「折り返しますとメール来たのに、営業担当から全然折り返しこない!」
「依頼したことを全然やってくれない」
「営業担当を変えたいけどどうすればいいんだ」
現在派遣会社で勤務している方のほとんどが抱える悩みなのではないでしょうか。
いざ担当変更まで踏み切るのは少し気が引けるかもしれませんが、あまりにも営業担当が何もしてくれない場合は担当変更を検討してみる価値はあるかもしれません。
今回の記事では前半で担当変更のやり方について、
後半では担当変更を実際に申し出る時の注意点を解説します。
担当変更を申し出された会社が、その営業担当に対して何をしているのか【裏話】もお話しますね。
- 営業担当変更する方法
- 営業担当変更を申し出て、変わらなかった時の対処法
- 申し出たあなたの評価を下げない方法
派遣営業からほったらかしにされることも多くあるでしょう。
ほったらかしにされていると感じる場合、以下の記事も参考にしてもらえるといいですね。
派遣会社の営業担当変更は可能か?
営業担当変更は可能です。
少しさみしい理由かもしれませんが、あなたが派遣社員として会社を続けてもらうことで会社に利益が入るからです。
しかし、営業担当変更の理由は「なんとなく合わないから」「気に入らないから」と根拠の無い理由だった場合は却下されるでしょう。
例えば、依頼をお願いしているのに後回しにされることが多数あるなど、具体的な数字を用いながら伝えることによって担当変更することができます。
別のパターンとして、派遣先企業によって営業担当がついているパターンがあります。このパターンでも担当変更は可能です。
派遣先とのやり取りは営業担当に任せて、あなたとのやりとりは別の担当がすればいいのです。
会社によってはこの方法を認めていない場合もあるため、その場合は派遣会社を変えることも1つかもしれません。
派遣会社の営業担当変更するにはどうすればいいの?
担当変更を申し出る場合、まずは以下2パターンで動くのが無難です。
それぞれ詳細をお伝えします。
営業本人に言う
まずは本人に伝えてみましょう。
営業本人へ認識を持ってもらう事が目的となります。
具体的には、営業担当へ「◯◯なので担当を変えてほしいです」と伝えるだけで構いません。そのままだと電話が来てしまいますので、「やり取りは電話ではなくメールでお願いします」と伝えればOKですね。
その後、営業担当は上司へ報告をし、動き始めます。
万が一それでも何も変わらない場合は次のステップに進みましょう。
派遣元の苦情申し出先か派遣元責任者へ連絡
雇用契約書に記載されている担当へ連絡してみましょう。
間違えないようにしないといけないのが、派遣先には連絡しないようにしてくださいね。あくまでも派遣元会社への連絡です。
営業担当にどうしても伝えにくい場合や、伝えたけど変わらない。この場合に有効な手段になります。
大抵の場合、契約書に変えてある連絡先は営業担当の上司の連絡先になります。仮に、連絡先が全て一緒の場合は派遣法違法となりますので指摘してあげてくださいね。
もし契約書に記載されている連絡先が全て一緒の場合は、派遣会社の本社へかけても専属部署に繋いでくれますので、それもありです。
派遣会社の営業担当変更の理由BEST3
ここからは派遣会社の営業担当を変更したいと思う理由Best3を紹介していきます!
担当変更したいと思うランキング
1位:人として合わない
2位:依頼したことをしてくれない
3位:連絡がつかない
どれもが、「あるある」の内容なのではないでしょうか。
1位:人として合わない
なんとなく波長が合わない感じです。
人間誰しも合う合わないはあります。
この「なんとなく」の正体はなんなのでしょうか?
- 会話のキャッチボールが成り立たない
- 求めている回答をしてくれない
- テンションが合わない
- 感じ取ってほしい感情を汲み取ってくれない
- デリカリーがない
などさまざまな要素から成り立ちます。
そのため一概にこれだ!とは言えませんが、合わないものは合わないです。無理やり合わせる必要もありません。
第六感がそう言っているのであれば、それはある意味正しいかもしれません。
2位:依頼したことをしてくれない
依頼してくれないことをやってくれない営業。多いのでは無いでしょうか。
まだ遅延してもいいような依頼ならまだしも、生活に支障が出るような依頼すらもやってくれない営業をしています。
営業は数十名のスタッフを担当していますが、依頼してくれないのは話が変わりますよね。
私自身も営業を長く行っていますが、依頼が出来ないほど忙しい時は年に数える程度です。そもそも優先順位の付け方が営業によって変わるからかもしれませんね。
第2位は依頼したことをしてくれないことです。
3位:連絡つかない
こちらも同様に多くの派遣社員が抱えている不満の1つではないでしょうか。
営業担当へ連絡しているのに折り返しが全く来ない。
緊急とメールしているのに、一向にメールも返してくれない。
そんなに営業は忙しいのだろうか?
