次の仕事がなかなか決まらない。金銭的にも余裕がなくなってきたし、特にやりたいこともない。転職が決まるまでの間とりあえず派遣で働くのってどうなのかな?
派遣は転職までのつなぎとして活用するにはうってつけだと思いますよ!
こんな方にオススメの記事
- 転職までとりあえず派遣を利用するメリットって?
- つなぎで働いたとき注意するところはある?
- 派遣期間中の「履歴書の書き方」など、細かいところまで教えてほしい
とりあえずつなぎとして派遣を利用することは大ありです。アルバイトと比べても300円以上時給が高かったりしますからね。
しかし、いざ派遣をしようと思っても、躊躇してしまうこともありますよね。
特に派遣をつなぎとして利用する方の多くは20代前半の方です。
この記事では、転職先が決まるまでの間、派遣つなぎとして働く方法や、上手く活用できる方法、またトラブルを防ぐ方法を現役派遣営業目線からお伝えします。
つなぎをアルバイトではなく、派遣にすることで選択肢も広がりますし、なによりも給料が高いですからね。
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転職までとりあえず派遣でつなぐ11のメリット
早速解説しますね!
- すぐ働ける
- アルバイトより派遣の方が時給が高い
- 周囲の方が社員が多いため、考え方の水準が下がらない
- 派遣先によっては2〜3ヶ月の短期派遣が可能
- 社会保険加入できる(国民保険の切り替え不要)
- 空白の期間を作らない
- 派遣会社によっては日払い可能
- 転職の相談を派遣営業に無料で相談できる
- 場合によっては引き抜きされることがある
- 転職活動の時間が取りやすい(時間が決まっていて残業がほぼ無いため)
- 万が一転職先に失敗しても派遣会社が拾ってくれる
ひとつひとつ解説します。
つなぎ派遣のメリット
①:すぐに働ける
派遣に応募される方のほとんどが「すぐに働きたい」と考えるでしょう。
派遣なら最短3日で勤務開始できますからね。単発派遣なら翌日から勤務開始だって可能です。
ちょっと正社員と派遣社員の選考の違いを見てみましょうか
項目 | 派遣社員 | 正社員 |
---|---|---|
就業開始までの期間 | 最短翌日~10日以内 | 1ヶ月以上が一般的 |
選考プロセス | スキルマッチング + 簡単な面談 | 書類選考、複数回の面接、適性検査など |
採用基準 | スキルと希望条件の合致が主 | スキル、社風との適合性、将来性など総合評価 |
就業開始時の手続き | 派遣会社との契約のみ | 内定、入社手続き、研修など |
採用プロセスがシンプルであり、派遣営業がいい感じに仕事をマッチングしてくれるので、手間なく入社できるんですよね。
採用までのプロセスや、すぐに働ける人の特徴は、本記事で解説すると長くなるため割愛します。
以下の記事で詳しく解説しますね。
関連記事:派遣登録から仕事が決まるまでの期間は?すぐ決まる人の特徴を解説
つなぎ派遣のメリット
②:アルバイトより派遣の方が時給が高い
派遣の平均時給は1,700円です。
引用:エン・ジャパン(プレスリリース)
アルバイトよりも、派遣のほうが圧倒的に給料が高いんですよね。
- 企業の採用費をコストカットできるため
- ボーナスが含まれた金額のため
- アルバイトと比べて仕事の難易度があがるため
- 派遣営業の単価交渉の努力結果
もちろん職種や住まいのエリアにより異なりますが、平均を見ても圧倒的な差であることがわかります。
【参考】フルタイム(20日/月×8時間/日)での月給差
アルバイトの場合:1,123円×20日×8時間=179,680円
派遣社員の場合:1,709円×20日×8時間=273,440円
なんと差額が93,760円です。
この9万円でいろんなことができそうですね。
つなぎ派遣のメリット
③:周囲の方が社員が多いため、考え方の水準が下がらない
一緒に働く方の仕事の向き合い方は、あなたの仕事の考えに影響を与えます。
