長期の派遣で勤務していると、辞めどきを逃してしまったり、辞めるタイミングがわからなかったりします。
いつかは正社員で働かないと。と思いながらも派遣社員を続けている方は多いです。
私自身、現在も派遣営業を行っています。約950名の派遣社員を担当してきた経験を踏まえ、【派遣の辞めどき】を解説します。
この記事では入社半年経過、1年経過に特化してお伝えします。
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この記事を読むことによって、派遣会社にいいように使われることを防ぎ、派遣の働き方の一つを知ることができると考えています。
これから派遣を始める方、今派遣で働いていて1年以内の方に読んでいただければと思います。
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長期派遣に辞めどきなんてない
辞めたいと思った時が伝えるタイミングです。
一般的に「契約更新時」と言われますが、そんなに気にしなくてもいいです。
辞めたいと考えている方のほとんどが、その派遣元会社も辞める思いで辞めると思います。
契約更新時の退職は派遣会社が最も辞めやすく調整しやすい時期のため、契約更新時がいいと言われています。
しかし、このタイミングを見計らってしまっているために、タイミングを見失っている方もいるのです。
仕事をしているのは派遣会社ではなく、あなた自身です。そしてあなたの人生を決めるのもあなたです。
派遣会社の都合のいいタイミングにあわせて自分の人生の時間を無駄に使ってしまうのは、もったいないのではないでしょうか。
辞めると伝える時は下記にだけ気を付けていけば問題ありません。
- 必ず派遣会社の営業に辞めたい旨を伝えること(派遣先企業には伝えたらだめです)
- 辞める1か月前には辞める旨を伝えること
この2点だけです。
参考までに契約更新時に辞めるメリットをお伝えします。
- 派遣会社から次の仕事を紹介されやすい
- 派遣先企業にも迷惑がかからない
- 円満退職できる
- 期間満了になるため、失業給付がすぐもらえる
4点目の失業給付については、メリットがあると思いますので、下記記事にて詳しく解説しています。
会社に恩義がなく、次の仕事を視野に入れている場合で考えるとどうでしょうか?
あなたの次の仕事の人生と考えると、正直関係ない話ではないでしょうか。
また、派遣会社によっては更新月以外での退職は損害賠償をちらつかせる会社もありますが、損害賠償問題にはなりませんのでご安心ください。
辞めどきか見極める7つの方法
今の仕事が辞めどきか見極めることが大切です。
- 自分の将来やりたいこととかけ離れている場合
- 仕事のストレスで私生活まで影響がある
- 派遣会社に依頼しても反応がない
- 努力をしたが、それでも仕事に慣れない場合
- 職場の考えの水準が自分と合わない
- ハラスメントが黙認されている
- 3年先に入った先輩の目が死んでる
ひとつひとつ解説します。
自分の将来やりたいこととかけ離れている場合
入社前の期待と現実の違いにギャップが生まれることはよくあります。
将来やりたいことに繋がらないと思った場合は辞めどきといえます。
人生の時間を無駄にしてしまうからです。
注意点としては、将来やりたいことが決まっていない場合は、この考えは当てはまりません。
派遣の仕事を通してやりたいことを見つける方が多いです。例えば5年後、10年後、こうなっていたら幸せだな。と考えるといいでしょう。
例えば
私生活を豊かにしたい。こう考えた場合、下記の方法が思い浮かびます。
- キャリアアップを目指して給料を増やす
- 手に職を付けてフリーランスとして働く
- 仕事の時間を減らして収入を増やす
こう考えるとやるべきことが見えてきます。
人により理想はさまざまですが、ざっくりとした理想から逆算して今やるべきこと、3ヶ月後の目標を決めていくといいでしょう。
最終的に今の仕事と自分のやりたいことがどれだけ一致しているのかを考えるとギャップを見つけやすいです。
仕事のストレスで私生活まで影響がある
例えばこんな状態
- 私生活でも仕事のネガティブを探している
- 朝起きれなくなる
- 笑顔が無くなった
- 周囲との関わりが減った
楽しくないですね。
給料は増やせても時間は増やせません。
私生活での時間はとても大切です。私生活で仕事のネガティブばかり考える時間は無駄では無いでしょうか。
仕事でも私生活でも、今の積み重ねによって未来が変わります。
私生活でネガティブを考えて行動しないよりも、活力がある状態で自己投資したり、成長を感じる方が圧倒的にいいです。
仕事をしていると私生活にも影響がある瞬間は必ず来ますが、これが1ヶ月以上続いてしまっている場合は、辞めどきのタイミングです。
