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【完全マニュアル】派遣先の顔合わせは落ちます!不採用のサインも現役派遣営業が解説!

派遣社員が勤務するにあたり、顔合わせ(職場見学)は避けては通れません。

一般的には落ちないと言われていますが、実際のところ半数の方が落ちます。

そして、不採用になる場合には一定のサインもあります。

落ちてしまっては時間の無駄に感じますし、精神的にも嫌なものです。

顔合わせを一発で合格することにより、最短入社ができ、すぐにでも働けるメリットがあります。

この記事では、顔合わせに落ちる理由や共通点を洗い出し、1発合格するための策や顔合わせ後に派遣会社と派遣先で何を話ししているかの裏側の話をします。

簡単に自己紹介

ぱぱだんご
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顔合わせの後、派遣会社と派遣先がどのような動きをしているのかを知ることにより、より合格率は高まるものです。

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顔合わせは落ちます

顔合わせは落ちます

派遣営業の力量により前後しますが、30%〜50%の確率で落ちます。

この数字は以下により異なります。

・派遣営業の力量
・募集案件の緊急度

派遣は面接を禁止としているため、不採用という概念はありませんが、実は選別しています。

油断すると案外あっさり不合格になります。

派遣法にて派遣先企業が個人を特定する行為が禁止されているため、派遣先は合否を決めることができませんが、実際のところ問題のある方をそのまま入社させる訳にはいきません。

派遣先企業はスタッフを受け入れた場合、契約期間中は必ず雇用し続けなければなりません。

いざ入ってきたスタッフが、コミュニケーションが全く取れず、仕事にならない可能性もあります。

ぱぱだんご
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あなたにも同じことが言えます。

例えば顔合わせをせずに入社した会社が下記だったらどうですか?

とんでもなく廃墟のように汚れた会社で、みんなうつむき加減で、挨拶もしてくれない会社

勤務条件は一致していても、契約期間を必ず守れますか?

要はスキルや経験は見たら分かりますが、中身までは合わないと把握出来ないのです。

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情報相違を防ぐために顔合わせは存在しています。

落ちる理由、落ちる人の特徴6つ

落ちる理由、落ちる人の特徴6つ

顔合わせで落ちる人にはいくつかの共通点があります。

私が今まで5,000名以上の転職希望者を見てきた感覚も含まれているため、これが正解というわけではありません。

一つの参考にしてみて頂ければと思います。

それぞれ解説します。

第一印象で合わないと感じてしまった

派遣先企業が第一印象で「違うな」と感じた場合は落ちます。

その後の会話が薄くなるためです。

第一印象は開始7秒で決まると言われています。

顔合わせ開始7秒でできることは以下の通りです。

顔合わせ開始7秒でできること
  • ご挨拶(よろしくお願いします)

以上です。

顔合わせの最初の壁は挨拶といえます。

挨拶が暗い、うつむきながら挨拶をしている、このような挨拶の印象は相手にイメージを膨らませ、印象が決まってしまうのです。

顔合わせは開始7秒で決まります。

合格する人と落ちる人の印象は全く違います。

第一印象は以下で決まります

  1. 表情
  2. 姿勢
  3. しぐさ
  4. 視線
  5. 服装
  6. 髪型
  7. 声のトーンと大きさ、抑揚
  8. 話すスピード

顔合わせで落ちる原因は、第一印象が原因にもなりますので、見直してみるといいでしょう。

ぱぱだんご
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情報相違を防ぐために顔合わせは存在しています。

志望動機が弱い

顔合わせの際の志望動機を話せるようにしていますか?

本音の志望動機を言うと下記ではありませんか?

・派遣会社が紹介してくれたし、仕事しないといけなかったから
・なんとなく、家から近かったし、楽そうだったから

本音をそのまま伝えると、落ちますので理由を作ってくださいね。

志望動機は以下2点の目線から考えてみてください。

過去の自分の経験を活かしたいため。
今後の将来に向けて学びたいことがあるため。

要は過去から志望動機を考えるか、未来を見据えた志望動機にするかです。

20代の派遣社員は未来を見据えた志望動機にすると評価が高い傾向にあります。

未来を見すえた志望動機の参考例

この仕事を通じて〇〇のスキルを学びたいと考え、応募いたしました。

私は将来〇〇をしたいと考えています。

〇〇を学ぶ中でもさまざまな壁があると思います。

私は今まで、何も目標がなくただ仕事をしているだけでした。

仕事に対しての向き合い方を教えてくれたのは派遣営業の〇〇さん(隣を向いてニコッと相槌)です。

今はまだ未熟であると自負しています。

一日でも早く業務を覚え、貴社に貢献をさせていただき、自己実現を目標に頑張ります。

以上が志望動機です。

派遣での顔合わせであれば十分な動機です。

これが言える人は10人に1人の割合です。

ぱぱだんご
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「目標が無い」が普通だと思いますので、目標はなんでもいいので探してください。

