- こんな悩みを解決
- 派遣にすら受からない
- 落ちてばかりだけど、何が悪いのかわからない
- 未経験OKって書いてたのになんで
今よりも収入を増やしていきたいのに、派遣にすら受からない。落ちてばかりで自信がなくなってきた。
こうやって、受からない不安を抱えながら派遣に応募していませんか?
派遣はアルバイト感覚で応募すると受かりません。
実際に派遣で採用が決まる確率は約30%。仕事紹介すらできない方も多くいるのです。
この記事では、10年以上派遣営業として活動している経験から、派遣に受からない方へすぐにできるコツをお伝えします。
チェック項目を確認することで、合格率が各段に高まることでしょう。
派遣には2つの受からない箇所がある
派遣に受からないポイントは2か所です。
- 仕事エントリー・派遣登録会
- 職場見学
上記2つの落ちる理由は変わります。そもそも派遣登録会と職場見学では重要としているポイントが違うためですね。
以下の表をご覧ください。
見られるポイント | 仕事エントリー・派遣登録会 | 職場見学(顔合わせ) |
---|---|---|
第一印象 | 重要 | 重要 |
勤務条件 | 重要 | そんなに見られない |
スキル・経験 | やや重要 | やや重要 |
辞めなさそうか | やや重要 | 重要 |
今後の伸びしろ | そんなに見られない | 重要 |
みられるポイントを踏まえて、チェック項目を確認していきましょう!
派遣すら受からない方へ12のチェック項目
派遣登録会と職場見学に分けてチェック項目を作りました。
スクショをどうぞー!
- 共通(登録会・職場見学)の4項目
- 求人内容は把握しているか?
- 第一印象は意識しているか?
- スキルは足りてるか?
- 質問に対して「結論だけ」を答えていないか?
- 派遣登録会の5項目
- 勤務条件は適切か?
- 将来やりたいことを伝えているか?
- 前職の職務経歴はしっかり伝えているか?
- マイページはちゃんと書き込んだか?
- 登録会前のやり取りは十分だったか?
- 職場見学の3項目
- できない理由を並べていないか?
- 志望動機は作った?
- これから受ける仕事のキツイところは理解してるか?
なかなかのボリュームですが、ひとつひとつ説明します。チェック項目をクリアすることで、格段に受かる確率があがります。
共通(登録会・職場見学)の4項目
- 求人内容は把握しているか?
- 第一印象は意識しているか?
- スキルは足りてるか?
- 質問に対して「結論だけ」を答えていないか?
求人内容は把握しているか?
すべてネット検索でできます。
私が登録会の対応をする中でも、「どんな仕事か」を知らずに応募される方は多い印象です。さらに「業種」すら把握していない方もいますよ。
事前に調べるだけで、プラス評価につながります。
第一印象は意識しているか?
第一印象は
- 声のトーン・大きさ・はきはきと
- 表情(笑顔)
- 姿勢
- 毛(髪の毛・眉毛・ひげ)
- スーツ(可能なら)
上記を意識するだけで、グッと評価が高まります。
まれに、買い物の帰りに来たんですか?と思える方も来ます。第一印象で7割がた決まりますので、登録会、職場見学ともに最高の第一印象を出していきましょう。
スキルは足りてるか?
派遣に必要なスキルはビジネスマナーのことであって、専門的なスキルではありません。
専門的なスキルは、入社後や派遣会社の研修でカバーできるますからね。
- 礼儀
- マナー
- 配慮
- 敬語
ここを意識してみるといいでしょう。
もともと接客業をしていた方の場合は、お客様へ接客するイメージを持ってもらうと失敗しませんよ。
質問に対して「結論だけ」を答えていないか?
派遣登録会や職場見学では必ず「質問」されます。
どんな質問が多いのかは「派遣の職場見学で落ちる確率は40%!落ちる人の共通する特徴は?」で解説しています。
今回の仕事は覚えることが多いですが大丈夫そうですか?
大丈夫です
今回の仕事は覚えることが多いですが大丈夫そうですか?
大丈夫です。学校生活でも暗記は得意としていました。わからないことを自ら調べ自分のものにしていくことを習慣としていますので、問題ありません。
このように、結論を伝えたら、結論に至る根拠を伝えるようにしましょう。
評価が爆上がりします。
この回答ができる人は10人に3人の割合です。
派遣登録会の5項目
- 勤務条件は適切か?
- 将来やりたいことを伝えているか?
- 前職の職務経歴はしっかり伝えているか?
- マイページはちゃんと書き込んだか?
- 登録会前のやり取りは十分だったか?
勤務条件は適切か?