派遣会社に依頼しても反応がない
慢性的にこの状態が続いている場合、派遣営業はあなたに対して本気で向き合っておらず、昇給やキャリアアップは難しいといえます。
派遣社員の雇用主は派遣会社です。
給料やキャリアアップは派遣会社が考えるのであって、派遣先企業は考えていません。
ということは、派遣会社にいいように使われて、将来振り返った時に、時間を無駄にしたと思うことが起きます。
派遣営業はあなたの将来よりも会社の売上を考える傾向があります。
よく、入社後に派遣営業が素っ気なくなった。連絡が一切来なくなった。と言われるのはこのためです。
中には本気であなたの成長を応援してくれる派遣営業はいます。
努力をしたが、それでも仕事に慣れない場合
大抵の方は仕事に慣れるために努力するはずです。
- 職場の雰囲気に合わせる努力
- できない仕事に対して勉強する
- 人間関係構築の努力
- 上司への報連相の質をあげる
上記は努力の一部ですが、もし努力していないのであれば、してください。
もちろん人によって、「頑張った」と言える基準は違います。
仕事において、周りからの評価は確かに大切です。
そして、周りの人はあなたが出来ていないことに対して指摘をするが、出来ていることに対しては当たり前と考えて評価をしてくれないでしょう。
入社前の自分よりも、今の自分が少しでも成長していれば、努力したと言えます。
職場の基準よりも過去の自分を基準として考えるのがいいでしょう。
そこで、今の自分が最高のパフォーマンスを出しているのに、今の仕事が合わないと思ったら、その仕事は合わないんです。
その際は以下のどちらかの選択をとりましょう。
- 努力を続ける
- 諦める
選択をするのはあなたです。
しかし、合わないと思ったら仕事を変えるタイミングです。
職場の考えが自分と合わない
あなたの周りにいる人の仕事の水準はあなたに移ります。
社会人になると職場の人と会ってる時間の方が長いからです。
恐らく1年後には周りの人と同じような性格になり、同じような仕事をしていることでしょう。
もっと高みをめざしたい。もっと考え方をアップデートしたい。
そう考えた時は以下の手段があります。
- あなたが管理者となり組織を管理する
- 辞める
管理者を目指すことは1年足らずでは難しいですし、派遣社員で管理職を目指すためには正社員になる必要も出てきます。
自分自身の目指す理想像と大きく離れている場合は辞めどきといえます。
ハラスメントが黙認されている
直ぐに辞めてください。
ハラスメントを黙認している会社は多く存在します。
大手企業になるほど、管理がしっかりされており、ハラスメント専用のチームを設置しているところもあるでしょう。
しかし、中小企業になると、管理されておらず、管理者が率先してハラスメントを行っている職場もあるのです。
この場合、直ぐに営業担当に伝えて、解決してもらうか、派遣先企業を変えてもらうようにしましょう。
ハラスメントかどうかの基準はあなたがどう感じたかです。
世間一般論ではありません。
派遣会社が対応してくれない場合、明らかに会社都合での退職となりますので、すぐに行動していきましょう。
ほかに会社都合での退職は「【会社都合はこう決まる!】派遣契約を更新しない場合の有利な立ち回りを現役派遣営業が解説」にて解説しています。
3年先に入った先輩の目が死んでる
いますよね。
本気で目が死んでいる先輩。
その先輩がプライベートのことが理由であったり、正社員の方が目が死んでいるのであれば別にいいのですが、派遣社員の先輩がその状態であれば考えものです。
あなたも同様になる可能性があるためです。
ちなみに、正社員の目が死んでいることはよくあります。
きっと色々と疲れているのでしょう。
派遣の辞めどきはいつ?│入社半年以内で辞める理由4選
入社半年以内は、現在に対しての不満から退職される傾向があります。
- 職場環境が合わない
- 心から向いていないと感じる
- こちらから質問しても放置される
- 転職先が見つかった
それぞれ解説します。
職場環境が合わない
具体的には下記です。
- 職場の社風が合わない
- 変な会社ルールがある
- 軍隊みたいな会社
- 上司と生理的に合わない
他にもありそうですが、職場環境が合わないという理由は特に3ヶ月以内の退職する方に多いです。
もちろん、最初は会社に合わせる必要もあるんですけどね。
心から向いていないと感じる
「何をやっても叱られる」
「全く成果が出ない」
「何回も同じ注意を受ける」
こういう場合、向いていない可能性もあります。
注意点として、入社1ヶ月は基本「合わない」と感じるはずです。
そこから努力をしても合わない場合は向いていない可能性があります。
本当に好きな職種で勤務している場合はもっと頑張る必要がありますが、そこまで職種にこだわりがないのであれば、早い段階でリタイアしてもいいのではないでしょうか。
