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派遣の職場見学で落ちる確率は40%が平均値です。
統計が出ているわけではありませんが、今まで私自身が派遣営業として担当した約1,200回の職場見学からの経験則となります。
よく、落ちる原因は「スキルが足りなかったから」と思われますが、派遣ではスキルは見ていません。
職場見学では「安心感」を与えられなかったことが原因で落ちるのです。
落ちる理由や特徴を知ることで、何を対策をするべきかがわかります。
この記事を見て、落ちる原因をや職場見学の選考基準を知り、確率40%の中に入らない準備をしておきましょう!
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派遣の職場見学で落ちる確率は平均で40%
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職場見学後、合否は翌日までに出る
即採用が決まる場合は、当日中に結果が出ますが、翌日になることもあります。
2日経っても結果が出なかった場合は落ちたと思ったほうがいいです。
よく、1週間で結果が出ると言われたりしますが、今までの職場見学を担当してきた経験上、1週間経過後に「合格」となったことはありません。
人事担当は基本的に即断即決しています。時間をかけるということは「断る理由を考えている」こともあるのです。
でも、2日以降に連絡があっても合格することだってありますよね?
もちろんあります。次の理由から連絡が遅くなることもあるんです。
翌日以降の結果になる場合、いずれかに該当しています。
- 現場のシフトを確認している
- 会社の稟議が降りるのを待っている
- 受入日の調整をしてから確定にしたいと考えている
とはいえ、翌日どころか回答を週明けにされることもあります。別記事で職場見学結果が週明けになる理由を詳しく解説しています。
経験有無による違いは?
経験の有無により20%前後は合格率が変わります。
未経験者では合格率が60%だったところが、経験者では80%に上がるといったイメージ。
派遣先企業は基本的に即戦力を好みます。経験がある=即戦力となるためです。
もし、あなたが経験者だった場合は、「経験のある職を1年以内で退職していないか」に注意しておくといいでしょう!
担当者により異なりますが、1年以内の勤務経験では未経験と一緒と扱ってくる担当者もいます。
類似した職の退職理由は必ず確認されますので答えられるようにしておきましょうね。
退職理由の伝え方を詳しく見たい方は以下の記事で詳しく解説しています。
業種による合格率の違いは?
実際の合格率は統計を出すことができないため、私の経験した職から合格率の違いを算出しました。
簡単に表にしてみました。
合格率(未経験者) | 合格率(経験者) | |
---|---|---|
事務職 | 30% | 60% |
販売職 (携帯販売やアパレル) | 80% | 90% |
営業職 | 60% | 75% |
コールセンター | 90% | 90% |
製造業 | 80% | 90% |
飲食業 | 80% | 90% |
介護職 | 80% | 90% |
上記を見てもわかるように、事務職が圧倒的に合格率が低いです。
人気職種だからですね。
事務職を除くと、合格率は80%まで跳ね上がります。
一般的に落ちる確率が40%と言われているのは、派遣社員の全体人口の事務職を占める割合が50%を超えているためです。
あくまでも40%は平均値として捉えておきましょう。
採用されやすい職業と採用されにくい職業には次のような違いがあります。
合格率80%以上
合格率50%未満
ここまで派遣の職場見学で落ちる確率を解説してきました。ここまでを簡単にまとめます。
- 合否は職場見学をした翌日までに出る
- 経験有無による違いで20%前後合格率が変わる
- 業種により合格率は様々だが、事務職の合格率は圧倒的に低い
ちなみに、求人誌に掲載されている事務職のほとんどは「派遣」なんですよ。
登録する派遣会社によっても合格率が変わるって知ってましたか?
