- こんな悩みを解決
※青字をタップすると該当の項目にジャンプします。
- 簡単に自己紹介
私自身の職場見学の経験から、派遣先企業が見ているポイントを分析した結果をお伝えしますので、よりリアルに近い内容をお伝えします。
職歴が多いと派遣の職場見学で不利になるのでしょうか?退職理由はすべて自己都合だし、バックレたこともあるんです。
こんな質問をよく受けます。私自身、13年派遣営業をしていますが、不利になることはないと感じています。
職場見学でみられるポイントが職歴ではなく人間性だからです。職歴が原因なら、そもそも職場見学は実施されません。
派遣会社は事前に派遣先企業へ、あなたの職歴を伝えています。それでも会ってくれるということは職歴はクリアしたということ。ではなぜ職歴が多いと落ちるのでしょうか?それは魅せかたが下手だったからです。
本記事では、派遣の職場見学で職歴を伝える方法や、職歴以外にアピールできるポイントを解説し、合格率を高める方法をお伝えします。
職歴は変えられません。しかし伝え方や魅せ方は変えることができます。
この記事からできることから取り掛かってみましょう。
派遣会社も完璧な人を求めているわけではありません。
むしろ、あなたの足りないところは、派遣会社が補おうとするものですよ。
私も面接に落ちまくった経験があります。人生が嫌になった瞬間もあります。でも、派遣会社に拾ってもらい、今では派遣営業として仕事の支援をしています。
まずは、あなた自身で働くチャンスを切り開いてみましょう。
\ 派遣から始めるメリットも解説してるよ /
職場見学の目的はなにか?
派遣社員が入社に至るプロセスは下記の流れです。
関連する記事のリンクも貼っておきます。
職場見学は入社に至るまでのプロセスで避けては通れません。
職場見学での合格率を高めるためには、職場見学の目的を知っておくことが大切です。
職場見学の目的
職場見学ってなんのためにしてるんだろうね?
職場見学とは、あなたがこの職場で本当に適しているか、この職場の雰囲気はどういうものなのかを見極めるために行われます。
しかしこれは、建前であり、実際は面接と同様の役割です。
面接の合否は雇用主である派遣会社しかできません。派遣先企業は受け入れるしかできないないのです。
派遣の職場見学も同様に、派遣会社から事前に紹介された人のプロフィールは見ますが、最終的な判断は会ってから行われます。
しかしこれでは法律に触れることになるため、職場見学で落ちた理由を派遣会社は違う理由にして、あなたに伝えるのです。
- 別の候補者で採用されてしまった
- 派遣会社を使わない判断をした
- 今後人員削減の案が出たため、見送りにしてほしいと言われた
上記のように言い方を変えてあなたへ伝えることで、選別したとはならないんですね。
会社はグレーゾーンを探すんです
職場見学では職歴を言う必要はない
職場見学では、派遣先企業が選別しているため、面接と同様に、良い印象を与える必要があります。
しかし、職場見学では、職務経歴について詳細に話す必要はありません。
派遣会社がプロフィールとして派遣先企業に伝えているからです。
つまり、既に派遣会社が企業に伝えている内容は言わなくていいってこと?
はい、そうです。
もし、その段階で不合格だった場合は、職場見学を実施する前に派遣先企業から断られてしまいます。
詳細な職務経歴を言わずに、経験・スキル・人柄に焦点を当てて話すことが大切です。
派遣会社が事前に企業に渡してる情報
- 職歴(企業名等は記載してない)
- 勤務条件(勤務時間や出勤日数等)
- スキルや資格
- アピールポイント
派遣の職場見学では職歴が多いと不利になるのか?