勤務条件を絞らなければ別の派遣会社に登録することで転職は可能です。
こちらから質問しても放置される
派遣社員は基本「放置されがち」です。
もし、こちらから質問しても放置されるようであれば考えものです。
派遣を利用する会社は「人手が足りないから派遣を利用しています」そもそも円滑に仕事が回っていないため放置されやすいんですね。
聞いても反応してくれなかったり、教えてくれる時間を取ってくれない場合は、派遣営業に相談してみてください。
それでも改善されない場合は派遣先変更をするといいですね。
私自身もこの相談を受けますが、派遣先の管理者がこの現状を知らないことが多いです。
伝えたら改善される例は多くありますよ。
転職先が見つかった
これも入社半年後に多い理由です。
転職先は人により様々ですがこのような場合が多いです
- ヘッドハンティングを受けて、他の派遣会社として働く
- 今よりも待遇がいい仕事が見つかった
- なんとなく面接をしたら受かった
正社員や転職までの繋ぎとして派遣会社を利用している方も多くいます。
派遣会社の上手な使い方だと考えています。
しかし、退職1か月前には派遣会社に退職の申請をしないといけないルールもありますので、転職先の入社日の調整は必須です。
つなぎ派遣のメリット【決定版】派遣を正社員までのつなぎとして使うのはありです!10個のメリットと注意点にて解説しています。
派遣の辞めどきはいつ?│入社1年で辞める理由4選
入社1年になると、未来(将来)に対しての不安から退職される傾向があります。
- 将来が不安になる
- 昇給が見込めない
- やりたいことが見つかった
- 勤務条件が合わなくなった
それぞれ解説します。
将来が不安になる
将来不安になる例は以下です。
- このまま仕事を続けても将来に繋がらない
- 役職をつけたい
- 正社員を目指したい
- このままでは結婚出来ないのでは
- やっている業務がマンネリ化
入社1年経つと、現在の不満から将来を考えるようになります。
また、雇用主である派遣会社との関係も薄っぺらいものになっている事が多いです。
派遣会社は複数名の派遣社員を担当しているため、あなたへ連絡が来ることも業務連絡くらいになっている事でしょう。
帰属意識が低下して、自分がどの会社に所属しているのかがわからなくなってしまうのです。
会社が自分の成長をサポートしてくれなかったり、将来のキャリアビジョンを考えてくれなかったりするために不安が増していきます。
昇給が見込めない
1年前と給料が変わらない。
派遣ではよくあります。理由は下記2点。
- 契約期間が定められる働き方のため
- 派遣会社が給料を決めているため
派遣社員の給料は派遣会社が決めますが、派遣会社は業務においての指揮命令は一切行いません。
仕事を管理しているのは派遣先企業です。
あなたがいくら頑張っても、派遣会社は頑張っている姿や目に見える実績を知る機会が少ないのです。
また、派遣会社はあなたが勤務した分の利益が入る仕組みです。
会社運営のためには利益は必要不可欠です。派遣先企業からもらえる金額が増えた場合は還元はありますが、そうではない場合は給料が上がることはほぼないでしょう。
やりたいことが見つかった
1年で人は変わります。考え方も業務スキルも。
派遣社員として入社したての時は、業務を覚えることに必死ですが、1年経つと業務にも慣れ、仕事に余裕が生まれます。
ここで、本当に自分のやりたいことは何なのかを探し始めるのではないでしょうか。
転職時には、「まずは仕事をしないと!」と焦る気持ちから、自分と向き合う時間を省略してとりあえず仕事に就くことを優先します。
しかし、1年経つと安定した収入を得られている状態のため、「早く仕事に就かないと」と邪心が消えた状態で考えられるんですね。
ここで本当にやりたいことは何かを見つけ、それに向けて行動する方は多いでしょう。
勤務条件が合わなくなった
勤務条件が合わなくなる理由は下記のようにさまざまです。
- プライベートでやりたいことが見つかり、時間を使いたいため勤務時間や勤務曜日を変更したい
- 介護が必要になった
- 子供の入学に伴っての勤務条件変更
勤務条件を変更した場合、同じ派遣会社だけでは次の仕事を提供できる可能性が低くなります。
また、勤務条件次第では今の職場での勤務も難しくなることもあるでしょう。
1年もするとプライベートの状況が変わることはよくあります。
もちろん仕事を主体としてプライベートの割り振りを決めていくことは大切ですが、どうしても変更せざるを得ない場合は、他の派遣会社に応募したり、事前に派遣営業に相談しておくといいです。
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【重要】辞める準備は整っていますか?
