- こんな悩みを解決
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派遣で勤務するにあたり、顔合わせは避けては通れません。
一般的には落ちないと言われている顔合わせですが、実際のところ40%の方が不採用になります。そして、結果は翌日までにわかります。
中には、落ちてばかりで「自分はもうだめかも」と思われる方もいるでしょう。落ちてしまっては時間の無駄に感じますし、精神的にも嫌なものですね。
よく、顔合わせで不採用の理由を「スキル不足」と勘違いされる方もいますが、「安心感」を相手に与えられなかったことが原因です。
本記事は、私が経験してきた集大成として、「派遣の顔合わせでの不採用のサイン」を解説するとともに、落ちてばかりの人や、顔合わせがどうも上手くいかない人に対してコツを徹底解説します。
おすすめの派遣会社です。万が一に備えて応募しておくといいですよ。
派遣の顔合わせで不採用になる12のサイン
多すぎるため、全てを覚える必要はありません。ここからは、不採用のサインを以下のカテゴリにまとめて解説します。
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不採用のサインの中でも、まだまだ挽回できるものもありますので、本記事を見た後に是非ともやってみましょう!
【不採用度:★★★★★】かなり高い確率で不採用になるサイン
顔合わせでほぼ確実に不採用になってしまうサインは次の通りです。
早速中身を見てみましょう。
①:顔合わせ後に次の仕事を紹介された
顔合わせ後に次の紹介があった場合、派遣営業は「落ちたことを知っていて、それをあなたに隠している」ことがあります。
落ちたことを伝えることで、あなたが辞退になってしまうと派遣営業が思ってしまうからですね。
派遣営業としては、次の仕事の提案の準備をしたうえで連絡したいのです。だからこそ、連絡が遅くなったりしています。
- 顔合わせ結果が長引いていて、今のうちに別の仕事も同時進行で進めておきませんか?
②:担当者が全く質問してこなく、興味がない
- 担当者が面接に慣れていない
- あなたに興味がない
担当者が面接に慣れていない場合はぎこちなさがあるため、派遣営業担当は把握できます。
問題なのは、「あなたに興味がない」ことから質問がされない場合です。
最初の挨拶での印象が良ければある程度緩和することができますが、諦めた方がいいですね。
全く質問されなかった場合は次の2つをしてみてください
- やる気を見せる発言をする
- 顔合わせ終了後、営業担当の手腕に賭ける
担当者が全く質問をしてこない場合は、けっこう焦りますが、やる気のある発言で乗り越えましょう。
質問が全く思い浮かばない場合は?(タップして開く)
質問がなかった場合は、こちらから質問をしようとしても、まず思い浮かびません。
質問が思い浮かばない場合はこのように乗り越えましょう。ももこさんお願いします。
業務内容等、派遣担当の〇〇さんから聞いております。勤務までに〇〇を勉強していく予定です。採用頂けますと幸いです。
③:顔合わせ前に派遣営業から落ちた時の話を必要以上にされる
仕事紹介の時に落ちたときの話をされるのは普通なので大丈夫です。
しかし、顔合わせ直前や顔合わせ日程が決まった後に話をされると非常に危険。
- 派遣先企業へあなたを提案をしたとき、微妙な反応をされた
- 派遣先企業の反応が、とりあえず会うだけ会ってみましょうか。と何とも言えない状態
- 合格確率が低すぎる派遣先のため同時進行で進めたがっている
職場見学を行う前の段階で合格するかしないかは予測がつきます。営業担当ならなおさら気づくことでしょう。
職場見学後、次のような発言が派遣営業から出てきた場合は危険信号だと思ってください。
- 万が一今回の顔合わせがダメだった場合、〇〇の仕事はどうですか?
- 今回の仕事が難しかった場合に備えて、〇〇の仕事はいかがでしょうか?
