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どうしたら言われずにやってくれるの?
どうしたら自分の求めるレベルに到達するの?
派遣社員に指示を出しながら、このように考えている先輩社員は多いはずです。
ざっくり言うと、仕事の考えがちょっと甘いんですよね。
派遣社員が自分で考えて動こうとしないのは、「派遣」の働き方そのもの、そして本人の性格や向き合い方に理由が隠されています。
本記事では、10年以上派遣営業として最前線でやり取りしていた経験から知見を元に解説します。
ネット記事ではあまり語られていない「フルタイム派遣の実態」と、背景に隠れる本心をお伝えしますね。
ぱぱだんごそれでは参ります。
派遣社員の考えが甘いと感じる瞬間7選


正社員側の視点で見ると、どうしても「考えが甘いな」と思ってしまう行動パターンがあるんです。
※青字をタップしたら該当箇所にジャンプできます。



それぞれ解説します。
①:指示のいいなりで自分で考えない
そこまで細かく伝えないといけないの?
心の中で何度訴えたことでしょうか。
例えば、資料作成のときも、「これは何のために使うのか」と一歩踏み込むだけで質はだいぶ変わるはず。
でも、言われたことだけしっかりしても、それ以上の成果は出てこないんです。自分の考えはまるで反映されないんですよね。
まして、資料作成でつまづいているとき、周りに聞くこともなく、自分で調べることもなく、フリーズ。
性格の問題もありますので、なかなか変わらないですよ。
②:研修以外で勉強しようとしない
今やネットでいくらでも学べる時代。
なのに、「会社が教えてくれないから」と受け身の派遣も考えが甘いと思われがちです。
「社会をなめるな」と先輩社員の方々は口をそろえて言うでしょう。



俺らの時代は、勤務後に残業をつけずに勉強したものだ。と武勇伝だけは語らないようにしてくださいね。
正直、派遣社員は正社員と意識が違います。そしてプライベートと仕事の優先順位も違います。
プライベートの時間を削ってまで仕事はしません。
結局、最後に自分を助けるのは「自分に投資した時間」だけなんですが、それがなかなか難しいのです。
③:自分事として考えない(責任感がない)
どこか他人行儀で、自分事としてとらえていないんですよね。
期日が近いものがあっても、焦ることはなく、残業して処理をしようという発想すら出てこないのです。
仕事が終わってないのに帰宅する人が多いのが現実でしょう。



いや、「時間になったら帰る」のは権利だけど、ちょっとは責任持ってよ。となったりします。
正直、次の更新をするかしないか考えるきっかけにもなりますよね。
実際、更新見送りにつながる行動は、派遣が更新されない予兆にも表れます。
関連記事:派遣の更新されない予兆7つ【派遣営業が本音で解説】
④:二言目には「でも」と返してくる
「これ、こうやってみて」と言うと「でも、それって」
「じゃあ、どうしたい?」と聞くと「分かりません」
何か提案すると必ず「でも」で返してくる。かといって、自分の案は出てこない。まさに評論家タイプ。
冒頭の「指示のいいなりで自分で考えようとしない」の真逆に見えて、実は合わせ技なんですよね。
指示には従わないけど、自分で考えて動くわけでもない。
こういうタイプに仕事を任せる場合は、派遣社員に丸投げする職場の原因と注意点もあわせて押さえておくと、任せ方の線引きがしやすくなります。



一番厄介なパターンです。
⑤:意見を聞いても「特にありません」
「何か質問ある?」→「特にありません」
「これについてどうやって進めていこうか?」→「いや、えー。うーん。。。」
上記のやり取りも一日に何回かありますね。
こういうタイプ、何を聞いても「特にないです」「大丈夫です」の一点張り。
これって、本当に分かってるのか、それとも分かってないけど言えないのか、どっちなんだよって話です。



多分「わかってないけど言えない」だと私は結論付けています。
さらに、質問がないってことは理解してるってことだよね?じゃあちゃんとやってくれよ
って思うけど、蓋を開けてみたら全然違うことやってたりする。
⑥:自分から進捗を報告しにこない



こんなやり取りしてませんか?


