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私は13年の派遣営業歴の中で、数多くの悩み相談を受けてきました。
その中で最も多いのが「人間関係」の悩みです。
派遣ならではの独特な悩みがあるんですよね。
「ドライでいいじゃん」と思える人もいれば、「でもやっぱり寂しい」と感じる人もいます。
どちらが正解とかありませんが、個人的にはドライじゃない方がいいですね。
そのために、本記事を活用してもらえると嬉しいです。
ドライな関係のメリット、しんどい時の対処法、派遣会社ができることを派遣営業目線からお伝えします。
派遣はより一層人間関係をドライと感じやすい

派遣として勤務し始めて、こんなこと思いませんでしたか?
- 思ってたより研修してくれない
- 「これくらいできるでしょ?」オーラがある
- 分からない事を聞けない雰囲気が漂ってる
仮に、正社員なら研修体制がしっかりしていて、入社前に何度も面談がありますよね。
会社側も「新しい仲間を迎える準備」を整えてくれるんです。
でも派遣は違います。
入社式なんてありませんし、ようこそ我が会社へ!なんて雰囲気もありません。
初日に簡単な説明を受けたら、右も左も分からないまま「はい、じゃあお願いします」と業務がスタートします。
派遣の求人には「未経験可能」「研修制度あり」って書いてたのに。
ギャップに感じますよね。
月刊人材ビジネスが出した統計データでも「孤独感を感じる」と答えた人の割合も多かったんですよ。

私自身も派遣からスタートしました。
めちゃくちゃこのギャップを感じましたね。
ぱぱだんご次の章から、なんでこんなドライになってるのか?を紐解いていきます。
派遣社員の人間関係がドライになりがちな理由


- そもそも「よそ者」だから
- 能力を見極めてるから
- 派遣社員に言ってはいけないことがあるから
- どうせ辞める人って思われてるから
- 派遣社員の扱い方がいまいち分かってないから



それぞれ説明します。
そもそも「よそ者」だから
派遣社員は派遣先会社の正式メンバーではありません。よそ者です。
だいたいの派遣先では、派遣社員を「労働力の提供」としか思っていません。
こんな状態です。
どれだけ自分が頑張っても、最初から「よそ者・部外者」のフィルターがかかってしまうんですよね。
能力を見極めてるから
入社して3か月以内なら、まだ実力を探っている期間の可能性が高いです。
特に派遣社員に対しては「成果を上げる人は味方、上げない人は邪魔者」というシビアな目で見ています。
よそ者ポジションだからこそ、正社員よりも厳しく評価されるんです。
- まずは様子を見る → どんな人か観察
- 仕事ぶりをチェックする → 能力を評価
- 信頼できるか判断する → 任せられるか検討
- やっと心を開く → 関係構築スタート
私が派遣で入ったさい、最初の1~2週間で「あ、この職場ドライだな」って感じてました。
最初の受け入れ態勢や研修制度がなさ過ぎて感じる人は多くいますね。
冒頭で3か月以内は能力の見極めとお伝えしましたが、実は「この職場、ちょっと変だな」と感じるのは、もっと早い段階です。最初の1週間で気づくことが多いんですよね。
派遣社員に言ってはいけないことがあるから


- 雇用契約に関わること
- プライベートに深く踏み込んだこと
- 飲み会の強制参加
- ハラスメントに関わること
- 転職についての話
- 会社の機密情報に関すること
- 「派遣なのに〇〇だね」と言わない
- 職場見学時の嘘や誇張
上記が言ってはいけないことです。
「派遣なのに優秀だね」なんて言葉も禁句です。
派遣先が大手企業ほど、社員教育を徹底している場合があります。
派遣先側からすると、「めんどくさい!関わらないほうが安全」となることもあるんです。


どうせ辞める人って思われてるから
派遣には3年ルールがあります。最長でも3年で契約が終わるんですよね。
3年ルールとは以下のとおりです。


あなたが長く働きたいと思っていても、相手(派遣先)には伝わりません。
派遣先の人たちは過去の経験から「また辞めていく人が来た」と無意識に思っていることが原因の一つにあるのです。
実際に、多くの派遣社員が3年経たずに辞めていく現実があります。派遣先の過去にはバックれて辞める人だっているでしょう。
そういった経験の積み重ねで心を閉ざしてしまうんです。
あなた自身に何の落ち度もないのに、過去の派遣社員のイメージで判断される理不尽さがあります。