分からなかったら派遣営業と一緒に作るのがいいですね。

保守的すぎる

顔合わせでは、派遣先企業からプレッシャーを感じるような質問が来る場合があります。

例えばこんな感じの質問

・覚える量が多く、苦労される方が多いですが、覚えるのは得意ですか?
・突発的に出勤をしてもらう場合がありますが大丈夫ですか?

このような質問が飛んできたとき、保守的になり「大丈夫です」と言わずに、回答を濁す方がいます。

例外なく落ちます。

できるかできないかは誰にもわかりません。

それは派遣先企業も知っています。

できるかどうか分からない問題に対して、あなたが、能動的に動いてくれるのかどうかを試しています。

簡単にいうと、やる気があるのかないのかを、あなたの回答から判断しています。

やる気が無いと判断されたら、早期退職のリスクがあると判断され、落とされます。

「これを言わなきゃ」と考えすぎ

顔合わせで大事なことは何を伝えるかではありません。どう伝えるかです。

顔合わせで落ちる原因として、あれもこれも言わなきゃと考えすぎてしまい、派遣先の質問に対して回答がズレたり、派遣先が知りたくもない内容を話しすぎてしまったりします。

伝える内容はキーワードだけおさえておけば大丈夫です。

一語一句伝える事を決めた場合、大抵の場合失敗します。

仮に一語一句決めて作り込んだ場合でも、その通りの流れになることはありません。

顔合わせで大事にするべきことは、「派遣先企業の担当者とコミュニケーションをとること」です。

会話は伝えたい事を伝えるのではなく、相手が何を知りたいのかを知ることが大切です。

仕事でもコミュニケーションは必須になるため、「これを伝えたい!」と思って一方的に話し込んでくる人は、職場でも合わないなと思ってしまい、落ちる原因になるでしょう。

ぱぱだんご
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準備段階では、伝えたいこと3割、相手が知りたいことを考えることに7割で考えるとGOOD