派遣登録会でみられる勤務条件は5つです。
- 通勤可能時間→通勤時間は何分までか
- 勤務時間→フルタイムか時短か
- 勤務曜日→土日の出勤可否
- 希望の給料
- 勤務可能日数→週に何回働くか
やっぱり決まりやすいのはフルタイムの条件です。
派遣登録会で仕事紹介がない場合は、「第一印象が悪かった」か「勤務条件がミスマッチ」かのどちらかです。スキル不足で落とされることは少ないんですよ。
できる限り背伸びして、派遣会社が選びやすい勤務条件を提示していけるといいでしょう。
主婦でフルタイムは至難の業です。別記事で合格率の高め方を解説しています。
将来やりたいことを伝えているか?
派遣登録会に来られる方は、「働くまでのこと」だけを考えていて、将来のことを考え切れていない方がほとんどです。
派遣会社が好むのは、目標を持っている人です。
目標を持っていれば、たとえ退職前提だったとしても採用されます。
前職の職務経歴はしっかり伝えているか?
前職の退職理由を「一身上の都合で」と伝えていませんか?詳細を話さないと落ちます。
派遣会社は辞めることを一番怖がっています。退職理由を確認する理由は「同じ理由で退職にならないかな?」を知りたいからなんですね。
一身上の都合で伝えると、次の仕事も一身上の都合でやめるため、どの仕事も採用されなくなります。
人間関係が悪くてバックレた。でもいいので、本当の理由を伝えましょう。
マイページはちゃんと書き込んだか?
派遣会社に登録する際、マイページを必要最小限にしてしまう方もいます。もったいないです。
「希望勤務条件は緩く」「前職の内容は持っているスキルはがっつり」が鉄則です。
しっかりと書き込んでいきましょう。
派遣会社からの仕事紹介の幅が広がります。
登録会前のやり取りは十分だったか?
派遣登録会前にも担当者から「前確認」が入ったり、メールが入ったりします。
ちゃんと対応できていますか?
見られるポイントは派遣登録会中だけではありません。
私もよく、登録会前日に「前確認」の電話をするんですが、そのときの対応をがっつり見ています。
中には登録会前に落とす判断をすることもあるのです。
派遣登録会は派遣会社にエントリーした瞬間から始まっています。
本番だけ頑張ればいいというものではありません。気を抜かずに行きましょう。
職場見学の3項目
- できない理由を並べていないか?
- 志望動機は作った?
- これから受ける仕事のキツイところは理解してるか?
できない理由を並べていないか?
職場見学のときに、派遣先からネガティブな質問がとんできます。
「うちは自ら学んでいける人じゃないと厳しいと思うんだけど大丈夫かな?」
こんな質問が来たらどうでしょうか?
人によっては「大丈夫」と言わずに、回答を濁す方がいます。
「大丈夫です」しか回答はないんです。
派遣先企業が欲しいのは「あなたを採用する安心感」です。大丈夫と言い切らずにどうやって安心感を与えることができるのか。
志望動機は作った?
職場見学は、派遣先企業を選んだ理由が志望動機になります。
正直な志望動機をいうと、「派遣会社から紹介されたから」なんですけどね。
でもしっかりと作ってください。
- あなたの過去の経験から結びつける
- 将来やりたいことに結び付ける
こうやって、「過去」「未来」2つから考えて志望動機を考えていきましょう。
これから受ける仕事のキツイところは理解してるか?
派遣会社も派遣先企業も「退職」に対して恐れています。
職場見学では「理想」を語る人が多いもの。でも、その業界のきつさを理解した上で応募していますか?
A:事務職でがんばっていきたいです。
B:事務職は「覚えることも多く」「柔軟な対応」が求められる大変な仕事だと感じています。だからこそ自分を成長させるためにも頑張っていきたいです。
〇〇は△△のきつさはあると思いますが、□□です。
このテンプレに当てはめると、相手に与える安心感は絶大なものになります。
派遣に受からない12のチェック項目を解説しました。こちら。
- 共通(登録会・職場見学)の4項目
- 求人内容は把握しているか?
- 第一印象は意識しているか?
- スキルは足りてるか?
- 質問に対して「結論だけ」を答えていないか?
- 派遣登録会の5項目
- 勤務条件は適切か?
- 将来やりたいことを伝えているか?
- 前職の職務経歴はしっかり伝えているか?
- マイページはちゃんと書き込んだか?
- 登録会前のやり取りは十分だったか?
- 職場見学の3項目
- できない理由を並べていないか?
- 志望動機は作った?
- これから受ける仕事のキツイところは理解してるか?