職場見学で職歴が多くても不利になることはありません。
理由は以下の通りです。
- 職歴は採用を決める1つの要素でしかない
- 職歴が多くても誤魔化せる
それぞれ解説します。
職歴は一つの要素でしかない
職務経歴は、派遣先企業が重視する要素の一つではありますが、合否を判別するほどではありません。
派遣先企業で研修や教育を行っても、短期退職をしてしまうと意味がありません。
そのため、職歴については、退職理由を聞かれることがあるでしょう。
同じ理由で退職してほしくないから退職理由を聞くんです。
職務経歴は重要な要素ではありますが、派遣先企業があなたの安心感を重要視しているのです。
職場見学でなかなか合格しない方は職務経歴が多いからと誤認識されている方がいます。
職歴以外に改善するポイントがありますので、職場見学で落ちる確率は40%!落ちる人の特徴は?の記事を参考にしてみてください。
職歴が多くても誤魔化せる
派遣の職場見学では、職歴を誤魔化すことができます。
派遣営業とタッグを組むことで、転職歴が多い場合には、職務経歴をまとめることができます。
大幅に変えるのではなく、同じ業種をまとめたりしています。
派遣先企業はあなたの雇用主ではないため、言われた内容しか分かりません。
例えば、飲食店のアルバイトが3ヶ月ごとに2社勤務していた場合、6ヶ月と記載することがよくあります。実際に退職理由を聞かれた場合でも、良い方の退職理由を答えることで誤魔化せます。
ただ、派遣会社に対してはできる限り正直に伝えてくださいね。
派遣会社は雇用主のため、本当の職歴を知る必要があります。
その後、何を派遣先企業に伝えるのかは派遣営業と調整するといいでしょう。
「転職歴が多いからなかなか派遣先が見つからない」と派遣営業に相談することも有効です。
職歴が多いときの職場見学での退職理由の伝え方
職歴が多い時の職場見学の退職理由の伝え方は次の2つを注意してもらえれば大丈夫です。
- 退職理由は隠す必要はない
- 退職理由は一言で大丈夫
この2点を抑えるだけで退職理由はクリアできます。
それぞれ解説しますね。
退職理由は隠す必要はない
退職理由については隠す必要はありません。
ただし、伝え方によっては相手に不安を与えてしまうこともあるため、注意が必要です。
例えば、人間関係の悪化や仕事の負荷が原因で辞めた場合には、ポジティブな理由を伝えた方が良いでしょう。たとえば、キャリアアップのために退職したというような理由に変えちゃいます。
退職理由を聞かれる質問に対して、あまりに偽装しすぎるのも問題です。
もし退職理由を深堀された場合、自分が退職に至るまでどういう努力をしたのかを話せるとプラス効果が生まれます。
共感を得やすくなり、相手も安心して会話を進められます。
一方で、退職理由については避けるべき内容もあります。
たとえば以下の通り。
- 嫌な上司がいた
- 人間関係でトラブった
- 給料が低くて不満
これらの理由を伝えると、相手に不安を与えてしまい、自分自身の印象も悪くなる可能性があるためです。
上述の退職理由はこのように組み替えるといいです。
- 嫌な上司がいた→研修を申し出ても一向に動いてくれなかった
- 人間関係でトラブった→やりたいことが見つかった(完全に別物に変えます)
- 給料が低くて不満→キャリアアップしたい
人間関係で退職したと伝えると、相手は「この職場でも合わないんじゃないか?」と思ってしまいます。
特に人間関係トラブルは言わなくていいでしょう。
退職理由は一言だけ伝えて、具体的な内容は必要なし
職場見学では、退職理由を詳しく説明する必要はありません。
派遣社員の場合、退職理由は採用の決定には直接的な関係がないことがほとんどで、職務経歴以外のポイントが重視されるからです。
見られるポイントは「やる気」「安心感」「スキル」です。
退職理由は簡潔に一言でまとめることが重要です。
具体的な内容は必要ありませんが、ポジティブな理由を伝えることで好印象を与えることができます。
こういう感じです。
前職の退職理由を教えてください。
前職の飲食店で勤務する中で、やりたいことが見つかったからです。
やりたいことはなんですか?
お客様へ商品をオススメすることが好きでした。そのため、販売に特化した働き方を目指したいと感じたためです。
退職理由が多くてまとめるのが難しい場合は、次の仕事に通じる理由に焦点を当ててまとめることが有効です。
【例文】職歴が多い場合の自己紹介例
職場見学での自己紹介では、全ての職歴を話す必要はありません。
派遣先が知りたいであろうことが伝わればいいのです。
では派遣先があなたの自己紹介から知りたいこととは何でしょう?