④:担当者が首を傾げることが多い
顔合わせ中に派遣先の担当者が首をかしげていることは察知できると思います。
- 質問に対しての答え方が微妙
- 会社と合わないと感じている
- 微妙なそぶりから、察知してほしいと思ってる
人が首をかしげるときは大抵納得していないとき。特に意識してみてほしいのが、質問に対して答えているときに首をかしげていないかを見てみましょう。
トータルで3回以上首をかしげていた場合は、ご縁がなかったと思い次へ進みましょう。
ここまでは、ほぼ確定の不採用のサインを解説しました。ここまでをまとめると、
- ①:顔合わせ後に次の仕事を紹介された
- ②:担当者が全く質問してこなく、興味がない
- ③:顔合わせ前にも関わらず派遣営業から落ちた時の話をされる
- ④:担当者が首を傾げることが多い
このサインが出てきた場合は、本記事で解説している「不採用のサインがあった際に今すぐ取るべき行動」を実践していきましょう。
【不採用度:★★★☆☆】まだ挽回できるサイン
以下のサインが出てきた場合でも、まだまだ挽回のチャンスはあります。
このサインがあった場合は、顔合わせ後の行動によって挽回可能です。まずは内容を見てみましょう。
⑤:顔合わせの結果が翌日までに来ない
顔合わせは通常翌日までに結果がでます。もちろん派遣先企業の稟議に時間がかかるなどの例外はありますが、その場合でも派遣営業には合否は伝わっているはずです。
なんでわかっているのに連絡が来ないの?
それは派遣会社があなたへの連絡を躊躇しているためです
派遣営業から連絡がこない理由
- 不合格と伝えることで他社に行ってしまうことを恐れている
- 他の派遣先を探していて、時間がかかってる
- 申し訳なさを感じて連絡を後回しにしている
派遣会社の財産は人です。そのため不合格を伝えることで他の会社に逃げてしまうことを恐れているんですね。だからこそ、次の派遣先をセットで伝えることも多いんですよ。
⑥:予定よりも早く終わった
顔合わせは通常15分~30分で終わります。しかし中には10分も経たずに終わってしまうこともあります。
「もしかして落ちたかも…」と思う瞬間ですね。
早く終わる場合は次の理由があります。
- 担当者が顔合わせに慣れていなくて質問が思い浮かばない
- 初めから採用が決まってる(コールセンターや官公庁の仕事に多い)
- 興味なし
頑張って時間を伸ばそうとしても悪化する一方ですので、その場は諦めて派遣営業の力量に委ねましょう。
後々挽回できるチャンスはちゃんとありますので大丈夫です。
⑦:担当者が会話に集中していない
あなたのことを理解しようとしないため、不採用になる確率が高まります。
- キョロキョロしている
- 何か作業しながら顔合わせをしている
- 周りの人に指示を出す素振りがある
この素振りは顔合わせの後半に現れます。
今ではWEBでの顔合わせが主流です。となると、ながら作業ができるわけです。
自分自身に置き換えて考えてみると、
Webで研修や会議をしている時、スマホとか触っていませんか?