派遣の辞めどきを考える際には、必ず辞める準備が必要になります。
辞める準備をせずに辞める場合、後々失敗したということになりかねません。
- 次の仕事を探しておく
- 派遣先企業の変更は考えましたか?
- あなたがあなたに相談したら何と答えますか?
それぞれ解説します。
次の仕事を見つけておく
必ず次の仕事を見つけておきましょう。
例えば今の仕事から逃げるように退職した場合、無職の状態が発生します。
収入がないことに頭がいってしまい、落ち着いた状態で考えることは難しいでしょう。
お金の余裕は心の余裕です。心の余裕から面接の合格率は変わります。
私自身の話で恐縮ですが
無職の期間が3か月程ありました。
最初は仕事をしない自由さにハッピーな気持ちでしたが、銀行口座の預金がなくなって行くにしたがって、焦って仕事を探したんですね。
いざ転職活動をしても、思ったように成果がでず、それでも生活の費用がかかっていく。
結果として転職活動を挫折して零細企業の営業職に就きましたが、超絶ブラック企業だったという経験があります。
もし収入がある状態での転職活動をしていたら、この会社は選ばなかったでしょう。
お金が尽きるという焦りからくるものだったと感じています。
同じような失敗にならないためにも、収入があり、心に余裕がある状態での転職活動をおすすめします。
派遣先企業の変更は考えましたか?
上記で「心に余裕を持った状態で転職しよう」と言いましたが、今の職場が嫌すぎて心に余裕がない!という状態もあるかと思います。
その際は派遣先企業の変更を申し出ることをおすすめします。
同じ派遣会社で別の派遣先企業に変更する場合、退職にはなりません。
雇用主は同じだからです。
つまり、履歴書に傷がつかないのです。
これは派遣社員の大きなメリットだと感じています。
よく派遣先企業の退職=派遣会社も退職と捉えている方もいますが、これは大きな間違いです。
派遣会社はあなたの雇用を守りますので、まずは派遣営業に相談してみるといいです。
具体的な方法ややり方については【入社1ヶ月以内の方】派遣先が合わない!体調不良を理由に派遣先を変更できる?で解説しています。
あなたがあなたに相談したら何と答えますか?
いざ辞めたいと思ってしまうと、辞めたい理由しか探しません。
ここで一回立ち止まって見てほしいです。
これを考えることによって、第三者の目線で考えることができます。
回答が「辞めたらいい」であれば、辞めましょう。
しかし、「もう少し〇〇してみるとどう?」と回答が出てきた場合は、辞めどきではないでしょう。
改善の余地がまだあります。
今まで辞めどきを話してきましたが、仕事は簡単に辞めるものではありません。
自分自身で出せる最善の努力をしたうえで、それでも無理なら辞めるべきです。
「行動していないのに辞める人」が本当に多いのです。
行動にはかなりの精神を使います。しんどいでしょう。しかし、乗り越える努力をせずに逃げてしまっては、正社員になっても同じ事が起こったときに逃げる傾向があります。
逃げ癖ができるからです。
一度あなた自身であなたに相談をしてみてください。
派遣営業は退職をこう止めてきます
派遣社員が退職を申し出る際は、必ず派遣営業に連絡をします。
そこで派遣営業がよく使ってくる言葉をお伝えします。
事前に知っておくことで、言われた際の切り返し方を考えておきましょう。
- 時給あげるから残ってほしい
- 配属先変えるからもう少し待って
- 派遣先に掛け合ってみる
- 懇願(派遣先に来たりします)
- 契約期間途中は無理だよ
- 配属先と合わせて3人で話してからね
私自身も使っています。
派遣営業はあなたが継続してくれる事により会社の売上や利益につながります。
退職してしまうと会社の利益は0になるために、全力で退職を止めてきます。
中には、本気であなたと向き合って、退職を止めることもあります。
そして、一回の電話で「わかった」となることは少ないでしょう。ほとんどが「検討するからちょっと待って」といった回答がきます。
ここで大切な事は「〇月付で退職します」と明確に伝えることです。
また、派遣社員で退職願を出す必要はありません。電話かメールで伝えると効力を発揮します。
中でも派遣社員がビックリしてしまう回答は「契約期間途中は無理だよ」ではないでしょうか。