初めて聞いたことに動揺しすぎ

派遣会社から聞いていなかった内容が、顔合わせで出てくることがよくあります。

派遣会社の持っている情報は最新情報じゃない場合が多いためです。

そのため派遣会社から言われている内容とは違う内容を派遣先企業から言われることがあります。

内心は「あれ?この話聞いてないんだけど…」と思うかもしれません。

それを態度に出してしまうと落ちる可能性があがります。

理由は下記3つ
  • 融通の利かない人と思われる
  • 入社意欲が低い人と思われる
  • 情報相違から早期退職につながると思われる

おすすめの方法としては、一旦は受け入れ流れのままに、笑顔で乗り切りましょう。

その後派遣営業に、話しが違うことを伝え、調整が必要な場合は調整してもらいます。

あくまでも顔合わせの最中に態度にださないことが大切です。

担当者から「すぐ辞めそうだな」と思われた

すぐに辞めそうと思われたら、採用見送りになります。

例えば入社後1ヶ月で退職されてしまっては、研修するだけ無駄と思ってしまうからです。

顔合わせでは、いかに安心感を与えたかが合格の鍵です。

しかし、顔合わせの所要時間は長くても1時間です。1時間であなたの全ては分かりません。

あなたのいい所を加点して見られるというよりは、企業が求める人物像に対して減点式で見られます。

例えば、服装が汚れていたら減点。

こんな感じで、基準に達していない部分を見られ徐々に減点されていると思ったほうがいいでしょう。

ぱぱだんご
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顔合わせは安心感を与えたものが制す

不採用のサインは顔合わせ中にある

落ちるときは顔合わせ中にサインはある

顔合わせでは落ちる時はだいたいわかります。

必ず落ちるとも言いにくいですが、全体の雰囲気で読み取ることができます。

下記3つが出てきた場合は、不採用になる可能性も。

それぞれ説明します。

「ご縁があれば」を何回も言われる

「ご縁があった場合」
「ご縁が仮にあったら」

この発言が3回以上出てきた場合はイエローカードです。

ぜひ来てほしいと思った人に「ご縁があれば」と、あえて壁を作るような発言はしません。

不合格を出しても後々問題にならないように、不合格を匂わせているとも見て取れます。

担当者が全く質問してこない

担当者が全く質問をしてこない場合、理由は下記です。

・担当者が面接に慣れていない
・あなたに興味がない

担当者が面接に慣れていない場合はぎこちなさがあるため、派遣営業担当は把握できます。

問題なのは、「あなたに興味がない」ことから質問がされない場合です。

最初の挨拶での印象が良ければある程度緩和することができますが、諦めた方がいいですね。

全く質問をしてこなかった場合の対策法は下記

・やる気を見せる発言をする
・顔合わせ終了後、営業担当の手腕に賭ける

この2点で大丈夫です。

質問がなかった場合は、こちらから質問をしようとしても、まず思い浮かびません。

そのため、「業務内容等、派遣担当の〇〇さんから聞いております。勤務までに〇〇を勉強していく予定です。採用頂けますと幸いです。」これだけを残し笑顔で乗り切りましょう。

ぱぱだんご
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質問してこない担当者が意外と多いので、心構えだけしておきましょう。

会話のテンポが悪い

なんとなく、会話のテンポが悪い、歯切れが悪い感覚があります。

苦手な友人と話しをしているような感覚に近いです。

例えば、派遣先企業から受けた質問に対して、回答をした後下記の仕草をしたら微妙ということです。

派遣先の微妙な仕草
  • 変な間がある
  • 担当者が「ん?」と反応する
  • 「そうではなくて」と言われる
  • 担当者が全く首を縦に振らない
  • こちらが回答に困って考えている際に一切フォローしてくれない

この反応になる原因は主に3つ考えられます。

  1. 担当者の性格
  2. 求めているスキルとあまりにも相違があった
  3. コミュニケーションを円滑に進められなさそうと思われた

担当者の性格で、テンポが悪くなっている場合もあります。

そして、スキルにおいてはどうすることも出来ません。派遣会社が顔合わせ前にどのように派遣先企業に伝えているかがわかりませんので。

あなたでコントロールできることは③のコミュニケーションを円滑に進められそうと思ってもらうことです。

このテンポが悪いというのは、第六感で感じることもあるでしょう。

精神論の対策になってしまいますが、効果的な対策は「無理してでも相手を一旦好きになってみる」ことが効果的です。

顔合わせの当日の流れ

顔合わせの当日の流れ

派遣先との顔合わせは写真の流れで進みます。

下記のリンクをタップしても該当見出しにジャンプできます

それぞれポイントを解説します。

派遣の登録から入社までの全体の流れや入社までの期間を知りたい方はこちらの記事で解説しています。

派遣営業と事前打ち合わせ

顔合わせ開始30分前に集合して事前打ち合わせをすることが多いです。

集合場所は「喫茶店」「ファミレス」とさまざまです。

事前打ち合わせでは下記を行います

・派遣営業が作成したスキルシートの内容確認
・派遣先の業務内容やスキルの共有
・顔合わせの流れの説明
・不安に思っていることの洗い出し
・顔合わせで聞かれそうな内容の共有

顔合わせは派遣営業の作成したスキルシートを見ながら行います。

スキルシートには「職務経歴」「保有資格」が記載されていることが多く、派遣先企業はこのスキルシートで気になったことを聞いてくる傾向があります。

ぱぱだんご
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私自身は事前打ち合わせに1時間使っています。

主に行うことは、この後紹介する「自己紹介」の伝え方の確認と、質疑応答の回答事例を共有することが多いです。

自己紹介

スキルシート見たらだいたいわかるでしょ。という心の声はそっと置いておいてください。

ここで派遣先が確かめたいのは、自己紹介で話をした職務経歴や経験のことではありません。

下記をチェックしています

・どんな話し方をするんだろう
・明るい人か、暗い人か
・今の職場の雰囲気に合いそうな話し方か
・周りと協調できそうか?