その際の内容の理解度はあまりないですね。
それと同じで、担当者も集中していないため、聞きそびれた内容やいいことが漏れてしまっていることもあるのです。
第一印象でダメだと思われた背景が隠れています。
⑧:会話のテンポが悪い
なんとなく、会話のテンポが悪い、歯切れが悪い感覚があります。
苦手な友人と話しをしているような感覚に近いです。
- 変な間がある
- 担当者が「ん?」と反応する
- 「そうではなくて」と言われる
- 担当者が全く首を縦に振らない
- こちらが回答に困って考えている際に一切フォローしてくれない
この反応になる原因は主に3つ考えられます。
- 担当者の性格
- 求めているスキルとあまりにも相違があった
- コミュニケーションを円滑に進められなさそうと思われた
①と②はどうしようもできません。
あなたでコントロールできることは③のコミュニケーションを円滑に進められそうと思ってもらうことです。
このテンポが悪いというのは、第六感で感じることもあるでしょう。
精神論の対策になりますが、効果的な対策は「無理してでも相手を一旦好きになってみる」ことです。
ここまで、少し曖昧だが不採用になりそうなサインを解説しました。まとめます。
- ⑤:顔合わせの結果が翌日までに来ない
- ⑥:予定よりも早く終わった
- ⑦:担当者が会話に集中していない
- ⑧:会話のテンポが悪い
上記4つにあるサインだった場合、まだ挽回可能です。
本記事で解説する【顔合わせで不採用のサインがあった場合でも挽回できる方法】を実践して、採用を勝ち取っていきましょう。
【不採用度:★☆☆☆☆】まだまだいけるサイン
以下のサインがあっても、まだくじけてはいけません。ある意味派遣の顔合わせの場では当たり前のように出てきます。
⑨:担当者がネガティブな発言ばかり
ネガティブな発言しかしない担当者がいますが性格です。
入社前とあとのギャップを埋めて、早期退職にならないようにしているんですね。
担当者は入社と同じ数の退職を経験しています。ほとんどが半年以内の早期退職なのです。対策をしない会社はありませんね。
⑩:ご縁があればの連呼
大手の派遣先の顔合わせ時に多いですね。ご縁があればを連呼されても不採用のサインには繋がりにくいです。
理由を説明します。
大手企業は「派遣社員を面接してはいけない」と、会社からとことん教育されています。さらに、就業の可否を決めるのは【あなた】であるとも認識しています。
そのため、うちに来て欲しいと思っても「選ぶのはあなた」なので、「(あなたの思いで弊社に)ご縁があれば」に変換されるんですね。
顔合わせの場では、よく「ご縁があれば」は言われます。当たり前のように言われるものだと捉えておくといいですよ。
あまり深く気にせずに。
⑪:スキルシートを全く見ていない
私自身、派遣社員の受け入れの際、スキルシートは見ていません。さらに今ではWEBでの顔合わせが主流です。
なぜぱぱだんごさんは見てないんですか?
スキルシートは事前に貰いますので、顔合わせ前には目を通してあるからです。
さらに、顔合わせに言ったということは、スキルシートに問題がなかったということ。つまり、スキルシートを見ても見ていなくても関係ないんですね。
中には、スキルシートに書いてある内容を確認する担当もいますが、内容を知りたいのではなく、「答え方」を知りたいのです。
スキルシートを見ていなくても影響ありませんよ。
⑫:担当者がメモを取らない
担当者がメモを取らないのもある意味当たり前でしょう。
WEB顔合わせが主流になる前は、対面での顔合わせでしたが、メモを取らない担当者が9割でした。
少し違った話になりますが、
私自身は、逆にメモを取ることは失礼であると学んでいます。
※面接官がメモを取らない事であって、面接を受ける側はメモを取ったほうがいいですからね。
私がキャリアコンサルタントの国家資格を受けたとき、コンサルタント側は、メモを取ってはいけないと明白に書いてあります。理由は相手に集中していないためです。
面接の場や面談の場でも一緒と考える担当者は多くいるでしょう。だからこそメモを取っていなくて当然。逆にメモを取っていたら少し違和感があるんです。
ここまで顔合わせの中で不採用になるサインを解説しました。
まとめると次のとおりです。
確定のサインが出てきたらちょっと動揺してしまうかも…
派遣営業も一緒に動揺してますね。不採用のサインを出さないためにも、事前に落ちる人の特徴を知っておくことが必要です。
落ちる人の特徴は「派遣の職場見学で落ちる確率は40%!落ちる人の共通する特徴は?」で解説しています。
派遣の顔合わせでの採用のサインは?
今までは不採用のサインをお話ししましたが、採用になるサインも解説します。以下の通り。
まさしく採用になるサインですね。詳しくみてみましょう。
①:入社時期の話があった
具体的には次のような質問が来たら採用のサインです。
- 〇月の休み希望はありますか?
- いつ頃から入社できますか?
- 入社に当たって〇〇が必要になりますのでお願いしますね
こういった発言があった場合は、心おどりますね。となりにいる派遣営業を見たら、ニッコリしていると思いますよ。
②:入社意欲を確認された
派遣営業から顔合わせ後に次の発言があったら採用のサインとなります。
- 結果はまた後日でるけども、内定が出た場合、そのまま進めていっても大丈夫そうですか?
