越える力を養い、メンタルヘルスを維持することができるのです。

上司の指示を一回で聞き入れない

接客業でメンタルを守る重要な方法の一つに、「上司の指示を一回で聞き入れない」ことがあります。労働政策研究・研修機構の調査によると、職場でのストレス要因として「上司とのコミュニケーション」を挙げる人が約30%もいるのです。

上司から指示が来たら、「その仕事をする目的と背景」を確認してみましょう。例えば、「その仕事をする目的ってなんですか?」と聞けるくらいになると最高です。このような質問をすることで、仕事の意義を理解し、モチベーションを高めることができます。

また、上司も部下が仕事を理解しようとする姿勢を評価し、次第にあなたを見下すこともなくなってきます。

もちろん、「そんなことしたら職場での風当たりが…」と思われるかもしれません。しかし、そもそもそんな環境下で仕事を続けられますか?

大切なのは、自分の意見を適切に伝え、上司とのコミュニケーションを改善することです。質問する際は礼儀正しく、建設的な態度で行うことを心がけましょう。

愚痴を一切言わない

接客業でメンタルを守る意外な方法として、「愚痴を一切言わない」ことがあります。心理学者のジェームズ・ペニベーカー博士の研究によると、ネガティブな出来事について繰り返し話すことは、ストレスや不安を増大させる可能性があるそうです。

愚痴を言うと、「あ!そういえばあのときも!」といったように、連鎖的に嫌な思い出がよみがえってきます。例えば、「今日のお客様は本当に理不尽だった」と愚痴を言うと、過去の似たような経験を思い出し、さらにストレスが増幅されてしまいます。

また、愚痴を言っていたら、結果自分に戻ってきます。周囲の人々もネガティブな雰囲気に影響され、職場全体の雰囲気が悪くなる可能性があります。

もちろん、愚痴を言いたくなる気持ちはわかります。しかし、愚痴を言うなら、本人へ直接言った方がいいです。建設的な対話を通じて問題解決を図ることで、ストレスの根本的な原因に対処できる可能性があります。

愚痴を言う代わりに、ポジティブな側面に目を向けたり、問題解決のための具体的な行動を取ったりすることが重要です。愚痴を言わないことで、ネガティブな感情の連鎖を断ち切り、より前向きな心理状態を維持することができるのです。

接客業はメンタルがやられる前が大事

接客業はメンタルがやられる前が大事です。以下の点について詳しく解説していきます。

  • メンタルやられたら行動できないから
  • メンタルがやられる前兆

メンタルやられたら行動できないから

メンタルがやられると、行動力が著しく低下してしまいます。厚生労働省の調査によると、メンタルヘルス不調による休職者の約70%が「何もする気が起きない」と回答しています。つまり、自分を助けるための行動さえ取れなくなってしまうのです。

メンタルが絶好調の時と絶不調の時の自分自身の行動量を見比べてみてください。だるいとき一日中家でゴロゴロしていたりしませんか?これは、メンタルの状態が行動量に直結している証拠です。

その一方で、メンタルが健康な状態であれば、困難な状況でも前向きに行動することができます。

もちろん、メンタルがやられてしまった後でも回復は可能です。しかし、予防的なアプローチの方が効果的であり、回復にかかる時間も短くて済みます。

そのため、メンタルがやられる前に転職活動をしていってもいいと思います。転職するなら派遣がオススメです。サポートしてくれるし、給料も高いからです。人材派遣大手のパーソルテンプスタッフの調査によると、派遣社員の約60%が「働き方の自由度が高い」と回答しています。

メンタルがやられる前に行動を起こすことが、接客業で長く健康に働くためのカギとなるのです。

メンタルがやられる前兆

メンタルがやられる前には、いくつかの前兆が現れます。厚生労働省の「労働者の心の健康の保持増進のための指針」によると、メンタルヘルス不調の早期発見・早期対応が重要とされています。

まず、笑顔がなくなってきたことに注目してみましょう。普段は明るく接客していた従業員が、急に無表情になったり、お客様への対応が機械的になったりする場合があります。これは、仕事への意欲や喜びが失われつつある兆候かもしれません。

次に、朝起きた時に真っ先に思い浮かぶのが「仕事の嫌なこと」という状況も要注意です。毎朝「今日も嫌な上司に会わなければならない」「またクレーム対応で疲れそう」といった否定的な思考が浮かぶようになったら、メンタルヘルスの悪化が進んでいる可能性があります。