スキルと安心感とやる気が派遣先企業が知りたいことです。
派遣先は基本的に即戦力と退職せず踏ん張ってくれる人を求めてます。
その会社で退職される方が多いから派遣を利用しているからですね。
ここからは下記のパターンに分けて自己紹介例を解説します。
- 前職が異業種からの場合の自己紹介
- 同業種からの場合の自己紹介
- アルバイト歴が転々としてる人の自己紹介
全ての自己紹介に共通していることは、退職理由を伝えない点です。
前職が異業種からの場合のの自己紹介
前職が異業種の場合、以下のような自己紹介ができます。
「私は、前職では飲食業界で接客や調理の経験を積んできました。その中で、人とのコミュニケーションやチームワークを大切にすることの重要性を学びました。また、お客様からのリピート率を上げるために、サービスの向上やメニューの改善にも力を入れました。これらの経験を活かして、今後は新しい業界でもチャレンジしていきたいと思っています。」
こうすることで、自分がどのようなスキルや経験を持っているのかをアピールすると共に、その職場でどのような成果を出したのかを具体的に伝えられます。
また、自分自身のキャリアプランについても伝えることで、将来的にどのような目標を持っているのかをアピールできます。
異業種からの転職の際のポイントは下記の通りです。
- 職歴の中でも特に得意とするスキルや経験をアピールする
- その職場でどのような貢献をしたか、どのような実績があるかを具体的に伝える
- 自分のキャリアプランや目標についてもアピールする
前職が同業種からの場合の自己紹介
同業種からの自己紹介をする場合には、以下のように話します。
「私は、同業界で○○年の経験があります。これまでに、○○業務を担当したり、○○プロジェクトで管理を任されたこともあります。その中で、自己管理やチームマネジメント、プロジェクト管理についても経験を積んできました。また、最新の業界動向にも常に目を光らせ、新しい技術やトレンドにも興味を持っています。」
こうすることで、自分自身が持つスキルや経験をアピールすると共に、具体的な職務経験や業務内容を伝えられます。
さらに、業界に関する最新動向にも精通していることをアピールすることで、自分自身が常に成長し続けていることをアピールできます。
同業種からの転職の際のポイントは下記の通りです。
- 自分がこれまでに培ってきたスキルや知識、経験についてアピールする
- 自分がどのような職務経験を持っているか、どのような業務に携わってきたかを具体的に伝える
- 業界の最新動向やトレンドについてもアピールする
アルバイト歴が転々としてる人の自己紹介
アルバイト歴が荒い場合、以下のような自己紹介ができます。
「私は、これまでに様々なアルバイト経験を積んできました。その中で、接客や販売のスキルを身に付けたり、チームワークやコミュニケーション能力を養ったりしてきました。例えば、○○店でのアルバイトでは、販売促進の企画やイベントの企画・運営にも携わり、売上アップに貢献しました。将来は、販売業界でキャリアを積んでいきたいと考えています。」
こうすることで、自分自身が持つスキルや経験をアピールすると共に、具体的なアルバイトでの仕事内容や貢献を伝えられます。
また、自分自身のキャリアプランについても伝えることで、将来的な目標を持っていることをアピールできます。
アルバイト歴が荒い方のポイントは下記の通りです。
- アルバイトで培ったスキルや知識、経験についてアピールする
- そのアルバイトでどのような仕事内容や業務に携わったか、どのような貢献をしたかを具体的に伝える
- 将来的なキャリアプランや目標についてもアピールする
【自己紹介のポイント】エレベーターピッチ
エレベーターピッチとは、ビジネスの現場でよく使われる自己紹介の手法で、自分自身を簡潔に説明する方法です。
約30秒~1分程度で自分自身をアピールするプレゼンテーションのことを指します。
エレベーターピッチの作り方は、以下のような手順で行うことができます。
- 相手に興味を持ってもらうために、自分自身の特徴や強みをアピールする
- 自分自身がどのような職務経験や業務内容を持っているのか、具体的に伝える
- 最後に、自分自身のキャリアプランや目標についてもアピールする
たとえば、エレベーターピッチを作成する場合、以下のような自己紹介ができます。
改めて本日はお忙しい中、お時間を頂きましてありがとうございます。〇〇と申します。前職は飲食店で〇〇として働いていましたが、今回は販売業の職種に挑戦したいと思って応募しました。飲食店での経験を活かして、接客やコミュニケーション能力を磨き、新しい職場でも活躍できるように頑張りたいと思っています。
はじめまして、〇〇と申します。前職では飲食店でキッチンスタッフとして働いていましたが、今回は販売業の職種に挑戦してみたくて応募しました。飲食店での経験から、チームワークやストレス耐性を身につけましたが、販売業での接客にも興味があります。新しい職場で、さらにスキルアップできるように頑張ります。
本日は貴重なお時間を頂きましてありがとうございます。改めて〇〇と申します。前職では飲食店でサービススタッフとして働いていましたが、今回は販売業の職種に興味を持ち、応募しました。飲食店での経験から、お客様とのコミュニケーションが得意になり、細かい気遣いもできるようになりました。販売業でも、お客様に満足していただけるように、丁寧な接客を心がけます。
自分自身の強みやスキルをアピールし、具体的な職務経験や業務内容を伝え、将来的なキャリアプランや目標についてもアピールすることで、相手に自分自身の魅力を伝えることができます。
職歴が多いと感じる数はどれくらいか?