現役派遣営業だからこそ見えてくる、事務職に特化した派遣ランキングを作成しました。
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派遣は安定性は正社員ほどないものの、入社しやすく経験を積めます。経験を積んだ後に経験者として正社員採用を狙う人も多いんですよ。
派遣の職場見学で落ちる理由ランキング
それぞれ解説します。
①:人物不安(やる気、コミュニケーション力不足)
職場見学では個人を特定する行為を禁止していますが、実際はめちゃくちゃ特定しています。
- この人は、自社でうまくコミュニケーションをとっていけか
- 今後活躍できるだろうか
- やる気は十分あるだろうか
派遣先企業の担当者は、自社の運営に問題を起こさず、円滑に勤務してくれるかを気にしています。
よく、今のあなたのスキルが低いから落ちたのでは?と考えがちですが、
今持っているスキルはほとんど関係ありません。
今までのスキルを活用するよりも、柔軟に仕事を吸収してくれて、臨機応変に対応をしてくれる人を求めているのです。
どの会社も臨機応変っていう言葉が好きですからね。
②:他社で人選が決まった
派遣先企業は1つの会社ではなく、複数の派遣会社に人の手配を依頼しています。
そのため、倍率の高い仕事ほど、候補者が集まりやすくバッティングする可能性が高まります。
派遣先企業も集まった候補者の中から、最も職場環境に合う人を選んでいるのです。
ちなみに、派遣先企業から派遣会社へは他社で上がっていることを伝えることはしませんが、他社で人選が決まる予兆は見極められますよ。
- 合否の連絡が1週間こなかった場合は、他社でも人選が上がっている予兆
この予兆を認識しておくといいでしょう。
③:スキルのミスマッチ
スキルのミスマッチとは、専門的なスキルのミスマッチということではありません。
一般常識を見られているのです。
- 挨拶ができるか
- ビジネスマナーがあるか
- パソコンのタイピングができるか
仕事をするうえで基本的におさえていかないといけないスキルです。
事務職を例に、もう少し詳しく見てみましょう。
- 仕事内容のスキル
-
入社後にいくらでも習得可能のため、職場見学では見られない
- 仕事に必要なスキル
-
職場見学で見られるスキル
そもそも専門的なスキルが必要な派遣先企業であれば、派遣会社から仕事紹介されておらず、職場見学まで進みません。
職場見学に進んだということは、合格ラインにいってますよ。ということです。
あとは実際に見てないとわからない「仕事に必要なスキル」を持っているかを確認しています。
余談ですが、入社後に「スキル不足」で更新しないと言われる方のほとんどが、仕事に必要なスキルが不足していることが原因なんです。入社後に雇用を安定させたい方は一読してみてください。
④:仕事内容のミスマッチ
- 派遣営業が事前に把握している内容がずれていた
- あなた自身が仕事内容を把握していなかった
ミスマッチと感じると、担当者はそこから派生して、次のようなネガティブを考えてしまいます。
- この仕事を理解せずに応募したのかな?どこでもいいってこと?
- 今後仕事内容が変わったときに対応してくれなさそう
- 事前準備できていないってことは、今後の仕事にも影響が出そう
実際に私も派遣先企業の仕事内容が変わっていたことを知らずに職場見学に行った経験があります。
結果として、候補者も「聞いてませんけど?」と職場見学の雰囲気が地獄絵図になってしまったことを覚えています。
派遣営業の言葉だけではなく、事前にその企業のHPや業界の情報を調べておくことがいいですね。
ここまで職場見学で落ちる理由をランキングでお伝えしました。
改めてまとめると次のとおりです。
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次の章からは、職場見学で落ちる人の特徴について解説をしていきます。
落ちる人の特徴を知ることで、職場見学の合格率を高められるため、しっかりチェックしておきましょう!
派遣の職場見学に落ちる人の6つの特徴
職場見学で落ちる人には共通点があります。
私が今まで5,000名以上の転職希望者を見てきた感覚も含まれていますが、かなり共通している点です。
- 落ちる人の共通点
共通しているのは相手に「安心感」を与えられていないこと
それぞれ解説します。
①:第一印象で合わないと感じてしまった
派遣先企業が第一印象で「違うな」と感じた場合は落ちます。
その後の会話が薄くなるためです。
第一印象は開始7秒で決まると言われています。
開始7秒でできることは「ご挨拶(よろしくお願いします)」のみです。
職場見学の最初の壁は挨拶です。
挨拶が暗い、うつむきながら挨拶をしている、このような挨拶の印象は相手にイメージを膨らませ、印象が決まってしまうのです。
職場見学で落ちる原因は、第一印象が原因にもなりますので、見直してみるといいでしょう。
②:志望動機が弱い
職場見学の際の志望動機を話せるようにしていきましょう。
本音の志望動機を言うと下記ではありませんか?