- 今日の顔合わせで不安になった部分とかは大丈夫でしたか?そのまま話を進めてきても大丈夫そうですか?
こういった発言は、派遣営業の中で「回答はまだ知らんけど、たぶん決まったな」と思っているためです。場数をこなしている派遣営業は「言葉にはできない雰囲気」を読み取って合否の判断がわかります。
ちなみに、「言葉にはできない雰囲気」を言語化したのが本記事ですからね
③:他社の選考状況の確認が入った
- 他にも受けている会社はあるの?
- 今はどんな会社を受けているの?
- 今受けている他社と比べてどっちがいいですか?
- うちに来てもらう決め手となるものはなんですか?
こういった発言が派遣営業から来たら場合はチャンスですよ。派遣会社はあなたを絶対に囲い込みたいと思って発言しているからです。
余裕があるのであれば、ここで時給交渉をしていくといいでしょう。成功率がめちゃくちゃ高いです。
④:企業側から「来てほしい」ワードが出てきた
顔合わせ中に、「うちに来てほしいね」や「うちに入ったら頑張ってね」といった発言があったら、採用のサインです。顔合わせ中は緊張して話の内容を一語一句聞く余裕はないかもしれませんが、隣にいる派遣営業はこういったサインをしっかりと捉えていますよ。
顔合わせ後にでも派遣営業の書簡を聞いてみるといいでしょう。
⑤:30分以上顔合わせをした
通常は15分~30分で終わる顔合わせですが、話が盛り上がって30分以上続くことがあります。私の経験上ですが、30分以上続いた顔合わせは合格もらっています。
派遣先企業の担当者も暇ではありません。可能な限り早く切り上げて雇用とするのが一般的です。貴重な時間を30分以上費やしてくれるということは、そういうことです。
逆質問から話が膨れ上がって30分以上になることがほとんどですね。だからこそ、良い逆質問をするのが合格のポイントになってくるんですね。
ここまで採用のサインを解説しました。今一度採用のサインをまとめます。
採用のサインが出てくるとちょっとうれしくなりますね。ちなみに、今までは顔合わせ最中の話でしたが、顔合わせまでに気をつけておくことってあるんですか?
ぉ!いい質問ですね!顔合わせ中も確かに大事ですが、一連の流れでのポイントを抑えることも重要なんです。早速みていきましょう。
【顔合わせの流れ別】不採用になるサインの見分け方!採用率を高めるコツも解説
派遣先との顔合わせは写真の流れで進みます。
それぞれポイントを解説します。
派遣の登録から入社までの全体の流れや入社までの期間を知りたい方は「派遣に登録してからいつ働けるのか?」の記事で解説しています。
※タップしてジャンプできます
①:派遣営業と事前打ち合わせ
- 時間通りに到着しておくこと
- スキルシートに書いてある内容は確認しておく
顔合わせ開始30分前に集合して事前打ち合わせをすることが多いです。
集合場所は「喫茶店」「ファミレス」とさまざまです。
顔合わせは派遣営業の作成したスキルシートを見ながら行います。
スキルシートには「職務経歴」「保有資格」が記載されていることが多く、派遣先企業はこのスキルシートで気になったことを聞いてくる傾向があります。
- 派遣営業が作成したスキルシートの内容確認
- 派遣先の業務内容やスキルの共有
- 顔合わせの流れの説明
- 不安に思っていることの洗い出し
- 顔合わせで聞かれそうな内容の共有
②:自己紹介
- どんな話し方をするんだろう
- 明るい人か、暗い人か
- 今の職場の雰囲気に合いそうな話し方か
- 周りと協調できそうか?