アルバイトで仕事をした場合、周囲の方は大学生や高校生とビジネスに慣れていない方も多いことでしょう。
対して派遣社員を取り巻く周囲の方は「正社員」や「契約社員」「派遣社員」が多く、仕事に対しての向き合い方、考え方がしっかりしている方が多いです。
もしかすると新たな仕事の向き合い方を発見できたり学びもあります。
そしてなによりも、あなたの市場価値を下げずに次の転職先に行くことができます。
つなぎ派遣のメリット
④:派遣先によっては2〜3ヶ月の短期派遣が可能
派遣は期間を定めて勤務します。
大抵の派遣社員は2か月〜3か月の派遣期間です。
通常は更新期間1か月前に更新確認がされ、更新の可否を決めていきます。
もちろん人によって期間の前後はありますが、初回派遣契約期間中に転職活動が完了した場合、更新なしにすると円満退職が可能です。
万が一転職活動が難航しても、派遣期間更新を希望することにより仕事がなくなるリスクは減るでしょう。
実際に私も派遣営業をしている中で、転職活動をしながら派遣として勤務している方と多く携わっています。
初回契約期間中に転職先が決まる方もいれば、半年かけてじっくりと転職活動されている方もいます。
中には面接対策を引き受けることもあります。
目標に向かって頑張っている方を応援したくなるのが心情です。
つなぎ派遣のメリット
⑤:社会保険加入できる(国民保険の切り替え不要)
アルバイトでは社会保険に加入できない企業が多いです。
対しての派遣会社はほとんどの会社が社会保険加入となります。
フルタイム勤務なのに社会保険に入れない会社はブラックな会社が多いので注意してください。
転職活動期間中、国民保険に切り替えたり扶養の手続きを行いますが、派遣会社で勤務することにより手続きを派遣会社ですべて行ってくれます。
また、2022年10月に社会保険の適用拡大が行われ、今までは勤務開始3か月後に社会保険加入にしている会社が多かったですが、即日での加入に変わりました。
- 「継続して1年以上雇用見込み」の部分が「継続して2カ月を超えて雇用見込み」に変更
- 「501人以上の事業所であること」が、「101人以上の事業所であること」に変更
社会保険に加入するメリットは3つ
・将来の年金が増える
・会社が保険料の半分を負担してくれる
・健康保険に加入するため、傷病手当や出産手当の保障が充実する
特に三点目が大きなメリットで、最近ではコ〇ナが流行しています。
社会保険に加入することで、コ〇ナになった際傷病手当の申請が可能です。
ただ欠勤して給料が減るのではなく、社会保険に加入することによりこのような保障も充実するんですね。保証金額は大体ですが給料の6割です。
5日間丸々給料がないのと、保証があるのとでは大きな違いです。
つなぎ派遣のメリット
⑥:空白の期間を作らない
転職の面接において「空白の期間を作ることは最大のリスク」です。
空白の期間を作るよりも勤務しているほうが100倍いいです。
人により異なるため一概にいえることではありませんが、私自身中途採用の一次面接を担当しています。
空白の期間が長い場合下記のことを思う面接官は多いと感じています。
- 働く意欲が低いのか
- 計画性がないのか
- 前職を逃げるように退職したのか
派遣社員で空白の期間を作らないことにより、転職活動の面接でも有利に働くことは間違いありません。
また派遣勤務も面接でプラスに持っていく方法もあります。
例えば、「〇〇のスキルを次の仕事に活かしたく派遣を利用しています」と次につながるために派遣会社を利用していることを伝えることでプラスに持っていけるでしょう。
空白の期間を作らないことが大事です。
つなぎ派遣のメリット
⑦:派遣会社によって日払い可能
多くの派遣会社は日払いが可能です。
条件もありますので、詳しくは派遣会社の担当に聞くといいですね。
例えば2023年2月1日に入社した場合、給料の振込は2月15日や2月20日前後になる会社が多いです。