- 派遣会社が紹介してくれたし、仕事しないといけなかったから
- なんとなく家から近かったし、楽そうだったから
本音をそのまま伝えると、落ちますので理由を作ってくださいね。
- 過去の自分の経験を活かしたいため。
- 今後の将来に向けて学びたいことがあるため。
過去から志望動機を考えるか、未来を見据えた志望動機にするかです。
20代の派遣社員は未来を見据えた志望動機にすると評価が高い傾向にあります。
未来を見すえた志望動機の参考例
この仕事を通じて〇〇のスキルを学びたいと考え、応募いたしました。
私は将来〇〇をしたいと考えています。
〇〇を学ぶ中でもさまざまな壁があると思います。
私は今まで、何も目標がなくただ仕事をしているだけでした。
仕事に対しての向き合い方を教えてくれたのは派遣営業の〇〇さん(隣を向いてニコッと相槌)です。
今はまだ未熟であると自負しています。
一日でも早く業務を覚え、貴社に貢献をさせていただき、自己実現を目標に頑張ります。
以上が志望動機です。
派遣の職場見学であれば十分な動機です。
これが言える人は10人に1人の割合です。
「目標が無い」が普通だと思いますので、目標はなんでもいいので探しましょう。営業担当に相談してみるのもいいですよ♪
③:保守的すぎる
職場見学では、派遣先企業からプレッシャーを感じるような質問が来る場合があります。
- 覚える量が多く、苦労される方が多いですが、覚えるのは得意ですか?
- 突発的に出勤をしてもらう場合がありますが大丈夫ですか?
このような質問が飛んできたとき、保守的になり「大丈夫です」と言わずに、回答を濁す方がいます。
例外なく落ちます。
できるかできないかは誰にもわかりません。
それは派遣先企業も知っています。
できるかどうか分からない問題に対して、あなたが、能動的に動いてくれるのかどうかを試しています。
簡単にいうと、やる気があるのかないのかを、あなたの回答から判断しています。
④:「これを言わなきゃ」と考えすぎ
職場見学で大事なことは何を伝えるかではありません。どう伝えるかです。
職場見学で落ちる原因として、あれもこれも言わなきゃと考えすぎてしまい、派遣先の質問に対して回答がズレたり、相手が知りたくもない内容を話しすぎてしまったりします。
伝える内容はキーワードだけおさえておけば大丈夫です。
一語一句伝える事を決めた場合、大抵の場合失敗します。
仮に、一語一句決めて作り込んだ場合でも、その通りの流れになることはありません。
職場見学で大事にするべきことは、「派遣先企業の担当者とコミュニケーションをとること」です。
会話は伝えたい事を伝えるのではなく、相手が何を知りたいのかを知ることが大切です。
準備段階では、伝えたいこと3割、相手が知りたいことを考えることに7割で考えるとGOOD
⑤:初めて聞いたことに動揺しすぎ
派遣会社から聞いていなかった内容が、職場見学で出てくることがよくあります。
派遣会社の持っている情報は最新情報じゃない場合が多いためです。
そのため派遣会社から言われている内容とは違う内容を派遣先企業から言われることがあります。
内心は「あれ?この話聞いてないんだけど…」と思うかもしれません。
それを態度に出してしまうと落ちる可能性があがります。
- 融通の利かない人と思われる
- 入社意欲が低い人と思われる
- 情報相違から早期退職につながると思われる
おすすめの方法としては、一旦は受け入れ、流れのままに、笑顔で乗り切りましょう。
その後派遣営業に、話しが違うことを伝え、調整が必要な場合は調整してもらいます。
あくまでも職場見学の最中に態度にださないことが大切です。
⑥:担当者から「すぐ辞めそうだな」と思われた
すぐに辞めそうと思われたら、採用見送りになります。
会社は早期退職になることを最も嫌がるんですね。
例えば、入社後1ヶ月で退職されてしまっては、研修するだけ無駄と思ってしまうからです。
職場見学では、いかに安心感を与えたかが合格の鍵です。
職場見学の所要時間は長くても30分です。30分であなたの全ては分かりません。
あなたのいい所を加点して見られるというよりは、企業が求める人物像に対して減点式で見られます。
例えば、服装が汚れていたら減点。
こんな感じで、基準に達していない部分を見られ徐々に減点されていると思ったほうがいいでしょう。
安心感を与えたものが制します。
以上が職場見学で落ちる場合の特徴でした。
まとめると次の通りです。
派遣の職場見学で見られる選考基準は3つある
- 人間関係が円滑にとれるか
- 仕事に対して前向きか
- 将来活躍できるイメージがあるか
それぞれ解説していきますね。
①:人間関係が円滑にとれるか
- 仕事の全ての始まりは人間関係にあるため
- 人間関係が構築できなかった場合、退職になる可能性が高くなる
- 仕事が出来ていなくても人間関係が良ければどうにでもなる
派遣先企業はあなたに仕事を依頼します。
依頼する側の気持ちになって考えると、扱いにくい人に仕事を振ったり、指示しても理解してくれなかったりすると、依頼する気が失せます。
よく、仕事が出来ないのに出世していく社員は上司に媚びを売ってる人が多いのも事実。
実際に、入社早々に辞めたいと感じる理由の9割は人間関係が合わない。ですからね。
採用する側は、人間関係が円滑にとれるかどうかをポジティブな観点とネガティブな観点両方から見ています。
- ネガティブな観点:早期退職にならないか
- ポジティブな観点:仕事が円滑に進むか。周りの社員に悪影響にならないか。
②:仕事に対して前向きか
仕事に対して前向きだと次のメリットがあります。
- 今後の活躍しているイメージが沸く
- 派遣先企業があなたに期待を抱く
- もっと仕事を教えようという気になってくれる
想像して見てほしいです。
例えば、あなたが上司だった場合、やる気のない人とやる気のある人、どちらを可愛がるでしょうか?