実は何を話しているかはほとんど聞いていません。

自己紹介は長くても2分ほどで、内容は以下の順番で自己紹介します。

自己紹介の流れ

STEP
名前
STEP
職務経歴
STEP
志望動機

そして意外と忘れがちですが、自己紹介が終わったら「以上です。よろしくお願い致します」と伝えましょう。

これを言わないと「ん?話し終わった?」と若干どんよりした雰囲気が流れます。

自己紹介で大事なポイントは「明るく」「前向きに」「演者になる」ことを意識すればOKです。

自己紹介の参考例(前職:飲食店バイト)

応募した派遣の職種は販売系の仕事

▼名前

本日はお忙しい中お時間を頂戴しありがとうございます。

改めまして〇〇と申します。

▼職務経歴

簡単に職務経歴をお伝えします。

前職では飲食店にてホール業務を行っていました。主な業務内容はホール業務全般でしたが、季節の商品や、売りたい商品の案内を率先して行っていました。

案内をした際は、大抵お客様から要らないと言われ断られます。

しかしそこからが勝負と思い、切り返しトークのバリエーションを増やし売上に貢献をしました。

今では2組に1人が購入してくれます。

▼志望動機

今回の仕事に応募した動機は、将来販売職で上の役職を目指していきたいためです。

飲食店での販売とは大きく異なるとは思っていますが、私自身販売職で今後も続けていきたいと考えています。

サービスを売ることは簡単なことでは無いと思いますが、販売スキルを磨き、より多くの方に販売の厳しさや楽しさを教育できるポジションを目指していきたいと考えています。

将来的には正社員のチャンスがあれば目指したいです。

よろしくお願いいたします。

転職歴が5社以上ある場合、どこまで伝える必要があるのか、自己紹介に悩むこともあります。

以下の記事で転職歴が多い場合の対策法を解説しています。

業務内容説明

次に業務内容の説明を派遣先企業がしてくれます。

場合によって、質疑応答が来た後に「業務内容説明」があることもあります。

業務内容の説明はあなたは特に話しをすることは無いでしょう。

以下が気をつけるポイント

・派遣先企業の話しをしっかり聞いていますアピールをすること
・突然来る「ここまでで何か質問ありませんか?」に備えておくこと

この2点以外は必要ありません。

しっかり話を聞いていますアピールで有効なのは「相槌(あいづち)」です。

はい、はい、はい、

派遣社員A
派遣社員A

と、はいばかり言っていると聞いていないと思われてしまいます。むしろ愛想のない人だと思われます。

ぱぱだんご
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あいづちは「は行」を意識するといいですよ!
はい!も「は行」ですけどね!!!

は行のあいづち
  • へぇ〜!そうなんですね。
  • ほんとですか!
  • びっくり!
  • は〜!参考になります!

上記を繰り返すだけで会話が成立し、相手はしっかり聞いていると思ってくれます。

また、「なにか質問はありませんか?」は必ずしも顔合わせの最後に来るものではありません。途中にも挟んでくる担当者もいるのです。

業務内容を聞きながら「実際に自分が働いている妄想」をしっかり働かせ、気になる部分があれば質問しましょう。

ぱぱだんご
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業務内容の説明を受けているときは、自分が業務している風景を考えてみるといいですよ。

質疑応答

そもそもどうして質疑応答をしてくるのかを知ることが大切です。

質問をする目的は下記2つ

・早期退職にならないかを確認するため
・求める業務ができるのかを確認するため

ほとんどの質問がこの2点の目的につながる質問です。

業務に合わない、職場環境が合わないと早期退職してしまっては、研修した分が無駄になります。

だからこそ派遣先企業は「安心を得るために質問をします」

具体的な質問事例は本記事の「聞かれること」で解説します。

逆質問

ある程度の質疑応答が終わったら、「逆に質問はありますか?」と言われます。

質問は「就業意欲を見せる質問」をするといいです。

就業意欲を見せる質問集

・現在入社にあたって◯◯を勉強していますが、他にやっておいたほうが良いことはありますか?
・【販売系やコールセンターなら】より販売のイメージをつけたいため、実際にお店にいって接客を受けてみてもいいですか?(コールセンターにお客様を装い電話してみてもいいですか?)
・業務をする中で多くの方が最初に来る壁はなんですか?
・HPを見た所、◯◯を大事にしていると思います。具体的に教えていただいてもよろしいですか?

逆に聞いたらマイナスイメージな質問集

・職場の男女構成比を教えてください
・休憩はとれますか?
・職場の雰囲気はどうですか?
・ノルマはありますか?
・研修はありますか?

マイナスイメージの質問は、「聞いても意味が無い」ことが多いです。

もう少し言うと、「聞いた目的が就業意欲以外の場合」です。

例えば上記の質問集の目的を見てみましょう。

・職場の男女構成比を教えてください

→職場恋愛狙いたい。女性が多過ぎたら嫌だな。

・休憩はとれますか?

→ブラックな環境じゃないか知りたい。

・職場の雰囲気はどうですか?