すべての項目がクリアできなくても大丈夫です。ひとつずつできる範囲で達成させていきましょう。
派遣会社も完璧な人を求めているわけではありません。
むしろ、あなたの足りないところは、派遣会社が補おうとするものですよ。
私も面接に落ちまくった経験があります。人生が嫌になった瞬間もあります。でも、派遣会社に拾ってもらい、今では派遣営業の仕事を誇りに思っています。
まずは、あなた自身で働くチャンスを切り開いてみましょう。
\ 派遣から始めるメリットも解説してるよ /
仕事エントリー・派遣登録会に受からない理由
- 第一印象が悪かった
- 勤務条件を絞った
- 倍率の高い仕事に応募してる
順番にお伝えします。
第一印象が悪かった
派遣会社に登録する際、登録会を行うこともあります。会社によっては、仕事エントリー後に派遣会社の担当と話しをする機会がありますね。
派遣会社は開始10秒以内の「第一印象で合否を決めている」といっても過言ではありません。
理由は、第一印象が悪いと、派遣先でもうまくいかないと思われるから。
実際に、人事をしている担当者に確認すると、7割の方が、第一印象で採用を決めていると答えた統計結果もあるんですよ。
第一印象は、「表情、姿勢、見た目、話し方、目線」で決まります。話す内容で決まらないのです。話す前に落ちるということですね。
勤務条件のミスマッチ
勤務条件が合わない場合でも受かりません。
派遣は勤務条件を選べる。そんな甘い言葉を派遣会社は使ってくるでしょう。
仕事エントリーしたときも、「仕事が見つかったら連絡します」と言われながら、連絡がこないこともあります。
連絡がこない理由は勤務条件が合わなかったからなんです。
- 通勤範囲
- 希望時給
- 勤務時間(曜日)
- 勤務日数
主婦や限られた条件で仕事をする方は仕方がないでしょう。
しかし、派遣社員はアルバイトではありません。単発の派遣以外は、正社員と同等の働き方をするのです。
私も担当するなかで、「アルバイトと掛け持ちで」と言われることもありますが、仕事紹介はできていません。
自分の中での限界ギリギリまで勤務条件を引き上げていきましょう。
倍率の高い仕事に応募してる
派遣会社が扱ってる仕事の倍率を比較してみました。
狙ってる仕事はどっちでしょうか?
高倍率の仕事は3社受けて1社決まればいい割合です。
逆に低倍率の仕事は勤務条件があえば決まります。
高倍率の仕事を狙う場合、次のことをしてみてください。決まりやすくなります。
- 大量募集案件に応募する
- 時給が希望よりも100円安い仕事に応募する
- 募集時期が新しい求人に応募する
高倍率でも、勤務条件が一致すれば決まる可能性が高くなります。
低倍率の仕事を応募する場合は複数登録は無駄になることが多いので、避けて欲しいです。
しかし、高倍率を狙う場合は、まずは登録する派遣会社を増やすことが成功への第一歩となるでしょう。
派遣会社同士の対応比較もできますし、一石二兆ですよ。
\ 高倍率の案件(事務職)を狙うならおすすめの派遣会社 /
応募を増やすことでメールの量が増えるデメリットはありますが、専用のメアドを作成すれば問題ありません。
ここまでは、派遣登録会・仕事エントリーに受からない理由を解説しました。
派遣登録会にの合格のポイントは次の記事でも徹底的に解説しています。
合格しなさすぎて頭がおかしくなりそう。と考えている方は是非とも参考にしてみてください。
職場見学に受からない理由
職場見学の際、事前に派遣会社から派遣先へプロフィールシートが送られます。
あなたの職務経歴、勤務条件、アピールポイントが記載されてるんです。
つまり、職場見学まで行けたということは、「職務経歴、勤務条件」は通ったということ。
- 職場になじめなさそうと判断された
- 仕事を学ぶ意欲が見せられなかった
- 保守的な姿勢をみせた
一言で言うと職場見学は「勤務後のイメージ」が大事なのです。ひとつひとつ解説します。
職場になじめなさそうと判断された
「職場になじめそうか」は第一印象や雰囲気で見られます。
派遣社員は労力の提供として派遣先で働くため、「既にいる人たちの雰囲気を壊したくない」こう考える担当者は多いのです。
自分のやり方にこだわらず、柔軟に受け入れていける姿勢を魅せていくのが重要ですよ。
仕事を学ぶ意欲が見せられなかった
経験者でも未経験者でも、新たな職場に行くと覚えることだらけです。
大手企業になるとなおさらでしょう。
こんなことを新しく覚えます
- 会社のシステム・ルール
- 商品の知識
- 業務フロー
経験者であっても、仕事を受動的にとらえている方は受かりません。
逆に、未経験でも学ぶ姿勢を魅せられれば採用になります。
保守的な姿勢をみせた
そのときにはどのように回答したでしょうか。
「はい、大丈夫です」だけではもったいないです。
例えば、「1.覚える量が多い仕事だけど大丈夫?」でみてみましょう。