やる気のある言動は気に入られることとなり、気に入られるとこの人を採用したい。この人はうちに欲しい。となるのです。
余談ですが、年齢が上がると、やる気と勢いが無くなり、落ち着いてきます。
年齢が高くなると決まりにくくなる理由は、前向きさが見えないことが原因の一つにあります。
いくつになっても、
- 覚える姿勢
- やる気のある言動
- チャレンジしていく姿勢
ここは忘れずに行くといいですね。
③:将来活躍できるイメージがあるか
将来活躍できるイメージを選考基準に入れている理由は次の通りです。
- イメージができなかったら、お金の無駄だから
- 会社は利益を上げていくために、人を募集しているため
- 一人で仕事をできるようになってもらわないと、逆に周りの社員の工数になるから
将来活躍できるイメージはどうやって伝えるべきなのでしょうか?
以下のポイントを伝えることで、将来活躍できるイメージにつながります。
- 自分が今できることを伝える
- 将来なりたい人物像、やりたいことを伝える
意外と思われるかもしれませんが、次のように伝えると、実は合格率が高まる傾向があるんです。
「将来営業職の正社員を目指しています。そのため期間は1年ほどとなりますが、営業職に必要な折衝力や提案力をこの仕事で学べると感じ応募しました。」
一見期間が1年しか働けないため、落ちるのでは?と思われますが、逆に採用してくれます。
目標を持っているから自発的に情報を学びに来て、即戦力になりそうだからと思ってくれるためです。
非常に良い志望動機でもありますね。
正社員の面接だったら落ちますけどね…
職場見学で聞かれること【職種別に解説】
事前に聞かれることを下準備しておくことは非常に大事です。
それぞれの質問と質問の目的を解説しますので、目的を知ることは良い回答ができる第一歩と思っています。
全職種共通の質問
- ・過去の仕事の退職理由を教えてください。
-
質問の目的:早期退職のリスクが無いかを確認している質問です。
自分本位で意味不明な辞め方をしていたり、早期退職を繰り返している方は必ず回答は考えておくべきです。
- ・過去の成功体験、失敗体験を教えてください。
-
質問の目的:仕事で嫌なことがあったときに踏ん張れる人かを確認する質問です。
「失敗体験」をどうやって乗り越えたかです。自分で壁を乗り越えた経験がある人は嫌な事があっても踏ん張れると思ってくれます。
逆に成功体験はあまり必要ありません。
- ・いままでの仕事で人間関係のトラブルはありましたか?それをどう乗り越えましたか?
-
質問の目的:同じ理由で退職しないかの確認。
過去の人間関係が「良好」であればいいのですが、トラブルがあった場合は詳しく内容を聞かれます。
- ・今までの仕事の経験をこの仕事でどう活かしたいですか?
-
質問の目的:業務不一致で退職しないかの確認
今受けている仕事をしっかりと理解しているのか、ただなんとなく応募しただけではないかを確認し、就業後「仕事があわないので辞めます」と言われないかを確認しています。
- ・覚えることが多いですが、覚えることに抵抗はありませんか?