→風通しが悪かったら居心地悪そう。おつぼねさんがいたら嫌だな。

・研修はありますか?

→初めての仕事だから教えてくれ。

聞いたらマイナスな質問は、仕事の目的がズレていたり、受動的に仕事を捉えている場合が多いです。

【余談】マイナスイメージな質問を、プラスイメージに変える言い方

例えば、研修はありますか?について。

「研修はありますか?事前に研修でどのような事をするか分かれば教えていただきたいです。その内容を研修前に勉強しておくことで、更に研修を意味のあるものにしたいからです。」

一気にマイナスイメージからプラスイメージに変わりましたね。

休憩はとれますか?を言い換えてみましょう。

「休憩はとれますか?休憩中に頭を整理したり、今まで学んだ事を復習したいと思っています。」

めちゃくちゃやる気がある人に見られますね。

こんなこと言ったら入社後のハードル上がるんじゃないか?と思われる方がいますが、ほとんどの担当者は当日の話した内容を一語一句覚えていません。印象や雰囲気しか覚えていませんのでハードルは上がりません。

仮に「職場の雰囲気はどうですか?」と聞かれた際、担当者はこう思うでしょう。

・合わなかったら辞めるのかな?
・職場の雰囲気を聞いてどうするの?
・仕事の目的がズレてない?雰囲気がどうであれ仕事してほしいんだけど。

特に職場の雰囲気を気にする方は多いです。

職場の雰囲気が完璧な仕事であれば、そもそも退職する人がいないので派遣募集はしていません。

逆質問は就業意欲を見せる最高のチャンスです。マイナスイメージにつながる質問は避け、入社後の自分の働いている姿を想像して質問を考えましょう。

また質問が本当に思い浮かばなかったら下記をお使い下さい。

・現段階では質問はございません。今後質問が出てきた際にお伺い致します。

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マイナスになる質問をするのであれば、質問をしないほうがいいです。

職場を見学(無いところもある)

最近ではオンラインの顔合わせも増えているため、職場の中を案内されることは少ないでしょう。

もし職場の案内があった場合でも、この段階で採用か不採用かがある程度決まっています。

職場の案内は一方的に説明を受けるだけのため、あなたから質問することはほとんどありませんが、聞く姿勢は崩さず相槌をして対応しましょう。

また担当者がドアを開けてくれることも多いです。

その際は「ありがとうございます」と礼儀があるかを見られることもあります。

気を抜かずに。

結果の通知

結果は当日〜1週間で出ます。

一通りの職場見学が終わったら、派遣営業と現地解散をし、後日派遣営業から連絡があります。

あとは祈るだけです。

もし自分なりに「うまくいかなかった」と思った場合は、別の派遣会社にも登録しておくといいです。

最悪パターンは、1週間後に派遣営業から不採用の連絡があり、かつ次のしごと紹介がなかった場合です。

また一からやり直しです。

また顔合わせが終わった後、派遣先企業と派遣営業で話し合いがあります。

この話し合いがどのような話をしているのかを知ることも重要です。

この記事の後半で解説します。←タップするとページにジャンプできます。

顔合わせで聞かれること

顔合わせで聞かれること

ここからは顔合わせで聞かれる内容を職種別に分けて解説致します。

顔合わせの目的を知ることが大事

顔合わせの目的は「あなたに業務内容を確認し、仕事内容や環境を把握してもらうこと」です。

が、これは建前です。

本音は、「あなたが働くことの安心感を派遣先企業が得たい」です。

どうして本音と建前があるのか?それは派遣法第26条により、本人を特定する行為が禁止されているためです。

要は、派遣先企業はあなたを面接できません。採用権(合否の判定)も持っていません。

派遣先企業があなたを選考したら違法です。

しかし、「どんな人が来るのか」「どんなスキルを持っているのか」「早期退職しないか」これはすごく気になります。だから顔合わせをします。

顔合わせの本当の目的は「あなたがこの職場で働くことの安心感を派遣先企業が得たい」です。

背景には「早期退職しないか」「人間関係が合わずトラブルにならないか」「求めているスキルは持っているか」このあたりが隠れています。

ぱぱだんご
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何度もお伝えしますが、顔合わせは安心させたもの勝ちです