自己紹介は、スキルシート見たらだいたいわかります。
ここで派遣先が確かめたいのは、自己紹介で話をした職務経歴や経験のことではありません。
どういう雰囲気で話ししているかです。
そして意外と忘れがちですが、自己紹介が終わったら「以上です。よろしくお願い致します」と伝えましょう。
自己紹介で大事なポイントは「明るく」「前向きに」「演者になる」ことを意識すればOKです。
自己紹介の参考例(前職:飲食店バイト)
応募した派遣の職種は販売系の仕事
▼名前
本日はお忙しい中お時間を頂戴しありがとうございます。
改めまして〇〇と申します。
▼職務経歴
簡単に職務経歴をお伝えします。
前職では飲食店にてホール業務を行っていました。主な業務内容はホール業務全般でしたが、季節の商品や、売りたい商品の案内を率先して行っていました。
案内をした際は、大抵お客様から要らないと言われ断られます。
しかしそこからが勝負と思い、切り返しトークのバリエーションを増やし売上に貢献をしました。
今では2組に1人が購入してくれます。
▼志望動機
今回の仕事に応募した動機は、将来販売職で上の役職を目指していきたいためです。
飲食店での販売とは大きく異なるとは思っていますが、私自身販売職で今後も続けていきたいと考えています。
サービスを売ることは簡単なことでは無いと思いますが、販売スキルを磨き、より多くの方に販売の厳しさや楽しさを教育できるポジションを目指していきたいと考えています。
将来的には正社員のチャンスがあれば目指したいです。
よろしくお願いいたします。
転職歴が5社以上ある場合、どこまで伝える必要があるのか、自己紹介に悩むこともあります。
転職歴が多い人限定!職場見学での自己紹介方法の記事で転職歴が多い場合の対策法を解説しています。
- 自己紹介では、話し方や話している雰囲気のほうが大切
- 自己紹介は2分以上話をしないようにする
- 志望動機は将来のやりたいことを伝えると評価が上がりやすい
③:業務内容説明
- 派遣先企業の話しをしっかり聞いていますアピールをすること
- 突然来る「ここまでで何か質問ありませんか?」に備えておくこと
自己紹介が終わると、業務内容の説明を派遣先企業がしてくれます。
制つめ意を受けているときに大事なことは聞いていますアピール。
しっかり話を聞いていますアピールで有効なのは「相槌(あいづち)」です。
はい、はい、はい、
と、はいばかり言っていると聞いていないと思われてしまいます。むしろ愛想のない人だと思われます。
あいづちは「は行」を意識するといいですよ!
はい!も「は行」ですけどね!!!
- へぇ〜!そうなんですね。
- ほんとですか!
- びっくり!
- は〜!参考になります!
上記を繰り返すだけで会話が成立し、相手はしっかり聞いていると思ってくれます。
また、「なにか質問はありませんか?」は必ずしも顔合わせの最後に来るものではありません。途中に質問を挟んでくる担当者もいるのです。
業務内容を聞きながら、実際に自分が働いている姿を妄想し、気になる部分があれば質問しましょう。
業務内容の説明を受けているときは、自分が業務している風景を考えてみるといいですよ。
④:質疑応答
質問をしてくる目的は次の2つ。
- 早期退職にならないかを確認するため
- 求める業務ができるのかを確認するため
ほとんどの質問がこの2点の目的につながる質問です。
業務に合わない、職場環境が合わないと早期退職してしまっては、研修した分が無駄になります。
だからこそ派遣先企業は「安心を得るために質問をします」
具体的な質問事例を確認しておきたい人は「聞かれる質問一覧」を確認してもらえるといいと思います。
それぞれの質問の目的も解説しています。
⑤:逆質問
ある程度の質疑応答が終わったら、「逆に質問はありますか?」と言われます。
質問は「就業意欲を見せる質問」をするといいですね。
マイナスイメージの質問は、「聞いても意味が無い」ことが多いです。
もう少し言うと、「聞いた目的が就業意欲以外の場合」です。
たとえば、次の質問をした目的を見てみましょう。
- 職場の男女構成比を教えてください
-
職場恋愛狙いたい。女性が多過ぎたら嫌だな。
- 休憩はとれますか?