-
質問の目的:すぐに諦めて退職しないかの確認
「覚える量が多い」が理由で退職される方も多いです。そのため事前に確認している派遣先企業は多いです。
事務職によくある質問
- ・Excelのスキルはどのくらいありますか?
-
質問の目的:入社後に本当に依頼したい仕事ができるかの確認
素直にできる範囲を伝えるといいです。
また出来ないことを要望されることもありますが、この場合は、「調べながらやります」と出来ない言い訳をするのではなく、できる方法を答えましょう。
- ・電話対応もありますが大丈夫ですか?
-
質問の目的:業務不一致で退職しないかの確認
事前に行いそうな業務を伝えておくことで、早期退職になるリスクを減らしたいためです。
販売職によくある質問
- ・お客様に声をかけることに抵抗ありませんか?
-
質問の目的:業務不一致で退職しないかの確認
販売職では「おもっていた仕事と違った」が起こりやすいです。
お客様の質問に答えればいいと思っていたのに、いざ働いてみたら営業職みたいに売り込みしないといけない。
このギャップを減らしたいと考えての質問です。
- ・目標を追うことに不安はありませんか?
-
質問の目的:ノルマに絶えられなくて早期退職しないか確認
販売職にはノルマ(目標)があります。
目標はあるけどノルマはないと甘い言葉を言ってくる担当が多いですが、実際にはほぼ100%あります。
これを少し濁して質問した形がこれです。
- ・お客様からのクレームもある仕事です。大丈夫ですか?
-
質問の目的:クレームがきついから嫌ですの退職を防ぐため
コールセンターの受信業務程ではありませんが、販売職もクレームは多いです。
クレームが多いことも退職理由として上位に入りますので、先に確認して、退職抑止をしたいことが目的の質問です。
コールセンターによくある質問
- ・電話に出た瞬間お客様がお怒りのこともあります。クレーム耐性はありますか?
-
質問の目的:早期退職してほしくないから
特に受信業務はクレームのオンパレードです。未経験からコールセンターを希望される方には必ずと言っていいほど来る質問です。
- ・お話しながらタイピングはできますか?
-
質問の目的:コールセンターでは当たり前に出来ないといけないことだから
コールセンターでは基本お客様と会話をしながらパソコンに入力をしていきます。
慣れると簡単ですが、慣れるまではお客様にどうやって待ってもらえばいいのか分からなかったりネガティブに繋がり退職に近づきます。
それを防止したい質問です。
- ・ご年配の方への話に抵抗はありませんか?
-
質問の目的:業務内容に不一致を防ぐため
ご年配の方を対象にしたコールセンターは多く存在します。
耳が遠かったり、意思疎通が出来なかったり、理解してくれなかったりします。
このストレスから退職になることもあります。
工場系でよくある質問
- ・過去に腰を痛めたことなどはありますか?
-
質問の目的:早期退職しないかの確認
工場系では同じ姿勢での作業も多いです。
また重たい荷物を持ち上げたりもします。
腰を痛めた人も多いことでしょう。
事前に確認して、再発防止に努めるんですね。
聞かれる質問の目的を考えると、回答が広がった気がします。
いいことですね!質問はコミュニケーションなので相手の知りたいこと(知りたい目的)に沿った回答をすると評価が高くなりますよ♪
でも、こんなに円滑に職場見学は進むんですか?