この場合、約1か月半もの間給料が入らないのです。
クレジットの支払い、家賃の支払いといった引き落とし日になんとか間に合わせたいという場合でも日払いは有効な手段になります。
お金の余裕は心の余裕です。
心に余裕がない状態では転職活動はうまくいきません。
ちなみに私が所属している会社も日払いがあります。
派遣社員で勤務される方の5割は日払い利用を希望される傾向にあります。
つなぎ派遣のメリット
⑧:転職の相談を派遣営業に無料で相談できる
派遣社員は必ず担当の派遣営業が付きます。
派遣営業に「相談なんですけど」と連絡すると相談に乗ってくれる派遣営業は多いですよ。
そもそも派遣営業は忙しそうだし、かまってくれないんじゃないか?と思う方もいらっしゃいますが違います。
派遣営業は確かに忙しいです。しかし大抵の電話は「ネガティブな内容やトラブル」の電話が多く、心身ともに疲れています。
そんななか、「目標に対して動くポジティブな悩み」が来たら、話を聞きたくなるんですよね。
普段ネガティブ情報しか来ないので、稀に来るポジティブな情報がすごくうれしいのです。
派遣営業を長く拘束してしまうのはいけませんが、30分ほどの電話であれば相談にのってくれますよ。
つなぎ派遣のメリット
⑨:場合によっては引き抜きされることがある
派遣社員で活躍している場合、派遣先企業から引き抜きされることがあります。
勤務している職場環境が良く、知ってる人が多いからこそ安心して勤務することもできますよね。
転職活動でうまくいっていない場合でも派遣先の社員になることも可能です。
詳しくは以下の記事にて解説しています。
つなぎ派遣のメリット
⑩:転職活動の時間が取りやすい(時間が決まっていて残業がほぼ無いため)
派遣の働き方は希望の勤務条件を伝え、マッチしたお仕事をしていきます。
「毎週〇曜日休み希望」「勤務時間は〇時まで」と、ある程度の指定ができるということです。
残業もほとんど入ることがないため、転職活動に必要なプライベートの時間を確保することができます。
もちろん派遣勤務の初月は「人間関係の構築」や「仕事を覚える」ことに必死になるため、疲労が蓄積され、プライベートの時間で何もしたくないとなる可能性は高いでしょう。
だからこそ意思を持って派遣の仕事をしていく必要があります。
アルバイトでも同様に勤務時間を選ぶことはできますが、まとまった収入が少ないため、派遣のほうがメリットが多いです。
つなぎ派遣のメリット
⑪:万が一転職先に失敗しても派遣会社が拾ってくれる
この場合でも派遣会社が拾ってくれます。
理想の転職先が決まらない場合でも派遣会社で期間延長が可能。
転職先に行って早期退職しても、派遣期間の勤務状況が良ければ「戻ることも可能」です。
仕事を失ったらどうしようと、不安を抱える心配が減ることは、心にゆとりができます。
心にゆとりができると、勤務中の仕事に余裕が生まれ、自分らしく勤務をすることができるようになるでしょう。
転職までとりあえず派遣でつなぐ場合の4つの注意点
つなぎで派遣を利用する際、よくある事例や注意点があります。
それが下記です
- 2週間後辞めます!ができない
- スキルが高かったら引き止めにあう
- 油断したらだらだら派遣を続けてしまう
- 出勤日に面接が入った!どうしよう?となる時がある
つなぎ派遣で失敗しないために覚えておく必要があります。
ひとつひとつ解説します。
2週間後辞めます!ができない
つなぎで派遣を利用したとき「やめたいときに辞められる」という言葉を誤認識している方がいます。
辞めたいときに辞められないのが派遣です。
派遣社員は契約書に書かれている契約期間を守る義務があるためです。
例えば辞めたいときの最も多いシチュエーションは以下です。
更新月以外は不可能です。
例えば4月から6月末までの契約をしている場合を想定
・5月10日に次の転職先の内定が決まり、6月から来てほしいと言われている場合
→派遣期間は6月末まであるため、7月1日からの入社に調整が必要です。5月末の退職は不可です。