顔合わせは何を見られてるのか

顔合わせはあなたの持っているスキルよりも下記を見られる傾向にあります。

・早期退職の心配がないか
・職場の人とコミュニケーションが円滑にとれそうか
・融通を利かせてくれそうか

スキルよりも人間性を重視している派遣先は多いです。

派遣先企業はあなたのポジティブ(能力)を見るのではなく、会社の都合のいいように動いてくれるかとネガティブな視線で見ています。

そのため、「伝える言葉」よりも「伝え方、表現方法」のほうが大事なんですね。

良いことを無表情で伝えるよりも、笑顔で元気よく普通のことを伝えたほうが採用されやすいのです。

具体的には下記のような質問が来るでしょう。

職種別に分けて考えてみましょう。

【全職種共通の質問】
・過去の仕事の退職理由を教えてください。

質問の目的:早期退職のリスクが無いかを確認している質問です。

自分本位で意味不明な辞め方をしていたり、早期退職を繰り返している方は必ず回答は考えておくべきです。

・過去の成功体験、失敗体験を教えてください。

質問の目的:仕事で嫌なことがあったときに踏ん張れる人かを確認する質問です。

「失敗体験」をどうやって乗り越えたかです。自分で壁を乗り越えた経験がある人は嫌な事があっても踏ん張れると思ってくれます。

逆に成功体験はあまり必要ありません。

・いままでの仕事で人間関係のトラブルはありましたか?それをどう乗り越えましたか?

質問の目的:同じ理由で退職しないかの確認。

過去の人間関係が「良好」であればいいのですが、トラブルがあった場合は詳しく内容を聞かれます。

・今までの仕事の経験をこの仕事でどう活かしたいですか?

質問の目的:業務不一致で退職しないかの確認

今受けている仕事をしっかりと理解しているのか、ただなんとなく応募しただけではないかを確認し、就業後「仕事があわないので辞めます」と言われないかを確認しています。

・覚えることが多いですが、覚えることに抵抗はありませんか?

質問の目的:すぐに諦めて退職しないかの確認

「覚える量が多い」が理由で退職される方も多いです。そのため事前に確認している派遣先企業は多いです。

【事務職の場合】
・Excelのスキルはどのくらいありますか?

質問の目的:入社後に本当に依頼したい仕事ができるかの確認

素直にできる範囲を伝えるといいです。

また出来ないことを要望されることもありますが、この場合は、「調べながらやります」と出来ない言い訳をするのではなく、できる方法を答えましょう。

・電話対応もありますが大丈夫ですか?

質問の目的:業務不一致で退職しないかの確認

事前に行いそうな業務を伝えておくことで、早期退職になるリスクを減らしたいためです。

【販売職の場合】
・お客様に声をかけることに抵抗ありませんか?

質問の目的:業務不一致で退職しないかの確認

販売職では「おもっていた仕事と違った」が起こりやすいです。

お客様の質問に答えればいいと思っていたのに、いざ働いてみたら営業職みたいに売り込みしないといけない。

このギャップを減らしたいと考えての質問です。

・目標を追うことに不安はありませんか?

質問の目的:ノルマに絶えられなくて早期退職しないか確認

販売職にはノルマ(目標)があります。

目標はあるけどノルマはないと甘い言葉を言ってくる担当が多いですが、実際にはほぼ100%あります。

これを少し濁して質問した形がこれです。

・お客様からのクレームもある仕事です。大丈夫ですか?

質問の目的:クレームがきついから嫌ですの退職を防ぐため

コールセンターの受信業務程ではありませんが、販売職もクレームは多いです。

クレームが多いことも退職理由として上位に入りますので、先に確認して、退職抑止をしたいことが目的の質問です。

【コールセンターの場合】
・電話に出た瞬間お客様がお怒りのこともあります。クレーム耐性はありますか?

質問の目的:早期退職してほしくないから

特に受信業務はクレームのオンパレードです。未経験からコールセンターを希望される方には必ずと言っていいほど来る質問です。

・お話しながらタイピングはできますか?

質問の目的:コールセンターでは当たり前に出来ないといけないことだから

コールセンターでは基本お客様と会話をしながらパソコンに入力をしていきます。

慣れると簡単ですが、慣れるまではお客様にどうやって待ってもらえばいいのか分からなかったりネガティブに繋がり退職に近づきます。

それを防止したい質問です。

・ご年配の方への話に抵抗はありませんか?

質問の目的:業務内容に不一致を防ぐため

ご年配の方を対象にしたコールセンターは多く存在します。

耳が遠かったり、意思疎通が出来なかったり、理解してくれなかったりします。

このストレスから退職になることもあります。

【工場系の場合】
・過去に腰を痛めたことなどはありますか?