案外円滑にはいきませんよ。今からは職場見学の時によく起こってしまうトラブルを解説しますね。
職場見学時によくある5つのトラブル
ここからは職場見学をしている最中によく発生するトラブルを5つ紹介します。
事前にトラブルを知っておき、心の準備をしておきましょう。
それぞれ内容を解説します。
①:派遣会社から聞いていない内容が言われる
よくあります。
派遣会社の持っている情報は最新の情報ではないし、細かな情報は派遣営業も分からないためです。
職場見学で初めて聞く内容が出てくることはよくあるでしょう。
「絶対に譲れない内容」だった場合はその場で伝えましょう。
特に支障の無い内容であれば、笑顔で「大丈夫です♪」と答えておくことがおすすめです。
ここで不穏な空気を出すと、派遣先企業は「安心感」を得ることができず、不採用になる可能性が増えます。
後から派遣営業に確認して調整してもらえれば大丈夫です。
②:質問が難しすぎて思考停止になる
「面接でも聞いてこない」ような難しい質問が稀に来たりします。
頭が真っ白になる瞬間です。
ももこさん、この場合の模範解答をお願いします。
頭が真っ白になってしまいまして、すみません、あはは
このように、笑ってごまかすのがいいでしょう。
デキる派遣営業であればサポートに入ってくれます。
また派遣先企業も気を利かせ、別の質問をしてくれます。
私はよく職場見学前に、「頭が真っ白になったら、アイコンタクトを送ってね」と言っています。すかさずサポートに入ります。
③:予定よりも早く終わって不安になる
職場見学の時間は30分程です。早ければ10分で終わります。
全く質問もされず、5分で終わることもあります。
内心は「私落ちたんじゃ…」と思い不安になることもありますが、動揺した素振りは見せないことをおすすめします。
そんなもんだ、と割り切る気持ちも大切です。
④:派遣先の担当がオーラありすぎてビビる
職場見学の派遣先担当者は役職者の方です。
中には部長クラスが来ることもあります。
貫禄がありすぎてビビってしまいます。
隣りにいる派遣営業もきっとビビっていることでしょう。
相手がじゃがいもだと思って頑張ってください。
⑤:なにか質問ありますか?のオンパレード
このパターンはなかなかしんどいです。
派遣営業からも、派遣先からも業務内容をほとんど説明されず、「なにか質問ありますか?」と言われ続ける。
絶対にその場では質問が思い浮かびません。
質問はその場で考えるのではなく、事前に考えておくことです。
派遣先企業によっては、このパターンもありますので、認識しておくといいでしょう。
>> 逆質問を考える場合はこちらの記事を参考にしてみてください
以上が職場見学の時によくあるトラブルです。
まとめると次の通りです。
ここまでくると、なんかいける気がしてきました。
それはよかったです!職場見学が終わった後、会社同士で何を話をしているのかは別は記事で解説していますので良かったら見てください♪
派遣の職場見学に落ちた場合の3つの行動
落ちた場合の3つの行動をお伝えします。
- 同じ派遣会社から別の仕事紹介
- 別の派遣会社に応募しておく
- 求人サイトに登録して応募する
コツは、落ちる前に行動しておくこと。
①:同じ派遣会社から別の仕事紹介
同じ派遣会社から別の仕事を紹介してくれます。
派遣会社としても、あなたに勤務してもらうメリットがあるためです。
万が一落ちた後、2日経っても仕事紹介がなかった場合は仕事がない場合が多いため、別の派遣会社に応募しておくといいでしょう。
②:別の派遣会社に応募しておく
この方法が最も効果的です。
一般的に派遣会社は2~3社に応募して同時進行で進める方が多いです。
しかし、派遣会社によって得意としている業種が異なりますので注意が必要です。
もし事務職を希望している場合は以下の派遣会社に登録することをおすすめします。
- ランスタッド ⇒ 登録者が少なく、仕事紹介がされやすい。穴場No1。しかも世界シェアNo.1のすごい会社
- スタッフサービス ⇒ 案件数が全派遣会社の中でNo.2。中小企業の案件も多いため、多種多様な求人をそろえている。
- リクルートスタッフィング ⇒ The安定の派遣会社
全国で対応していますし、登録だけであれば5分で終わりますからね。
③:求人サイトに登録して応募する
求人サイトには釣り求人が多いので気を付けてください。
しかし、案件は豊富にあります。
- リクナビ派遣→最大手求人誌
詳細ページを見て、釣り案件ではないかを確認しながら慎重に進めていくといいでしょう!
【まとめ】派遣の職場見学は落ちるため対策しておこう
この記事では、派遣の職場見学においての落ちる確率を解説しました。
落ちる確率は平均40%だが、職種により差がありすぎます。
改めて表で表すとこうなります。
合格率(未経験者) | 合格率(経験者) | |
---|---|---|
事務職 | 30% | 60% |
販売職 (携帯販売やアパレル) | 80% | 90% |
営業職 | 60% | 75% |
コールセンター | 90% | 90% |
製造業 | 80% | 90% |
飲食業 | 80% | 90% |
介護職 | 80% | 90% |
派遣の職場見学では、「早期退職しないか」「人間関係が円滑に取れそうか」に重点をおいていて、スキル面は2の次です。
職場見学の際の対策は「挨拶」や良い印象を与えるためを考えて行くことが合格への近道です。