・6月15日に次の転職先の内定が決まり、7月から来てほしいといわれている場合
→もしかすると可能な可能性もあります。
すでに更新確認をしており、更新希望と伝えている場合は、すぐに派遣営業に相談してください。
まだ更新確認をされていない場合は、すぐに派遣営業に伝えてください。
いずれにせよ派遣営業に伝えることが必要です。
反論意見として「2週間前に言えば退職できるでしょ!」と言われますが、法律上はその通りです。
しかし雇用契約書を隅々まで見てみてください。
「契約解除の申し出は1か月前に申告する」とどこかに書かれているはずです。
法律上では2週間前でいいと言われていますが、会社の規定として1か月前までと定めています。
万が一強制的に退職した場合、その派遣会社の評価が下がりますし、派遣先企業にも迷惑をかけてしまうため、極力避けてくださいね。
契約期間途中に契約解除できる方法は別記事にて解説しています。
スキルが高かったら引き止めにあう
うれしいことでもありますがデメリットでもあります。
あなたのスキルが高く、派遣先企業から必要とされることもあります。
その場合、とんでもなく引き止めに合います。
強い意志を持たないと揺らぎますので、しっかりと意思を持ってくださいね。
引き止めに使う手法は下記が多いです。
上記は一例ですが、さまざまな手(誘惑)から引き止めてきます。
勤務条件だけでなく、人情を使って引き止めますので頑張って耐え抜くことが必要です。
心を鬼にしてきっぱりとお断りしますと伝えるといいですよ。
油断したらだらだら派遣を続けてしまう
派遣での働き方に居心地の良さを感じることがあります。
また、「給料を稼いで生活できているから」という理由から、転職活動に身に入らないこともあります。
このような油断からだらだらと派遣を続けてしまう危険性があります。
人は意思を持たないと、「楽」をします。
自分自身を自制して、ストイックに行かなければ、派遣の楽に流されてしまい、だらだらと派遣の仕事を続けてしまう結果となってしまいます。
そうならないためにも、いつまでに転職活動を完了させるのかを明確にし、プライベートの時間をしっかりと転職活動に使うことが必要になります。
派遣においては辞めどきを知ることも大切です。
長期派遣の辞めどきは以下の記事で詳しく解説しております。
出勤日に面接が入った!どうしよう?となる時がある
派遣の出勤日と面接がバッティングする場合があります。
この際、まずは下記の調整をするといいでしょう
- 面接時間を業務時間外(業務後、早朝)で調整できないか確認
- 別日の調整
とはいえ、断ったら落ちそうな雰囲気であったり、日程調整が難しい場合があります。
その場合はまずは派遣営業に相談するといいですよ。
入社時に転職活動をしている旨を伝えていれば、協力してくれる営業もいます。
私自身も同様の経験があり、その際は口裏を合わせて仮病にしたことがあります。
しかし、日程調整ができない転職先であれば「激務」「余裕のない会社」の可能性が高いため、そもそもそういう会社を転職先に選ばないほうが、後々失敗のリスクは減るかもしれません。
転職先の仕事が決まった時のよくあるトラブル
仕事が決まったら、9割の方が確認してくる内容があります。
以下2つです
- 次の転職先から「早く来てほしい」と言われているため、早く辞めたい
- 派遣勤務期間の証明書発行が間に合わない
次の転職先から「早く来てくれ」の要請
転職先が決まった場合、ほとんどの場合で「早く来てほしい」といわれるでしょう。
次のお仕事先も早くあなたに入社してもらい、仕事の補填をしたいと考えているはずです。
さらにあなた自身も心境として「早く転職先に行きたい」と思うはずです。
ここで、ふとこのようなことが頭をよぎるはずです。
・派遣期間を期間満了まで働かなくてもいいのだろうか?
・なんなら翌日から全部有給を使って休みたいけどいけるのか?
それぞれの疑問を解説します。
派遣期間を期間満了まで働かなくてもいいのか?