質問の目的:早期退職しないかの確認

工場系では同じ姿勢での作業も多いです。

また重たい荷物を持ち上げたりもします。

腰を痛めた人も多いことでしょう。

事前に確認して、再発防止に努めるんですね。

顔合わせ時によくあるトラブル

顔合わせ時によくあるトラブル

ここからは顔合わせをしている最中によく発生するトラブルを5つ紹介します。

それぞれ内容を解説します。

事前にトラブルを知っておき、心の準備をしておきましょう。

派遣会社から聞いていない内容が言われる

よくあります。

派遣会社の持っている情報は最新の情報ではないし、細かな情報は派遣営業も分からないためです。

顔合わせで初めて聞く内容が出てくることはよくあるでしょう。

「絶対に譲れない内容」だった場合はその場で伝えましょう。

しかし、特に支障の無い内容であれば、笑顔で「大丈夫です♪」と答えておくことがおすすめです。

ここで不穏な空気を出すと、派遣先企業は「安心感」を得ることができず、不採用になる可能性が増えます。

ぱぱだんご
ぱぱだんご

後から派遣営業に確認して調整してもらえれば大丈夫です。

質問が難しすぎて思考停止になる

「面接でも聞いてこない」ような難しい質問が稀に来たりします。

頭が真っ白になる瞬間です。

「頭が真っ白になってしまいまして、すみません、あはは」

派遣太郎
派遣太郎

このように、笑ってごまかすのがいいでしょう。

デキる派遣営業であればサポートに入ってくれます。

また派遣先企業も気を利かせ、別の質問をしてくれます。

私はよく顔合わせ前に、「頭が真っ白になったら、アイコンタクトを送ってね」と言っています。すかさずサポートに入ります。

予定よりも早く終わって不安になる

顔合わせの時間は30分程です。早ければ10分で終わります。

全く質問もされず、5分で終わることもあります。

内心は「私落ちたんじゃ…」と思い不安になることもありますが、動揺した素振りは見せないことをおすすめします。

そんなもんだ、と割り切る気持ちも大切です。

派遣先の担当がオーラありすぎてビビる

顔合わせの派遣先担当者は役職者の方です。

中には部長クラスが来ることもあります。

貫禄がありすぎてビビってしまいます。

隣りにいる派遣営業もきっとビビっていることでしょう。

相手がじゃがいもだと思って頑張ってください。

ぱぱだんご
ぱぱだんご

なにか質問ありますか?のオンパレード

このパターンはなかなかしんどいです。

派遣営業からも、派遣先からも業務内容をほとんど説明されず、「なにか質問ありますか?」と言われ続ける。

絶対にその場では質問が思い浮かびません。

だからこそ、質問はその場で考えるのではなく、事前に考えておくことです。

派遣先企業によっては、このパターンもありますので、認識しておくといいでしょう。

顔合わせ後、派遣営業と派遣先は何を話してるの?

顔合わせ後、派遣営業と派遣先は何を話してるの?

顔合わせ終了後に派遣会社営業と派遣先の担当者が話し合いをします。

何を話ししているのかを知ることにより、顔合わせで重要なポイントを把握することができます。

また裏話に近いと思いますので、知っておいて損はありません。

一言でいうと、「あなたが入社して安心できるか?」を派遣先から派遣会社に確認がされていることが多いです。

具体的な内容を3つ解説します。

顔合わせ後に話している内容
  1. 派遣社員が早期退職にならなさそうか?
  2. 職場の雰囲気に合うかどうか
  3. ぶっちゃけ期待できますか?

派遣社員が早期退職にならなさそうか?

職務経歴に不安があったり、荒かったりした場合に聞かれることが多いです。

万が一あなたが突発的に退職した場合に、派遣会社はカバーできるのかも合わせて確認が入る場合があります。

派遣営業があなたをどう見ているのかにより回答は変わるでしょう。

しかし、ほとんどの場合は「問題なく大丈夫です、なぜなら◯◯で」と回答していることが多いです。

要は派遣先企業は派遣会社の見解を踏まえて判断したがるんですね。

職場の雰囲気に合うかどうか

職場の雰囲気に合わなかった場合は下記のリスクがあるためです。

・退職のリスク
・職場の雰囲気が乱れ、士気が下がるリスク

こればかりは派遣先企業の直感や感覚に左右されます。

ぶっちゃけ期待できますか?