例えば、通勤時に渋滞に巻き込まれた際の連絡や、業務中トラブルが合った場合の連絡など、派遣会社の営業にかける電話のほとんどは緊急だと思います。
その緊急連絡にも関わらず電話に出ない営業は非常に多いのです。
第三位が連絡がつかないでした。
営業担当変更を伝える際の参考例2つ
それでは具体的に担当変更を変更する場合h、どのように伝えていくのが良いのでしょうか・
ここでは2つのパターンで簡単に紹介します。
例1.依頼したことをしてくれない場合
依頼したことをしてくれないため担当変更を依頼します。
同じ事象が既に5回も続いています。全てメールでやり取りが残っていますが、どれも返事のみで実際に対応をしてくれたことはありませんでした。
今回の件で、流石に我慢の限界になりましたし、更に依頼をして頂けない事によって、仕事にも影響が出ています。
今の職場には長く勤めたいと思っていますが、〇〇さんが担当の場合は今後継続出来ないため、担当変更を要望します。
もしこの内容も取り合って頂けないようであれば、本社への連絡もさせて頂きます。
本件の今後のやり取りについてはメールにてお願いします。
例2.給料の相違やミスが多い場合
給料の振り込みミスはこれで3回目です。
仕事上でのミスであれば目をつぶっていましたが、お金のトラブルをここまでされてしまう場合、もう信頼できません。
2回目のミスをした際、「今後絶対にミスをしない」と言っていましたが、それも嘘だったのでしょうか。私は今の会社で頑張って行きたいと思っていますが、〇〇さんの元では働きたくありません。
担当変更して貰えない限り、本部の相談窓口へ連絡をさせていただきます。
よろしくお願いします。
いかがでしょうか。
こういったメールを送付された営業担当は、一瞬頭が真っ白になってしまうかもしれませんね。
少し言い方がきつく捉えられるかもしれませんが、担当変更の際は「謙った言い方」「物腰低い言い方」はNGです。堂々とした物言いで、はっきりと伝える事がコツです。
担当が変わらないことはあるの?
残念ながら担当が変わらない場合もあります。
主に2パターンありますので、それぞれ解説します。
✔営業担当ひとりで運営している場合
✔担当変更の理由が曖昧な場合
営業担当ひとりで運営している場合
仮に変更を希望した場合でも、次の営業担当がいないため無意味になってしまいます。
会社の規模によって変わりますが、地方に行くほどひとりで運営している拠点が多くなる傾向があります。その場合、担当変更したいが、変わる人がいない状態となります。
流石に、別地区の営業担当を付ける訳にも行かないですからね。
状況によっては会社の本部担当が営業担当として付くこともありますが、かなり稀です。
営業担当がひとりで運営している場合は諦めましょう。
担当変更の理由が曖昧な場合
担当変更の理由が曖昧、もしくは不十分の場合は担当変更になりません。
改善の余地ありとみなされた場合は担当はそのままになるでしょう。
例えば以下のような理由では担当変更になりません。
- 電話に出るのがいつも遅いから
- 具体的に電話した何時間後に折り返しがあるのか、それによりどういった影響があったのか伝えましょう。
- 人として合わないから
- こちらも具体性に欠けます。人として合わないからどういう問題が出ているのか提示しましょう。
担当変わってもダメだったら?
担当が変わったとしても、同じようなことが起きる可能性もあります。
その場合は以下3つの方法で行動してみると良いでしょう。
・改善要望を本社へ伝える
・派遣先企業に伝えて派遣会社を変更する
・退職する
それぞれ解説します。
改善要望を本社へ伝える
本社にスタッフサポートダイヤルなものがある場合、そこに連絡してみましょう。
営業担当は無限に存在する訳ではありません。さらに当たり外れがあるのも事実です。
ハズレが連続で当たってしまう可能性もあるでしょう。
しかし、営業担当の変更を次々出していたら、あなたが疑われてしまいます。
その場合は担当変更ではなく、改善要望を提出すべきです。
改善要望はその名の通りで、改善して欲しいポイントを提示することです。
これで多くの担当は一時的には変化が見られるでしょう。
例えば連絡が繋がりにくかったり、依頼したことをやってくれない、このような問題の場合は「改善要望」を本社へ伝えることで改善が見られる可能性があります。
派遣先企業に伝えて派遣会社変更
派遣先企業へ相談するのも効果的です。
それは、同じ派遣先で別の派遣会社を紹介してくれる可能性があるからです。違法性もないため問題ありません。
しかし、この場合は派遣先企業から一定の評価を貰っておくことが前提となります。
評価が無いままに相談してしまうと、相手にされないことがあるからです。
その場合は別の派遣会社へ登録しに行くことがいいでしょう。
退職する
最終手段で退職することもありです。
派遣会社はあなたを退職させたくありません。売上利益が下がるからです。
もちろん退職の理由は営業担当と合わないということを伝えましょう。
あなたから退職の申し出を受けた派遣会社がとる方法は3つです。
・営業担当が改心する
・担当変更する
・退職受理
伝える際の状況により異なりますが、場合によっては退職を申し出て、強制的に会社に動いてもらうことも方法の1つでしょう。
担当変更Q&A
担当変更に関する3つの多い質問にお答えします。
質問は以下の通りです。
- 担当変更と伝えたら評価が下がりますか?
- 伝えるのはメールでもいいですか?
- 担当変更するに値する理由がありません。でも担当変更したい
【裏話】担当変更と言われた時、会社がその営業担当に対してどういう対応してるか知りたいですか?
担当変更と伝えられた後の営業担当に降りかかることは以下のとおりです。
会社によって対応が異なりますが、概ねこのあたりでしょう。
まず担当変更と言われた段階で、営業担当に事実かどうかを上司が確認します。
事実だった場合は「原因と対策」の顛末書を出させる会社もあります。
顛末書には必ず、今後の対策を明記するため、対策通りに行動をしているのかを上司から監視されることになります。また会社からの評価ももちろん下がります。場合によっては給料やボーナスに影響が出ることも考えられます。
このように営業担当が変更された場合は、その営業は会社から叱られるだけではなく、行動すらも監視されるようになるのです。
そんな私も、担当変更を言われた事もありますし、派遣社員から担当変更してほしいという相談もたまーにあります。
まとめ
今回は営業担当変更について解説しました。
営業担当変更は理由によって可能な場合が多いです。万が一営業担当が変わらなかったとしても、あなたが勇気を出して伝えた内容は、改善という形で跳ね返ってくることでしょう。
今回の要点をまとめます。
- 営業担当は変更することができる
- 変更する際は「具体例」「事実」が必要になる
- メールで伝えてもOK
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。