派遣社員の扱い方がいまいち分かってないから


正社員と派遣社員、やる仕事はほぼ同じです。
でも雇用形態が違うだけで、派遣先の人は混乱します。
私たちからすれば「普通に接してくれればいいのに!」と思いますよね。
派遣先の人たちが勝手に悩んで、勝手に距離を取る。
そんな状況が生まれているんです。
大切なのは、人間関係がドライになる理由の多くは、あなた個人の問題ではないということ。



なので、自分を責める必要はないんですよね。
別記事で、少し違う角度から「扱いにくい派遣社員の特徴」を解説した記事がありますので、気になる方はご覧下さい。


ここまで、派遣社員の人間関係がドライになりがちな理由を説明してきました。
改めて内容をまとめます。
- そもそも「よそ者」だから
- 能力を見極めてるから
- 派遣社員に言ってはいけないことがあるから
- どうせ辞める人って思われてるから
- 派遣社員の扱い方がいまいち分かってないから
上記でも触れましたが、ほとんどの理由が、「関係ないおころで勝手に作り出された妄想」から人間関係をドライにしていっているのです。
次の章では、この状態だったらどんな影響があるのか?を解説しますが、
解決法を先に知りたい方は以下の青色をタップすると、該当箇所にジャンプします。
派遣の人間関係がドライだったらどんな影響がある?


以下の影響が出てきます。
- 職場で疎外感じて常に「退職したい」と考えながら仕事をすることになる
- わからないことがわからなくて詰む
- 雑談に入れてくれないから孤独感フルMAX



それぞれ見てみましょう。
職場で疎外感じて常に「退職したい」と考えながら仕事をすることになる
疎外感を感じると「必要とされていないのかな?」と思い始め、「退職」が脳裏をよぎるようになります。
なぜなら、「自分の居場所がない」と感じると、次のような負のループに陥るからです。
実際に、ほとんどの方が以下の悪循環にハマってます。


- 自信を失う
- 同僚とのコミュニケーションが減る
- 仕事の疑問を聞きにくくなる
- 自分で調べても答えが見つからず立ち往生する
- さらに居場所をなくす
- 1に戻る



この繰り返しです。
入社時には「わからないことがあったら何でも聞いてね!」と温かい言葉をかけられたはずです。
でも現実はどうでしょう。
いざ質問すると「え?こんな基本的なことも知らないの?」的な雰囲気に。
こういった出来事が積み重なって、疎外感を感じるようになるのです。
わからないことがわからなくて詰む
上記でも触れましたが、入社時には必ず「わからないことがあったら何でも聞いてね」と言われます。
でもここに、見えない前提条件が隠されているんです。
「(自分でちゃんと考えてから)わからないことがあったら聞いてね」
- 会社独自のルールも知らない。
- 業界の常識もわからない。
- 専門用語の意味すら怪しい。
そもそも考える土台がゼロの状態で「自分で考えろ」と言われても、わからないことがわからないんです。
こんな疑問が頭では出てくるのに、職場の空気がドライすぎて、質問するハードルがエベレスト級に高くなっているのです。
結局、質問せずに「わかりました!」と答えた経験があるのは私だけではないと思っています。
結果として、仕事をしている風を装ってるが、何も仕事していない自分が爆誕します。
これがまた居心地が悪いのなんの。



ちなみに、こう思ってる人は大勢いますよ。
雑談に入れてくれないから孤独感フルMAX
周りが雑談しているとき、私の頭の中では会話しているんです。頭ではね。
- 「あ〜、それわかる!」
- 「へ〜そうなんだ!」
- 「実は私も同じ経験があって…」
でも口が連動しません。
自分が雑談に入ることで、職場の雰囲気ぶっ壊してしまうのも申し訳なくなるんですよね。
たとえば、勇気を出して「私もそれ好きです!」と言ったとしましょう。すると一瞬シーンとなって、「あ、そうなんだ〜」で会話終了。
気まずい沈黙が流れ、みんなが別の話題に逃げていく。



もう二度と会話に入りたくなくなりますね!