未経験の方に多い質問です。

派遣会社としてあなたの未来の期待をどう見ているのかを聞かれます。

大抵の派遣営業は全力を出してあなたを後押ししていますよ。

この後押しをしすぎるが故に、入社後「あれ?これもできるって聞いてるけど」と言われることもあるんですよね。

あなたからすると面白くない話ですよね…

派遣営業はこのさじ加減が重要なところです。

しかし、この後押しがないと採用されないことも事実です。

ぱぱだんご
ぱぱだんご

「ぶっちゃけどう?」と聞かれることは私の経験上多いです。

ぶっちゃけ話しが派遣営業ができるように、顔合わせ前までに派遣営業とできる限りコンタクトを密に取っておくといいですよ。

簡単に合格率を高める方法

今まで落ちないための対策を解説してきましたが、簡単に合格率を高める方法があります。

それは「並行して複数派遣会社を利用する」ことです。単純に2社受けたら合格率は2倍になります。

正社員での面接でもそうだと思いますが同時に何社も応募すると思います。

派遣も同じように何社も登録しておくことをオススメします。

派遣会社は独占で取っている仕事もありますし、派遣営業のスキルの高さから来る合格率UPもあります。

合格率を高めるため、また良い派遣会社に巡り会うために最低3つは登録しておいた方がいいでしょう。

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顔合わせよくある質問6選

顔合わせよくある質問

派遣先との顔合わせでスタッフからよくある質問は下記です。

よくある質問
  1. 服装や持ち物は?
  2. 顔合わせで落ちるのは違法じゃない?
  3. 顔合わせで落ちた後どうなる?
  4. 顔合わせ後辞退は可能?
  5. 顔合わせをせずに入社できる?
  6. 顔合わせで一言も発したくありません。できますか?
  7. Webで顔合わせをすることになりましたが注意点はありますか?
服装や持ち物は?

服装はスーツ一択です。

持ち物も一般企業の面接をイメージしてもらうといいです。

履歴書は必要ありません。

また派遣会社からスーツ以外の服装の指定があった場合は従いましょう。

スーツも基本的な色は「黒、グレー、ネイビー」派手目なスーツは控えます。

顔合わせで落ちるのは違法じゃない?

違法です。

しかし、会社はグレーの所を攻めてくるんです。

顔合わせはあなたを特定する行為は出来ません。

落ちた理由を下記に言い換えることで特定行為には該当しません。

・採用枠が自社で埋まった
・派遣会社との取引をしない判断をした

顔合わせで落ちた後どうなる?

落ちた場合は派遣会社から次の仕事紹介があるでしょう。

しかしそれを待っていると時間が経過していきます。

顔合わせが上手くいかなかったなと思った段階で派遣営業に確認し、別の仕事も同時進行で顔合わせをしてもらうよう頼むといいですね。

顔合わせ後辞退は可能?

可能です。

顔合わせ後の辞退方法については以下の記事にて詳しく解説しています。

顔合わせをせずに入社できる?

可能です。

顔合わせなしにすることもできますが、稀でしょう。

官公庁の派遣の仕事は顔合わせなしが多いですが、ほとんどの派遣は顔合わせを行います。

逆に顔合わせ無しを希望した段階で派遣先企業か、「では、今回は遠慮しておきます」と言われますので、期待しない方がいいです。

顔合わせで一言も発したくありません。できますか?

可能と言えば可能です。

ただ、顔合わせの主役はあなたです。

主役が一言も発しないのは考えにくいです。

例えばコミュニケーションが苦手で極度の人見知りの方を私が自己紹介から全て回答をしましたが、結果として入社日翌日に派遣先企業から「契約解除」の連絡が来ました。

顔合わせで話さなくても、入社後結局話しますので、諦めて言葉を発してください。

Webで顔合わせをすることになりましたが注意点はありますか?

以下の記事を参考にしてみてください。

Webならではの問題が出てきます。

まとめ

まとめ

この記事では顔合わせの完全マニュアルを解説しました。

派遣先企業はあなたを特定する行為は出来ません。しかし事前にどういう人かを見てみたいのです。

ポイントは以下の通り
  1. 顔合わせはいかに「安心感」を伝えるかが大切
  2. 伝える内容よりも伝え方が大切
  3. 開始7秒の印象でほぼ決まる
  4. 顔合わせでの志望動機は未来を見据えた動機にすると印象UP
  5. 逆質問では「聞いた目的が就業意欲以外の場合」の質問はしない

顔合わせの通過率はだれでも上げることができます。

この記事で理想の職場に一発合格が出来ることを願って記事を書きました。

最後まで見ていただきましてありがとうございます。

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