こうやって答えてみてください。
「はい、大丈夫です。仕事は常に学び続けることが当たり前だと思っています。すでに〇〇の勉強をしています。もしわからないところが出てきたら、すぐにご質問させていただきたいと思っています。」
コツとしては、結論「はい」を伝えた後に根拠を伝えることで合格率が上がりますよ。
ここまで、職場見学に受からない理由を解説しました。
職場見学では、派遣登録会とは違い、「仕事をした後のイメージ」を見られる傾向があります。
これから職場見学を控えている方へ、職場見学に特化した記事を準備しました。
職場見学中に出てくる「不採用になるサイン」を解説。顔合わせ後に挽回できる方法も
職場見学に落ちる人の特徴を解説。職場見学でよくあるトラブルも解説してます
職歴が5社以上ある方は読んでね
派遣に受からない人がやりがちな考え
- 派遣をアルバイトと一緒ととらえている
- 希望条件はすべて通る
- とりあえず応募しまくれば受かる
この考えだとなかなか派遣は受かりません。少し考えを修正していきましょう。
派遣をアルバイトと一緒ととらえている
派遣はアルバイトとは別物ですよ。派遣は正社員の働き方に近いのです。
派遣先企業で働いている方のほとんどが正社員(もしくは契約社員)であり、同じ仕事をするからですね。
だからこそ正社員同等のスキルや想いを持った人が採用されるのです。
もともと派遣は「必要なスキルを持った人が必要な期間働く」ものでしたが、人手不足から未経験でも入社できるようになりました。
日本で派遣が始まったときは「経験者であること」が必須だったんです。
希望条件はすべて通る
派遣会社の求人はアルバイトほど多くありません。
無限に仕事を持っている訳ではないのです。
特に派遣は時給が高く設定されているため、応募される方も多いです。その中でも応えにくい希望条件があります。
- 週2日勤務
- 通勤時間は30分まで
- 16:00までの時短勤務
応えにくい理由は「求人数が限られていること」「倍率が高いこと」のふたつです。
とりあえず応募しまくれば受かる
とりあえず応募しまくっても受からない人は受かりません。
本記事で解説した「12のチェック項目」をひとつでも多くクリアした状態で挑んでいきましょう。
派遣会社が見ているポイントは3つ
- 辞めないか
- 馴染めるか
- 柔軟に対応してくれるか
辞めないか
かなり見ています。
- 志望動機がない
- 早期退職を繰り返している
- 適当に応募している
当てはまる場合は「やる気を魅せる」ことで回避できます。
この仕事で頑張っていきたいです。なぜなら〇〇のスキルを伸ばしていきたいからです。
と、自分が将来手に入れたい将来から、やる気を魅せるとポイントアップしますよ。
馴染めるか
派遣社員は派遣会社の看板を背負って派遣先で働きます。
派遣先では部外者扱いをされることもあるんです。
正直「仕事ができる人」よりも「コミュニケーションが円滑に取れる人」の方が採用率は高いですよ。
もう少し言うと、誰とでも仲良くできる人ですね。
柔軟に対応してくれるか
派遣会社はトラブルを嫌います。あたりまえではありますが、派遣のトラブルは尽きません。
- 言われたことをやってくれない
- 自分のやりかたや過去のやりかたにこだわりすぎ
- 周りの社員を見下している
こんな声が派遣営業には日々届きます。
柔軟に対応してー!と思っている派遣営業は多いもの。
だからこそ仕事紹介するときは自然と「柔軟に対応してくれるか」を見る傾向があるんですよ。
よくある質問
【まとめ】派遣すら受からない方は12のチェック項目を一つずつ埋めていこう
今回の記事では、派遣になかなか受からない理由からチェック項目を解説しました。
最後にチェック項目をもう一度お伝えします。
- 共通(登録会・職場見学)の4項目
- 求人内容は把握しているか?
- 第一印象は意識しているか?
- スキルは足りてるか?
- 質問に対して「結論だけ」を答えていないか?
- 派遣登録会の5項目
- 勤務条件は適切か?
- 将来やりたいことを伝えているか?
- 前職の職務経歴はしっかり伝えているか?
- マイページはちゃんと書き込んだか?
- 登録会前のやり取りは十分だったか?
- 職場見学の3項目
- できない理由を並べていないか?
- 志望動機は作った?
- これから受ける仕事のキツイところは理解してるか?
ぜひ、この記事の内容を実践してみることで、「受からない→派遣登録会の猛者」につなげてみてください。
特に受かりにくく、倍率が高い職種は事務職です。
事務職は倍率0.33倍と、3社受けて1社決まる割合。数多くの派遣会社に登録し、場数を経験することも成功率を上げる秘訣です。
ちょっと行動するまでがしんどいですけどね。しかし、行動できたら会社比較もできて一石二鳥ですよ。
\ 事務職を狙うのなら登録したい派遣会社はこちら /