でも、挨拶やお礼といった、ある意味テンプレートで会話ができるものであれば簡単にできるんです。
挨拶とお礼を繰り返すロボットの誕生になりますね。
本当はみんなと和気あいあいと話したいのに、怖くては入れないから孤独感MAXになるんですよ。



いったんここまでをまとめましょう。
人間関係がドライだった場合の影響は改めて以下の通りです。
- 職場で疎外感じて常に「退職したい」と考えながら仕事をすることになる
- わからないことがわからなくて詰む
- 雑談に入れてくれないから孤独感フルMAX
一言で言うと「辞めたくなる」っていうのが一番の影響なんですよね。
でも逆に孤独だからこそのメリットも考えてみましょう。
次の章で解説していきます。
よそ者扱いで何が悪い?ドライになってしまったときのメリット


ここからは、吹っ切れていきましょう。
デメリットと感じている人間関係の隠れたメリットを解説していきます。
- 職場でのストレスが激減する
- 業務に集中することできる
- 退職しても未練なし
簡単に内容解説します。
職場でのストレスが激減する
職場で人間関係の「派閥」ありませんか?
そんなの一切関係なくなります。
なぜなら、常に中立(孤独)のポジションだから。
かまってくれないストレスはあるものの、泥沼の人間関係の悩みからは解放されます。
そうなることで次で解説する「業務に集中できるようになる」メリットもあります。
業務に集中することできる
職場はあくまで「仕事」と「スキルアップ」をする場所です。
ドライな関係なら、無駄な雑談や人間関係のトラブルに巻き込まれません。
余計なことに悩む時間がゼロになりますね。
- 業務効率が上がり生産性が高くなる
- 空いた時間で勉強や自分のやりたいことができる
- 残業がなくなってプライベート充実
仕事がすべてではありません。職場はドライであってもプライベートだけでも充実できていればいいと思ってます。
そもそも、仕事をする目的ってプライベートを豊かにしたいからですからね。
退職しても未練なし
退職するとき、未練なく退職できます。
退職を引き止められることもなくなりますからね。



ただし派遣会社からは止められますのでご注意を。
逆に人間関係が良いと、辞めにくくなるでしょう。
「申し訳ない」という気持ちで辞められず、結局「あの時辞めておけば」と後悔することもあるかもしれません。
ドライな関係なら、そういう悩みがなく、辞めたい時にスパッと辞められるのです。
人間関係がちょっとしんどい時の対処法


ここからは、ドライな人間関係の中でも「少しでも居心地を良くしたい」と思っている人向けの対処法です。
- 挨拶だけでも笑顔でする
- 自分のスキルを極限まで高める
- 仕事の話は積極的に話しかける



それぞれ解説します。
挨拶だけでも笑顔でする
- 「おはようございます」
- 「お疲れ様です」
- 「ありがとうございます」
この3つを自分から発信すること。
相手から言われる前に自ら言うことが大事になります。
笑顔の挨拶を続けていると、相手は無意識にあなたに対して好印象を持ち始めます。
心理学でいう「単純接触効果」というやつですね。
単純接触効果とは
単純接触効果とは、何度も繰り返し接触することで、相手に対する好感度や親近感が高まる心理現象のこと。
たとえば、毎日顔を合わせる人や、よく見る広告などに対して、自然と好意的な印象を持つようになるのがこの効果です。
人間関係においては、頻繁に挨拶を交わしたり、顔を合わせたりすることで、相手があなたに対して親しみを感じやすくなります。
何度も顔を合わせて、その度に笑顔で挨拶されると、人は自然と親近感を覚えるんです。
実際に私が派遣営業として見てきた中でも、「最初は全然話してもらえなかったけど、3ヶ月後には普通に雑談できるようになった」という人も多いものですよ。
たかが挨拶、されど挨拶。
これだけで印象は大きく変わります。
自分のスキルを極限まで高める
「あの人は仕事ができる」そう思わせれば勝ちです。
人間関係に悩む暇があるなら、圧倒的なスキルを身につけましょう。
自ら調べ、ミスをなくし、即レスで期待以上の成果を出す。
徹底的にやり切って、それでも周りが変わらなければ、その時は胸を張って諦めればいいのです。
とはいえ、どうやってスキルを高めればいいのかわからない場合もあると思います。
大前提として「自ら調べる」ことを癖付けしていきましょう。
- 会社のマニュアルを徹底的に読み漁る
- google検索を駆使して調べる
- 家でもとことん勉強してみる
自分はダメなんだと思うんじゃなく、とことん追求していくのも一つの方法ですよ。



