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派遣社員が無断欠勤した場合はどうなるの?会社から逃げ切れる?

会社の人間関係や、業務内容不一致から、無断欠勤したくなりますよね。

今回は無断欠勤をした場合、どうなるのか、また無断欠勤をした後の対応がどうなっているのかを派遣営業目線からお伝えできればと思います。

ちなみに、無断欠勤は世間体ではよくないと言われていますが、 派遣社員の無断欠勤率は高いです。

全員がそうというわけではないですけどね。

この記事でわかること
  • 無断欠勤をした後、なにが起こっているのか?
  • 無断欠勤をした場合、損害賠償とか要求されるのか?
  • 無断欠勤をした後、音信不通で逃げ切ることは可能か?

それではいきましょう。


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そもそも無断欠勤するとシンプルに迷惑

無断欠勤をすると、多方面に迷惑がかかります。

特に派遣として勤務している場合、最も被害があるのは派遣会社でしょう。

ここでは、主に3つの「どういう被害か」をお伝えします。

3つの被害

  1. 派遣会社の対応が面倒
  2. シフト調整が面倒
  3. 派遣会社の信頼低下

①派遣会社の対応が面倒

派遣元が率先して謝罪する必要があります。

そして派遣会社は以下2つを行います。

派遣会社が行うこと2点
  • 欠勤した従業員の代替となる新たな人材の提
  • あなたと連絡をとること

できるだけ早く派遣先企業に連絡し、最新の情報を提供するとともに、次の行動予定を派遣先に伝えていく。

また欠勤した社員に代わる新たな人材を提案し、その過程でも派遣先企業と連絡を取り続ける必要がある。

派遣会社の営業担当者は、無断欠勤によって1日または1週間のスケジュールに支障をきたす可能性があります。

1度電話したからおしまい。ではなく、その後も経過と進捗状況を伝え、更に代替え案を提案し続けていかなければいけないんですね。

派遣先担当者の性格によって対応難易度が異なりますので、ここばっかりはガチャみたいなもんですね。

②シフト調整が面倒

派遣社員が無断欠勤をすると、派遣先企業に大きな迷惑がかかります。

シフトがうまく回らないだけでなく、全体のスケジュールも再調整する必要が出てくるからです。

例えば、シフトをカバーするために、派遣会社は内勤の社員を現場に送り込んだりします。

さらに、特定の従業員に高い賃金を支払ったり、お休みの派遣社員へ連絡して休日出勤をお願いしたりします。

これにより従業員の労働時間が長くなり、燃え尽き症候群や士気の低下、新しい人材の確保が困難になる可能性もあり、企業にとっても従業員にとっても最悪な結果になるんですね。

③派遣会社の信頼低下

派遣社員の無断欠勤は、会社の信用失墜につながる。

派遣会社の商品は「人」です。

商品がしっかりと稼働するから対価として賃金が発生します。

例えば、会社にあるプリンターが突然壊れたのに、新しい代替え機や代替えの提案をくれなかった会社に対してどう思うでしょうか?

もしかすると会社を変えるという選択もとるかもしれません。

叱られて済むだけであれば、まだマシだと思うべきです。

無断欠勤した後は逃げ切れるのか?

一度は思うかもしれません。

しかし諦めてください。難しいです。

個人情報を会社に伝えている時点で逃げきれないと思った方がいいです。

本気で逃げ切る場合は、緻密な準備が必要になるでしょう。

結論逃げ切れない。あきらめて連絡したほうがいい

理由は以下の通りです。

逃げ切れない理由3つ
  1. 緊急連絡先の親へ連絡がいくことがある
  2. 家に派遣会社営業が来る可能性が高い
  3. 警察に連絡される可能性がある

無断欠席は許されません。

自分の行動の結果からは逃れられないということを理解しておくことが大切です。

そればかりか、そのまま連絡を無視し続けたら、さらに厳しいペナルティを出してくる会社もあります。

稼働している以上、理由無く逃げ切ることは出来ませんので諦めましょう。

ただし例外もある(会社に対して連絡先や緊急連絡先を偽って報告していた場合)