職歴の多さは担当者により異なります。
しかし1つの基準がありますので、解説します。
20代は3社以上、30代は5社を超えると多いと感じる
職務経歴が多いと、企業担当者からの評価が下がってしまうことがあります。
どれくらいの転職経験が多いと感じられるんでしょうか?
正社員として働いている場合、20代で3社以上、30代で5社以上の転職経験があると、企業担当者は職歴が多いと感じる傾向があります。
アルバイトや派遣社員など、正社員ではない場合は、3社以上の勤務経験でも問題ありません。
正社員での転職回数が多い場合は、担当者からこのように思われてしまいます。
- 戦力になる前に辞めてしまう
- 責任感がない
そのため、自己紹介や退職理由には特に注意が必要です。
しかし、職歴が多いからといって必ずしも悪い評価を受けるわけではありません。
複数の企業での経験から、幅広い業務知識やスキルを持っていると評価されることもあるのです。
要は伝え方ひとつで評価が変わるのです。
担当により多いと感じることポイントが違う
派遣先の担当によっては、転職回数や職歴の多さの基準が変わります。
担当者によって職務経歴の評価ポイントが異なるということですか?
その通りです。通常の正社員面接では職歴から判断することが多いです。一方で、派遣社員は現場担当者が面談することが多いため、具体的な業務内容やスキルについて重視することが多いです。
また、派遣社員は即戦力を求める傾向があるため、「過去がどうであれ、仕事頑張ってくれればいいよ。」と思っている担当は多いですね。
さらに派遣社員は統計的に見ても職歴が荒い人が多いです。
担当者の基準が職歴が荒いのは当たり前、と思っている人もいますよ。
3か月以内の職務経歴など、削れるものは削ろう
職務経歴には、削れるものと削れないものがあります。
削れるものは率先して削っていくことも検討するといいでしょう。
ただし、あまりにも削りすぎると、空白の期間が目立ってしまうこともあるため、注意が必要です。
以下の職務経歴を例に、削れるものと削れないものを解説します。
会社 | 雇用形態 | 勤務期間 |
---|---|---|
A社 | バイト | 4年 |
B社 | バイト | 11ヶ月 |
C社 | バイト | 3ヶ月 |
D社 | 正社員 | 1年6ヶ月 |
E社 | バイト | 1ヶ月 |
F社 | 派遣社員 | 3ヶ月 |
G社 | 派遣社員 | 2年9ヶ月 |
H社 | 正社員 | 7ヶ月 |
- アルバイトの職歴
-
アルバイト経験や派遣経験は、履歴書に書く必要はありません。
しかし、長期間勤務していたアルバイトや、次の仕事内容に活かせそうだと思われるアルバイト経験はアピールできるため記載しましょう。
- 正社員の職歴
-
正社員としての経歴は、残しておく必要があります。
ただし、正社員でも3か月以内の短期間であれば、削除しても問題ありません。
- 派遣社員、契約社員の職歴
-
派遣社員や契約社員の場合は、削ることも可能ですが、派遣元企業を記載して、派遣先企業をまとめて記載することもできます。
職務経歴を隠して入社することは詐称にあたりますが、雇用主は派遣会社のため、派遣会社に伝えておけば問題ありません。
間違ってもやってはいけないことは、自分のスキルを偽装することです。
スキルを偽装すると入社後痛い目にあいます。
職歴が多いようですがなぜですか?に対しての回答集
職歴が多い場合は、以下の2つの質問がよく聞かれる質問です。
- 職歴が多いようですが、なぜですか?