「そういえばあの資料どうなったんだろう?まぁもう少し待てば報告くるか」
数時間後…
待っても報告が来ないから、こちらから声をかける。
「●●さん、▲▲の資料いつ頃できあがりますか?」→「あ、●時までにできあがります」
そして時間30分前。嫌な予感がして再確認。
「●●さん▲▲の資料、時間通り行けそう?」→「■■で躓いていまして…」→「(心の声)いや、これ時間通りにできないやつやん」
なんでこっちから進捗確認しなきゃいけないんだよ。と思ってる先輩社員は多いはず。



これ、派遣社員あるあるですあり、正社員の新人でもあるあるです。
自分から報告する習慣がある人は、それだけで信頼度が段違いです。
関連記事:手放したくない派遣の特徴10選!優秀な派遣社員の共通点は?
⑦:ミスしても改善案が出てこない
ミスしたとき、「すみません」とは言うけども、「じゃあ、次はどうする?」と聞くと黙り込む。
こちらとしては、相手の意見を聞き出したい。答えは分かってるけど、あえて我慢して待ってる。
でも、相手は「無言」という武器を振りかざし、忍耐勝負となる。
結局こっちが負けて、「次は、こうやってやってね」と伝える羽目になるんです。
ここで、③で解説した「自分事として考えてくれない(責任感がない)」と感じるループにはまるんです。
ここまで、派遣社員の考えが甘いと感じる7つの事例を解説しました。
改めて以下の通りです。
- 指示のいいなりで自分で考えようとしない
- 会社が準備した研修以外で勉強しない
- 自分事として考えてくれない(責任感がない)
- 二言目には「でも~」が続く
- 「特にありません」のオンパレード
- 自ら進捗を報告しにこない
- ミスしても改善案が出てこない



もちろん全員ではないと思いますが、なぜ派遣に考えが甘い人が多いのでしょうか?



次の章で解説していきますね。
フルタイム派遣に考えが甘い人が多い4つの理由


以下の4つが理由です。
※青字をタップしたら該当箇所にジャンプできます。



それぞれ見ていきましょう。
理由①:優秀な層は正社員や副業に流れるから
派遣よりも正社員の方がいい。
これって、誰もがそう思いますよね。
じゃあ正社員になりたくてもなれなかった人はどうするか?
派遣かパート、契約社員で働くしかありません。
実際に正社員として働けなかった人の多くは、劣等感やトラウマを抱え、どこかで挫折しています。



だから派遣には、正社員と比べて仕事の能力や意欲が弱い人が一定数います。
理由②:指示を待つのが派遣の基本姿勢だから
- 正社員は自ら判断して業務を進める
- 派遣は指揮命令者からの指示に基づいて業務を行う
これが派遣と正社員の役割の違いです。働く仕組み上しょうがないです。
派遣はスキルがある人が来ると思ったら今の時代間違いですよ。未経験の育成場所だと考えてください。
派遣に任せる業務範囲で悩む場合は、派遣なのに社員と同じ仕事をしている状態の原因と対策も参考になります。
そもそも、派遣に求めることの基準値があなたと派遣社員では違うんです。
関連記事:派遣なのに社員と同じ仕事をしてる人集合!原因と対策を現役派遣営業が徹底解説
理由③:責任を負わない契約で働いているから
派遣社員の84%は元正社員です。
つまり、あえて責任を負わない働き方をしているのです。
自分の仕事に責任を持たず、どこか受動的な働き方になってしまい、結果として考えが甘いなと感じてしまうのです。
一方で、現場では「責任を負わない契約」のはずが社員並みの負荷になっていることもあります。役割の線引きに悩む場合は、派遣なのに責任が重いと感じる原因と対処法も確認しておくと整理しやすいです。
理由④:目先のことを優先しがちだから
派遣社員の約4割は日払いを利用します。
今月の支払いをどうしようと、そういった目先の出来事に頭を向けがちです。
もう少し掘り下げると、目の前の楽しいことや娯楽を優先しすぎて、先のことを考える習慣がなかったりします。



仕事に置き換えて考えてみましょう。
正社員の仕事は先々のリスクや仮説思考から始まります。要は未来から逆算するのですが、
派遣社員の多くは「今」をスタート地点と考えます。
この思考パターンの違いが、考え方のギャップを生んでしまうんです。
ここまでまとめます。
フルタイム派遣ほど考えが甘い理由をまとめると以下の通りです。
- 優秀な層は正社員や副業に流れるから
- 指示を待つのが派遣の基本姿勢だから
- 責任を負わない契約で働いているから
- 目先のことを優先しがちだから



そもそも、派遣社員に高望みはしないべきなんですね。



そうですね。派遣に求めすぎても何も得しませんよ。



でも、それでもどうしようもない派遣社員を交代させることはできるんでしょうか?



はい。可能ですよ。次の章で解説していきますね。
考えが甘く責任感のない派遣社員を交代させられる?