派遣社員が無断欠勤した場合、逃げ切れる場合もあります。

それは「緊急連絡先や自分の連絡先を偽っていた場合」です。
また家を引っ越されていた場合も追いかけることは不可能に近いでしょう。

この場合は逃げられる可能性が高まります。

しかしこの場合では、別の意味で問題になってしまうため、やっぱりあきらめたほうがいいです。

どうしても無断欠勤したくなったらどうすればいいのか

そもそも無断欠勤した場合、その後に連絡がめちゃくちゃ電話がかかってきますので、「連絡しない」ということはあきらめるべきでしょう。

そのうえで3つの方法をお伝えします。

どうしても無断欠勤したくなったら

  1. 営業担当に素直に話す
  2. 寝てたと言う
  3. とりあえず病欠

それぞれ解説します。

①営業担当に素直に話す

派遣会社の営業担当に素直に話してみましょう。

私自身も派遣会社に長く勤めていますが、嘘をつかれたらあまりいい気がしません。

それよりも、一言でシンプルに伝えてくれた方が気持ちがいいのです。

基本的には派遣会社営業はあなたの味方ですので大丈夫です。

②寝てた。ということにしておく

その瞬間に連絡をとりたくなくなることもあると思います。

お昼になったら勇気を出して伝えるのもいいかもしれません。

この場合は寝てたを使うといいかもしれませんね。

③とり合えず、病欠にしておく

とりあえず風邪ということにしておくこともありでしょう。

しかしこの方法は、嫌なことを後回しにしているだけなので、得策とは言えません。

その場しのぎには使えるでしょう。

万が一無断欠勤したことに後悔してしまった場合にとる行動

それは「謝罪」です。

むしろそれしかありません。

嘘はつかなくていいです。シンプルにかつ明確にごめんなさいと伝えるだけがいいです。

数多く話さなくても、理解してくれる営業が多いです。

営業は「電話が繋がった」と言う事実だけで嬉しいんですね。

無断欠勤したい場合のよくある質問

ここからは無断欠勤したい時に出てくる質問集を回答致します。

給料はちゃんと支払われますか?

支払われます

派遣会社はあなたが勤務した分をお支払いする義務があります。

ただあなたがタイムシートを伝えていなかった場合は支払い金額がわからないので支払うことができません。

警察問題になりませんか?

最悪の場合になります。

突然姿を消した場合、「事件に巻き込まれたのではないか」と思うこともあるんですね。

そうした場合は警察に連絡することもあります。

私自身も何度か警察に連絡をして動いてもらったこともあります。

次の仕事を紹介してくれますか?

無断欠勤したあとのあなたの行動により変わります。

基本的には紹介はしてくれません。気分的にも嫌だからですし、また無断欠勤をする危険性があるからです。

あとから有給を申請することはできますか?

できます。有給は権利だからです。

ただ、連絡は必須ですし、強行突破で有給を使うことになります。

有給を使う場合は、次の仕事の紹介は無いと思った方がいいです。

損害賠償を請求されることはある?

→場合によりますが、ほとんどの場合は請求されません。

理由は以下2つ

  1. 派遣会社が何とか処理してしまうから
  2. そこまで大事にしたくないのが本音だから
解雇になるの?

2週間以上無断欠勤が続くと解雇の可能性もある。という過去の裁判事例もある。

ただ、以下の場合は例外です。

  • セクハラなどの職場環境が理由で無断欠勤になった場合 
  • 精神疾患が理由で無断欠勤になった場合
  • 自然災害や事故が原因の場合

でも実際のところ、派遣会社は解雇にしないです。

解雇にしたら派遣会社の世間体からの信頼が落ちますので。

すぐに退職したい場合はどうすればいいのか?

ここでは2パターンのやり方をお伝えします。

①営業担当に無理と言い張る

まずは営業担当へ、今の自分の気持ちを打ち明けましょう。

派遣会社としても、そのまま退職されるよりも継続してくれるのであれば、その方法を確実に取ってきます。

派遣先企業への連絡は派遣会社に任せれば良いのです。

その上で「現在の職場環境」「なぜ無断でも欠勤したいと思ったのか」

このあたりを伝えて行きましょう。

ここで大事なポイントは、今の職場以外で仕事は続けていきたいと伝えることです。

そもそも仕事を継続する意思がなかったら、派遣会社も見放してしまいます。

②でっちあげの適当な理由をつけて退職する

もう一つのやり方としては、「嘘をついて退職する」ということです。

注意点としては絶対にバレない嘘をつくべきです。

この方法を考えた結果、派遣社員は「身内の不幸」という理由にしがちです。

だから派遣社員は身内の不幸が多いのでしょうか

3行でまとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は派遣社員が無断欠勤をした場合、どうなるのかを解説致しました。

この記事を3行で要約
  • 無断欠勤は全員が損をする行為
  • 無断欠勤で逃げきる事は難しい
  • 素直に派遣営業に話しを聞いてもらいましょう

誰もが「仕事めんどくさいな。行きたくない」と思う瞬間は必ずあります。

1人でする仕事であれば、休んでいいのですが、会社では必ず誰かが関わってきます。

誰かと関わる仕事の場合は連絡は必須ということですね。

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