それで職場の人間関係が変わらなかったら諦めるだけです。
仕事の話は積極的に話しかける
私はこの方法で乗り切りました。
雑談はしなくてもいいです(できないから)。仕事の話だけしていくといいですよ。
- 「この資料の〇〇について確認させてください」
- 「このやり方で進めて問題ないですか?」
- 「〇〇さんならどう対応しますか?」
質問が思い浮かばない人もいるでしょう。
中には「もう私は無能で、この仕事に向いていない」って感じている方もいるでしょう。
別記事で、仕事ができないと感じていた当時の私に伝えたいことをまとめた仕事術の記事があります。



仕事ができないと思っている人にはうってつけだと思いますので、時間のある方は読んでみてください。


それでもしんどい時の派遣会社ができること


ここまで自分なりに頑張ってみても、どうしても状況が改善しないことだってあります。
そんなとき派遣会社の出番なんですよね。
正直、派遣会社に相談しても何も変わらないと思っている方がほとんどでしょう。
以下3つの方法で、派遣会社はサポートできるので、状況によって使ってみてください。
- 影のサポート役として派遣先の責任者に助言する
- あなたが周りからどう思われているのかヒアリング
- 他の職場へ移動させる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
影のサポート役として派遣先の責任者に助言する
派遣営業は、働きやすい環境を作るための「根回し」をします。
たとえば、以下の感じで派遣先の責任者に伝えてるんです。
- 「○○さん(あなた)、すごく頑張ってますよ。でも最近、少し元気がないように見えるんです」
- 「みんなともっと仲良くしたいってこの間言ってましたよ」



直接的に言ってしまって、風通しが悪くなることを防ぎたいからです
実際に私も人間関係での悩みを聞いた時、以下の発言から改善されたこともありました。
「他の企業さんでは、週1回15分のミーティングを設けたら、派遣社員さんの定着率が格段に上がったんですよ」
ただ、一番大事なことは、派遣会社に「しんどい」と伝えないと、派遣営業は気づけないってことです。
あなたが周りからどう思われているのかヒアリング
人間関係がスカスカだと、
「私、嫌われてるのかな」と思うようになります。
この場合でも派遣営業使えば評判確認できますよ。
そこで聞こえてくるのは、意外な声だったりするんですよね。
- 「仕事は丁寧にやってくれてる」
- 「もう少し慣れたら、もっと活躍してくれそう」
- 「実は頼りにしているんだけど、どう接していいか分からなくて」



特に最後のパターンが多いんです。
派遣先の人も同じように「どう接していいか分からない」と悩んでいることがあるんですよね。
もちろん、改善点があれば、それも含めて教えてくれます。
他の職場へ移動させる
どうしても合わない職場ってあるんです。
それは誰のせいでもなく、単純に「相性が悪かった」だけなんですよね。
派遣会社には、複数の派遣先があります。
A社がダメでも、B社なら最高の環境かもしれません。



私自身、職場を変えたら人が変わったように生き生きと働き始める人を数多く見てきました。
正直、入ってみないと分からないんです。
ただし、派遣先の変更にはリスクもあります。
でも、今の環境で心身を壊すくらいなら、環境を変える選択をした方が私はいいと思ってます。
派遣の最大のメリットは「フットワークの軽さ」ですからね。
よくある質問
まとめ
本記事では、派遣で人間関係がドライに感じる理由、また対処法を解説しました。
ドライに感じる理由は以下の通りです。
- そもそも「よそ者」だから
- 能力を見極めてるから
- 派遣社員に言ってはいけないことがあるから
- どうせ辞める人って思われてるから
- 派遣社員の扱い方がいまいち分かってないから
そもそも、派遣社員はよそ者扱いされがちのため、より一層人間関係でドライに感じやすいです。
確かに、派遣会社に依頼することで緩和されることもありますが、
「もう無理!」と心に誓っている人だっているでしょう。
そんなときは、派遣会社に頼ることなく退職だって選択肢なんですよ。
あくまでも、自分のメンタル状況を大事に考えて行動をしてみてくださいね。



遠くから応援しています。