契約期間満了で更新しないことはできます。
契約期間途中で切る事はできません。
ただし、期間満了で更新しない場合には、スキル不足でと伝えると派遣営業も戦う姿勢を出してきます。
結果、派遣営業は「スキル不足」が理由ではなく、派遣社員には「人員が埋まったので更新なし」と伝えることになるのです。
派遣社員には、間違った認識で伝わるんですよ。



以下の記事は派遣社員側の視点で記載した記事ですが、参考になると思います。
関連記事:派遣更新しないのはスキル不足が原因!現役派遣営業が赤裸々に解説
考えが甘い派遣社員への対処法4つ


- 3か月で変化がなければ見切る
- 自分で考えてもらう範囲を決める
- 月1回の価値観すり合わせ面談を実施する
- 派遣会社に現状を正直に伝える



それぞれみてみましょう。
①:3か月で変化がなければ見切る
派遣社員の考えが甘いのには2つどちらかの要因があります。
- そもそも仕事の姿勢を知らない(改善の余地あり)
- 意図的にそうしてる(改善の余地なし)
後者なら諦めてください。前者なら3ヶ月様子を見てください。
派遣だからといって育成を放置するのは違います。
1on1の面談をしたり、正社員同等に派遣社員に寄り添っていきましょう。
②:自分で考えてもらう範囲を決める
「ここまでは自分で判断していいよ」「こういう時は相談してね」って線引きを明確にしてあげるのがいいと言われますよね。
でも、「自分で考えさせなきゃ」って思ってる人ほど、実は指示が曖昧だったりします。
派遣社員は、会社のルールも業務フローも正社員より知らない状態でスタートしています。
それなのに「察してね」は、ちょっと厳しい感じもします。
必要なのは「ここは自分で決めていい範囲」を最初に伝えること。
例えば資料作成なら「この3つのフォーマットから選んでいいよ」「納期は金曜だけど、水曜に一度見せて」という感じです。
③:月1回の価値観すり合わせ面談を実施する
正社員に対しては面談するのに、派遣社員に対しては面談をしていない派遣先は多いと感じています。



面談は派遣元がやってくれるんでしょ?



そう思われていますが、派遣元はその子の仕事の詳細なんて知りません。
知らない以上、改善点も分からないんです。
だからこそ、派遣先の方が面談することに意味があるのです。
それじゃあ派遣を使ってる意味ないじゃない。と思われるかもしれませんが、このご時世、人がいないから派遣を入れてるんです。
今の派遣会社は人を出す機関であって、その後のフォローは皆無ですよ。
関連記事:派遣営業にほったらかしにされる5つの原因を現役営業が解説【末路も解説】
④:派遣会社に現状を正直に伝える
- こんなこと派遣会社に言うまでもないかな?
- 派遣会社に言うのがめんどくさい
そう思いながら問題を放置していると、本人は次第に、「この働き方でいいんだ」と認識してしまいます。
本人に考えさせる期間は短い方がいいです。
派遣会社への連絡は面倒だと思いますが、早い段階で伝えた方がいいですよ。
電話なら5分で済む話です。



動いてくれない派遣会社が入ればクレーム入れてあげてくださいね。
改めて、考えが甘い派遣社員に対しての対処法は以下4つ
- 3か月で変化がなければ見切る
- 自分で考えてもらう範囲を決める
- 月1回の価値観すり合わせ面談を実施する
- 派遣会社に現状を正直に伝える
結構あたりまえのことを書いてはいますが、あたりまえのことを徹底して初めて効果がでるんですよ。
派遣社員に対して特効薬はありません。正社員のようにしっかりと向き合って、改善を即していきましょう。
雇用形態は違えど、中身は同じ人間です。
「派遣社員の考えが甘い」に関連する質問


【まとめ】派遣社員の考えが甘い理由と対処法


| 項目 | 内容の要約 |
| 考えが甘いと感じる行動 | 指示待ち、責任感の欠如、自習しない、進捗報告がない、改善案が出ない |
|---|---|
| 主な原因 | 雇用契約の性質(指示に従うのが基本)、過去の挫折、目先の「今」を重視する思考 |
| 効果的な対処法 | 3か月で見極める、判断範囲の明確化、月1回の面談、派遣会社との早期連携 |
| 交代・更新の判断 | 契約途中は不可だが期間満了での終了は可能。円満な終了には相応の理由が必要 |
派遣社員の考えが甘いと感じる背景には、指示の範囲内でのみ動くという契約上の性質や、プライベートを優先する価値観の違いがあります。
正社員のように未来から逆算するのではなく「今」を基準に考える傾向があり、それが責任感の欠如や主体性のなさに繋がってるんですよね。
ほかに派遣先の先輩社員が気になりそうな記事を準備しました。時間の許す限りご視聴ください。