結論は難しいでしょう。
派遣には契約期間の定めがありますし、その勤務期間を条件に契約の取り交わしをしています。
最短で退職できる時期はやむ得ない場合を除き「退職の申し出から1か月後」です。
- 病気になり、医師からも仕事のドクターストップがかかった
- 家族の介護が必要になった
- 法律上の違反があり、明らかに会社に過失がある場合
この板挟みになったときの対応策は下記2つのみです。
できれば円満に退職したいものです。
また、転職先企業も入社時期を延長することはできるでしょう。もしできないといわれた場合「ブラックな企業」の可能性もありますので危険です。
翌日から有給を消化できるのか?
できますが、できません。
どっちだよと思われたかもしれませんが、法律上は可能ですが契約書上難しいです。
有給休暇は権利です。
しかし派遣会社は大抵の場合有給休暇を1か月前に申請しなければなりません。派遣先企業にも多大な迷惑をかけることがあるでしょう。
また、派遣会社と取り交わしをしている契約書の出勤日数は「出勤日」であり、有給ではありません。
この行動は明らかにやめたほうがいいです。大きなトラブルを招きます。
退職時に最も多いトラブルは有給トラブルです。
有給を使いたいあなたと、有給を使わせたくない派遣会社で意見が対立します。
円満にする方法は下記です。
2点目の有給の買取は違法です。本来の有給の使い方ではないためです。
有給の本来の目的は「今の仕事のパフォーマンス最大化のための心身リフレッシュ」です。
病気や怪我で有給を使うパターンが多いですが、これも違法ではありませんが、使い方が間違っています。
いずれにせよ、退職時はトラブルが多いです。派遣営業に素直な気持ちを相談し、一緒に進めていくといいでしょう。
場合によってはシフトを調整してくれたり、派遣営業からアドバイスがあることもあります。
派遣勤務期間の証明書発行が間に合わない
転職先企業から「離職票」の発行を依頼されることがあります。
だいたい間に合いません。
離職票は派遣会社が発行しますが、給料が確定されないと発行できません。
例えば給料の振込が月末締め20日支払いだったとします。
2023年1月31日付で退職した際、離職票の発行ができるのは2月20日以降ということです。
2月1日から次の転職先で勤務する場合、入社後に発行されてしまいます。
通常の場合は入社前に離職票を出してほしいと言われますが無理なんですね。
対処法としては次の転職先に「離職票の発行される時期を伝える」ことで回避することができます。
私自身、かなりの派遣社員を担当してきましたが、離職後に最も多い質問が「離職票を発行してください」です。
発行は確実にされますが、時期は事前に知っておくといいでしょう。
つなぎ派遣の採用率を高める方法
ここからはつなぎで派遣をするために、派遣の採用率を高める方法を解説します。
派遣で勤務するまでの流れは以下です。
採用率をあげるポイントは「STEP2:派遣登録会」「STEP4:職場見学(顔合わせ)」の2か所です。
それぞれの合格率の高め方は、こちらの記事が参考になります。
STEP2.派遣登録会必勝法
STEP4.職場見学必勝法
この中でも、第一ステップである「派遣登録会でのポイント」を3つ解説します。
可能であれば週の勤務可能日数を5日にしておくと良い
週の勤務日数は明確にしてください。
週2〜3日で働くのか、週5日で働くのかによって仕事の幅が大きく変わります。
おすすめは週5日勤務です。
理由は以下の通り
- 仕事の数が多い
- 紹介される確が高まる
- 生活費をしっかり稼ぐことができる
週5日勤務にしたら転職活動に時間がさけないという声もありますが、それは意思が足りないことが原因として考えられます。
もちろんライフスタイルによっては週5日勤務が難しい場合もあると思います。
その場合は週3日勤務を希望するといいですが、納得のいくお仕事を紹介される可能性は低いでしょう。
心配な方は、派遣登録会にて必ず派遣営業から勤務日数を聞かれますので、その際に相談してみるといいでしょう。
「転職活動をしていて、週5日勤務にするのと、週3日勤務にするのではどちらがお仕事見つけやすいでしょうか?」とストレートに聞いてしまっても構いません。