-
ブラックな環境じゃないか知りたい。
- 職場の雰囲気はどうですか?
-
風通しが悪かったら居心地悪そう。おつぼねさんがいたら嫌だな。
- 研修はありますか?
-
初めての仕事だから教えてくれ。
聞いたらマイナスな質問は、仕事の目的がズレていたり、受動的に仕事を捉えている場合が多いです。
【余談】マイナスイメージな質問を、プラスイメージに変える言い方
- 例えば、研修はありますか?について。
「研修はありますか?事前に研修でどのような事をするか分かれば教えていただきたいです。その内容を研修前に勉強しておくことで、更に研修を意味のあるものにしたいからです。」
一気にマイナスイメージからプラスイメージに変わりましたね。
- 休憩はとれますか?を言い換えてみましょう。
「休憩はとれますか?休憩中に頭を整理したり、今まで学んだ事を復習したいと思っています。」
めちゃくちゃやる気がある人に見られますね。
こんなこと言ったら入社後のハードル上がるんじゃないですか?
そう思われる方が非常におおいのですが、ほとんどの担当者は当日の話した内容を一語一句覚えていません。
印象や雰囲気しか覚えていませんので入社後のハードルは上がりません。
⑥:職場を見学(無いところもある)
最近ではオンラインの顔合わせも増えているため、職場の中を案内されることは少ないでしょう。
もし職場の案内があった場合でも、この段階で採用か不採用かがある程度決まっています。
職場の案内は一方的に説明を受けるだけのため、あなたから質問することはほとんどありませんが、聞く姿勢は崩さず相槌をして対応しましょう。
また担当者がドアを開けてくれることも多いです。
その際は「ありがとうございます」と礼儀があるかを見られることもあります。
気を抜かずに。
⑦:結果の通知
結果は翌日までに出ます。それ以上日数がかかる場合は落ちていることが多いです。
ひととおりの顔合わせが終わったら、派遣営業と現地解散をし、後日派遣営業から連絡がありますので、あとは祈るだけです。
顔合わせが終わった後、派遣先企業と派遣営業で話し合いがあります。この話し合いがどのような話をしているのかを知ることも重要です。
すでに顔合わせが終わった方もいると思います。顔合わせが終わったあとに断られる理由や、対策法については「派遣の職場見学後に断られる7つの共通する理由。対策も」を確認してみてください。
以上が顔合わせ当日の流れです。大事な部分をまとめると次の通りです。
- 派遣営業との事前打ち合わせ
- 30分~1時間前に集合して、顔合わせの対策を行う
- 自己紹介
- 何を伝えるかではなく、どう伝えるかが大切
- 業務内容説明
- あいずちは「は行」を使う
- 質疑応答
- 派遣先は質問からあなたの安心を欲しがっています
- 逆質問
- 意欲を見せる質問以外はしなくていい
- 職場を見学
- 礼儀、配慮を持っておけば大丈夫
- 結果の通知
- 当日~2日程で結果が出ます。祈りましょう!