さらに、生活リズムが乱れてきたことも重要な前兆です。夜眠れなくなったり、食欲が減退したり、休日でも仕事のことが頭から離れなくなったりする場合があります。

もちろん、これらの症状が一時的に現れただけで、すぐにメンタルヘルスの不調に陥るわけではありません。しかし、これらの前兆が続く場合は要注意です。早めに対策を講じることが大切です。

日本産業カウンセラー協会の調査によると、メンタルヘルス不調の早期発見・早期対応により、約80%の場合で症状の改善が見られたそうです。自分や周囲の変化に敏感になり、必要に応じて休養を取ったり、専門家に相談したりすることで、メンタルヘルスの悪化を防ぐことができるでしょう。

接客業でメンタルがやられるに関連するよくある質問

接客業を辞めた人って何をしているの?

接客業を辞めた人の多くは、事務職に転職しています。転職サイト「doda」の調査によると、接客業からの転職先として「一般事務・営業事務」が上位を占めています。

一般事務では書類作成やデータ入力、電話対応などの業務を行います。接客業で身につけたコミュニケーション能力や臨機応変な対応力が活かせるのです。

厚生労働省の調査では、事務職の平均年収は約420万円。接客業の平均年収約300万円を大きく上回ります。

オススメは派遣会社のランスタッドです。世界39か国で事業展開する大手人材サービス会社で、特に事務職の求人が豊富です。

その一方で、プログラマーやWebデザイナーなどのIT系職種、営業職、製造業に転職する人もいます。自分のスキルや興味に合わせて、新たなキャリアを築いていくことが可能なのです。

接客業は頭がおかしくなる?

接客業はストレスが蓄積しやすい職種です。厚生労働省の「労働者健康状況調査」によると、接客・販売職の約60%が「仕事でストレスを感じている」と回答しています。

理不尽な要求をするお客様への対応や、長時間労働、不規則な勤務体系などがストレス要因となっています。例えるなら、舞台の上で常に笑顔を保ち続けなければならない役者のようなものです。

あなたの上司を見てみてください。それが答えです。上司の様子を観察することで、長年接客業に従事することでどのような影響が出るかを推測できるかもしれません。

もちろん、ストレス耐性が高まり、コミュニケーション能力が向上する人もいます。大切なのは、自分自身のメンタルヘルスケアを怠らないことです。

定期的に休暇を取ったり、趣味の時間を持つなど、ストレス解消法を見つけることが重要です。接客業が「頭がおかしくなる」わけではありませんが、ストレスマネジメントが特に重要な職種だといえるでしょう。

接客業で給料を上げたいんだけどどうすればいい?

接客業で給料を上げる最も効果的な方法は、転職です。接客・販売職の平均年収は約300万円で、全産業平均の約430万円を大きく下回っています。

複数の企業から内定をもらい、その中で最も条件の良い企業を選ぶことで、より高い給与を獲得できる可能性があります。いろいろと面接しておいて、いい条件が出てきたら転職してみるのもいいかもしれません。

現在の職場で給与アップを目指すなら、接客スキルを向上させて売上に貢献したり、マネジメント能力を身につけて昇進を目指したりすることです。

また、販売士やサービス接遇検定などの資格を取得することで、自身の市場価値を高められます。転職を視野に入れつつ、自身のスキルアップしていくといいですね。

【まとめ】接客業はメンタルやられるのがデフォルト

↓メンタルがやられるときの↓

原因対処法予防策
人員不足ストレスに向き合うメンタル悪化の前兆を察知
過度な顧客対応仕事に適度な距離を置く早めの転職活動
理不尽な要求巧みな対応スキルを磨く派遣など新しい働き方を検討
シフトの不安定さ上司とのコミュニケーション改善
給与の不満愚痴を控える

接客業でメンタルがやられる原因は多岐にわたりますが、適切な対処法と予防策を知ることで、状況を改善できる可能性があります。

ストレスに向き合い、適度に仕事と距離を置くことが重要です。

また、顧客対応スキルを磨き、上司とのコミュニケーションを改善することで、職場環境を良くすることができます。

愚痴を控えることも、自身のメンタルヘルスに良い影響を与えます。

しかし、最も大切なのは、メンタルがやられる前に行動を起こすことです。

笑顔が減った、仕事のことで朝から憂鬱になるなど、前兆に気づいたら早めに対策を講じましょう。

必要であれば、派遣など新しい働き方を検討することも選択肢の一つです。

自分自身のメンタルヘルスを大切にし、より良い職場環境を目指して行動することが、接客業で長く健康に働くコツです。

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