安心感を与えること(勤怠が乱れそうと思われたら終わり)
派遣で重要なことは「あなたがどういったスキルを持っているか」ではありません。
「あなたが真面目に欠勤なく働いてくれるか」です。
派遣会社も誰にでも仕事を紹介しているかというとそうではありません。
例えば、スウェットで派遣登録会に来られた方がいたとした場合は派遣営業はこう思います。
- 常識がない人
- 今後派遣先企業でトラブルが起こりそう
- 仕事に対して真面目に取り組んでくれない人
ネガティブに思われないためにも下記3つに気を付けてください。
- 派遣登録会はスーツで行く(持っていなければオフィスカジュアル)
- 最高の第一印象を与える(第一印象は最初の挨拶で決まる)
- 派遣登録を面接だと思って行く
派遣登録会で上記ができている人は少ないです。
ほかの方ができていないことをすることにより、安心感を与えられるのです。
勤務可能エリアは幅広くすること
できれば勤務エリアは家から近いところがいいですよね。
しかしこの考えでは採用率が下がります。
派遣会社は無限に仕事を持っているわけではないからです。
派遣契約を結んでいる企業(紹介可能企業)は限られます。
例えば家から30分以内でと指定した場合、30分以内に仕事がなかった場合、仕事紹介はないでしょう。
これを少し頑張って1時間まで可能とした場合、明らかに仕事の紹介数が変わるのです。
つなぎとして働く期間だけ我慢すれば済むため、ここは我慢したほうがいいでしょう。
【収入例】アルバイトで1日8時間勤務した場合、派遣では1日6時間勤務した場合での違い
アルバイト:1,123円(平均時給)×8時間=8,984円
派遣社員:1,509円(平均時給)×6時間=9,054円
仕事場に拘束される時間が2時間も節約でき、移動中にも転職活動ができます。
さらに派遣会社を利用することにより、仕事を自分で探す手間が省けます。
通勤距離は確かに大切ですが、狭めすぎることはデメリットが多いです。
勤務した派遣期間は履歴書に書くべき?
派遣をつなぎで利用した際、履歴書に記載すべきか悩むときがあります。
勤務の期間や面接でどのようにアピールしていきたいかにより変更させるといいでしょう。
また、派遣会社で社会保険に加入している場合、職務経歴を隠すことはできませんので、素直に伝えるのがいいですね。
余談ですが、派遣で働いていた期間を隠したい場合は「社会保険に加入せずに働いていた場合」は可能になります。
具体的には、「単発」「週20時間未満の勤務」で働くと社会保険は加入されません。
1日〜1か月:履歴書に記載する必要はありません。
1か月~3か月:書きましょう(理由:書かないと空白の期間が生まれるため印象が悪い)
4か月以上:書きましょう
つなぎ派遣を考えているならやった方がいいこと
つなぎ派遣を考えている場合、やったほうがいいことがありますので、それぞれ解説します。
複数の派遣会社登録
最低でも3社は登録するといいです。
例え派遣社員は面接が無いからと言って、合格率100%ということではありません。
派遣会社に登録しても実際に勤務出来る人の割合は3割程度なのです。
派遣会社1社にしがみつくのではなく、同時進行で派遣会社を進めるといいでしょう。
すぐ行動→入社まで時間かかる
業種と派遣会社により変わりますが、派遣登録から入社までは凡そ10日〜2週間はかかります。
働きたいからといって直ぐに働けるわけではありません。
派遣登録だけでも済ましておくと早いですよ。
派遣の応募から入社までの期間は10日~2週間が一般的です。
派遣で仕事が決まるまでの期間は?派遣に登録してからいつ働けるのかを解説!の記事で全体の流れを詳しく解説しています。
まとめ
この記事では、派遣をつなぎとして利用するメリットを解説しました。
つなぎ派遣のメリットは豊富にあります。
しかし、派遣社員の居心地の良さ、給料の良さから油断すると派遣社員から抜け出せなくなってしまうこともあります。
いつまでに転職をするのか、目標を明確にして、疲れたからと転職活動を後回しにしないことが大切です。