顔合わせで不採用のサインがあった場合でも挽回できる3つの行動
顔合わせが失敗した!落ちた!と思う方もいるでしょう。顔合わせ後に挽回できる方法は「入社意欲を魅せる」ことです。
すぐにでも行動ができる内容のため、不採用のサインに当てはまった人はチャレンジしてみましょう。
入社意欲を魅せる3つの行動
それぞれ内容を見てみましょう。
落ちても再度応募したいという思いを伝える
顔合わせが終わった後、派遣営業に向けて、「万が一落ちても、改めて再応募したいです」と伝えていきましょう。
伝える背景には2つの理由がある
- 万が一落ちた場合でも、すぐに連絡をくれるようになる
- 同じ会社に再応募?と思われ、それくらいの意思であることを伝えられる
- 「今後も自社を使ってくれるんだ」という安心感が応援に変わる
「顔合わせの結果が翌日までにない」でも解説したように、派遣営業はあなたの辞退を恐れて連絡を後回しにしていることもあります。阻止する行動につながり、更に入社意欲を伝え派遣営業を味方につけられる発言なんですね。
実際に言っている人はほとんどいないため、結構おすすめですよ。
顔合わせ前と後の気持ちの変化を伝える
気持ちの変化を派遣営業に伝えるといいでしょう。あなたの発言を派遣先に伝えることで派遣先からOKが出ることはよくある話です。
万が一顔合わせがうまくいかなかったとしても、「やる気」と「前向きさ」を魅せることが出来れば顔合わせは合格します。
顔合わせが終わった後、以下の内容を参考に派遣営業にメールしてみましょう。結果が好転することがあります。
〇〇さん
本日はお時間を取っていただきましてありがとうございました。顔合わせではなかなか上手く回答ができずにご迷惑をおかけしました。
顔合わせ前までは「自分でも本当に大丈夫かな?」と思っていたのですが、直接ご担当者様とお会いさせていただき「この会社で頑張っていきたい」と思うようになりました。就業先のご担当者様の表情や接し方、仕事に対しての考え方に感銘を受けてます。
もし、可能でしたら派遣先のご担当者様へも、〇〇さんから後押しをいただけますと幸いです。
今回、もし派遣先企業が私を受け入れていただけるのであれば非常にうれしいです。また結果をお待ちしています。
お礼のメールを派遣先に送付してもらうように依頼する
いかに派遣営業に感謝の連絡をしても、それが派遣先に伝わらなければ意味がありません。
だからこそ、「派遣先へも後押しをしてほしいです」と一言をつけるようにしていきましょう。この一言がなかった場合、派遣営業の中で満足してしまい、派遣先に伝わらず、結果として合否が変わらないことがよくあります。
※とくに新人の派遣営業によくありますね。
派遣営業を教育する勢いで依頼していきましょう。
ここまで派遣の顔合わせ後に挽回できる方法を解説しました。ここまでをまとめると次のとおりです。
顔合わせ後は入社意欲を魅せることが大切
でも、私の中で確実に落ちたっていう自信があるんです。
すごい自信ですね。確実に落ちた!と思う場合には、派遣営業からの連絡を待たずに、先に行動しておくといいでしょう。
不採用が確定したサインがあったときに今すぐ取るべき行動
ほぼ確定の不採用のサインがあった場合は、次の2つの行動をとっていきましょう。
それぞれの内容を解説します。
次の派遣先の紹介をしてもらう
すぐにでも派遣営業へ連絡し、次の仕事紹介を依頼していきましょう。この際に「今回の顔合わせの内容のフィードバックをもらう」と効果的ですし、派遣営業からの評価も高まるでしょう。
とはいえ、派遣会社も無限に仕事を持っているわけではありません。
派遣営業へは正直に確認しましょう
- 次にご紹介いただけるお仕事はありそうでしょうか?
- 私の勤務条件に合った仕事はありそうですか?勤務条件の変更が必要になりますか?
上記のように伝えることで、派遣営業の想いや案件の有無を確認できます。
万が一、紹介される仕事がなかった場合は次のステップに進みましょう。
他の同じ業種の派遣会社に応募する
例えばあなたが事務職や在宅ワークを希望している場合は、以下の派遣会社を選ぶといいでしょう。
事務職や在宅ワークに強い派遣会社
テンプスタッフは有名すぎるため除きました。
派遣から入社までは10日以上かかります。早い段階で登録をしておくことで後々焦ってしまうことも防げますからね。
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顔合わせの不採用のサインに関するよくある質問
【まとめ】顔合わせの不採用のサインは見極められる
本記事では顔合わせの不採用のサインについて解説しました。
顔合わせには不採用のサインにおいても確率が変わるため、どのサインが出てきたかによって今後の行動を変えていく必要があるのです。
改めて不採用のサインはこちら。
顔合わせ後に挽回することはもちろん可能ですが、完全にアウトなサインもあります。
他の派遣会社を早い段階から受けておくことが最も安全な方法でしょう。
\ 自分に合った派遣会社を見つけに行く /