派遣営業によっては、損害賠償をちらつかせてくる方もいますが、損害賠償はまず発生しませんので大丈夫です。
契約期間途中の退職については下記の記事でも詳しく解説しています。
派遣会社に1か月前に申告すると辞めれますからね。
長期派遣で辞めどきかを悩んでいるなら、これをしてみて
今辞めるべきなのかを悩んでいる事もあると思います。
- なんとなく今の仕事に行くのが嫌だな
- やりたいことがないけど、今の仕事にやる気がでない
- 辞めるほどの理由はないけど、仕事場を変えたい
こんな感じの状態ですね。
長期派遣で辞めどきかを悩んでいるなら、是非とも下記の行動をしてみるといいでしょう。
- 仕事に本気で向き合ってみるのがいい
- 「いつか退職するし」となんでもトライアルしてみる
- 転職活動をしてしまう
ひとつずつ解説します。
仕事に本気で向き合ってみるのがいい
「今も本気だよ!」と思われたら申し訳ございません。
もっと頑張ってください。
努力の方向性が間違っている可能性もあります。
仕事をバリバリこなしていけるように頑張ってる
できる仕事の幅を広げるように頑張っている
もし上記に当てはまった場合は仕事の方向性が間違っているでしょう。
あなたである価値を派遣先企業に提供することを意識してみてください。
派遣先企業が何に悩んでいて、何が必要なのか。これを考えて行動していくといいでしょう。
例えば資料作成を依頼されたとき
- この資料は誰に向けて作るものなのか
- この資料はなぜ作るのか
- この資料を使って、会社はどういう成果を求めているのか
資料作成を仕事のゴールにするのではなく、資料作成を通してその先にあるゴールを会社と一緒に目指します。
例えば、新商品の提案資料だった場合、会社のゴールは成約だとします。
ここで資料作成をゴールにしてしまうと、最終的にクロージングができる資料になっていなかったり、話の趣旨がずれてしまっている資料になったりします。
これではあなたである価値はないですね。
このように、今の仕事でも会社が目指すゴールに向かって、本気で仕事をしてみるといいと思います。
キャリアアップします。
「いつか退職するし」となんでもトライアルしてみる
いつか退職すると思ったら、思い切った行動ができる時があります。
退職という「リセットボタン」がありますからね!
ただ、法律に触れるような事は絶対にしないでくださいね。
人間関係で媚を売ることはしなくてもいいですし、なんでもかんでも仕事を受ける必要もなくなります。
考え方ひとつで行動は変わるんですね。
間違えてはいけないことが、「自分がさぼりたいからなんでも断る」ことはしないように。
派遣先企業から契約が切られます。
やってみてほしいのが、「これはどうですか?」「新しくこれをやってみると面白いかもしれません」と能動的な行動に目を向けてみてほしいです。
そうなると案外居心地のいい職場になったりします。
居心地のいい状態であれば心にゆとりができますので、心にゆとりがある状態で「改めて辞めどきか」を考えてみましょう。
転職活動をしてしまう
悩んでいるのなら、行動しちゃうといいです。
悩んでいる時間は無駄です。
転職活動をすることで、自分の価値を知ることができます。
さらにどういった企業かをじっくり見ることができます。
今勤務している職場と比較して転職活動を通じて情報収集することも一つの手でしょう。
視野も広がるのでおすすめですよ。
【よくある質問】長期派遣の辞めどき
長期派遣の辞めどきに関してのよくある質問は下記です。
- 契約途中だけどどうしても辞めたい
- 辞める時なんて言う?
- 派遣の契約更新しないといつ言う?
- 派遣社員は平均どのくらいで辞める?
- 辞めると伝えた後が気まずい
【まとめ】長期派遣の辞めどき
この記事では、入社半年から1年での辞めどきを解説しました。
- 辞めるタイミングはない。辞めたいと思った時が辞めどきである
- 半年以内に辞める理由は「現在の仕事に対しての不満」が多い
- 1年後の退職理由は「将来に対しての不安」が多い
- 辞める前には転職先を決めておく準備は必須
- 辞めどきを悩んでいるなら、一回本気で仕事に向き合ってみて
辞めどきを見計らっている間は、まだ明確にやりたいことは決まっていない可能性もあります。
この記事があなたの参考になれば幸いと思い執筆致しました。