- 過去の退職理由を教えてください
この2つです。
過去の退職理由を教えてくださいについては、本記事の「職歴が多いときの職場見学での退職理由の伝え方」を参考にしてみてください。
職歴が多いようですがなぜですか?この質問に対していくつかの回答パターンをお伝えします。
- 1.多いことを自覚していますパターン
-
私自身、職務経歴が多いことを自覚しています。それぞれの退職理由は異なりますが、職場の環境に私自身が合わせることができなかったためです。「研修してくれない。」「聞いても教えてくれない」「やりたいことができない」このような理由から退職をしました。しかし、今になって後悔しています。仕事に対して自分の向き合い方が誤っていたと感じています。
だからこそ御社では腰を据えて勤務していきたいと考えています。
- 2.理由を適当に考えちゃうパターン
-
家族が転勤族であり、引っ越しに伴う退職となります。現在一人暮らしをし始めたため、今後引っ越しに伴う退職はございません。それぞれの職場では人間関係も良く、可能であれば続けていきたいと気持ちがありました。
- 3.キャリアアップを伝えるパターン
-
様々な職場の環境を見たかったためです。入社の段階で短期での勤務を希望し入社致しました。
何社か経験をさせていただいた上で、〇〇の業界にてキャリアアップをはかりたいと考えています。御社では腰を据えて一人前の戦力になれるよう尽力していきます。
- 4.会社の業績悪化を理由にするパターン
-
業績悪化による退職です。コロナの影響から売り上げが下がってしまい、円滑にシフトが入れなくなりました。今までやっていた業種が好きだったため、同業種をいくつも勤務させていただいていましたが、同様の理由が続いてしまっています。
今後も安定して勤務していきたいと考え、今までのスキルを活かせる御社を志望させていただきました。
職歴に対しての質問にたいする答えのポイントは「簡潔に」「さらっと」伝えることです。
派遣の職場見学では、退職理由を重視されていないため、さらっと伝えて問題ありません。
実体験でも、上記の理由を派遣先企業に伝えて合格をしています。
職場見学の合格率を上げるポイント
ここからは下記のステップごとに大事なポイントを解説します。
- 複数の派遣会社を受けておく
- 派遣会社の選び方のポイントは、できるだけ大手であること
- 自分が合わせられる仕事であること
- クチコミを宛にしない
- 派遣先企業の情報を調べることが大切である
- 派遣先企業のホームページを確認することで、業務内容、組織体制などを知ることができる
- 事前に調べておくことで逆質問の質が高まる
- 職場見学当日はアピールの場
- 落ちる理由は「第一印象」と「安心感」がなかった
- 派遣営業へ「ありがとう」メールを送る
仕事探し時のポイント
仕事を探す上で大事なポイントは4つはあります。
それぞれ解説します。
- 1.複数の派遣会社を受けておく
-
仕事探しをする際には、複数の派遣会社に登録しておくことが大切です。
派遣会社によって取り扱っている求人が異なるため、複数の会社に登録することで、より多くの求人情報を収集することができます。
さらに、単純計算すると合格率は2倍になります。
- 2.派遣会社の選び方のポイントは、できるだけ大手であること
-
できるだけ大手の派遣会社を選ぶことがいいでしょう。
大手の会社は、求人情報が豊富であるだけでなく、登録者のフォローアップ体制も整っていることが多いため、安心して仕事探しできます。
- 3.自分が合わせられる仕事であること
-
自分が合わせられる仕事であるかどうかを確認することも大切です。
求人情報だけでは、仕事内容や勤務条件が具体的に分からない場合があります。
派遣会社に直接問い合わせをするか、登録会をしておくことで、より詳細な情報を収集することができます。
中には隠れ案件もありますからね。
- 4.クチコミを宛にしない
-
職場見学を受ける際には、クチコミをあまり参考にしないように注意が必要です。
クチコミは、派遣会社に対しての評価よりも、派遣営業に対しての評価が書かれています。派遣営業の担当はコロコロ変わります。退職率が高いためです。
そのためクチコミよりも、実際に登録会に参加し、あなた自身が判断することが一番です。
おすすめの派遣会社はこちらです。
職場見学前のポイント
職場見学前には、派遣先企業についての情報を事前に調べておくことが大切です。
実際に派遣先企業の業務内容や組織体制を知っておくことで、自分がどのような環境で働くことになるのか、より具体的にイメージすることができるためです。
派遣営業から企業名を言われずに紹介されることがあるため、ちゃんと派遣営業に派遣先企業名を確認するといいですね。
事前に調べた情報を逆質問の際に使うことで、派遣先企業からも一目置かれる存在になります。
大抵の方は、下調べはしないですからね。
ここまで出来たら、職歴など関係なく、担当者はあなたに興味津々になると思いますよ。
職場見学当日のポイント
職場見学当日は、自分自身をアピールする良い機会です。
そこで、見学前には自己紹介を練習しておくことが大切です。
実際に、3割の人が職場見学で落ちます。
大抵の落ちる原因は第一印象が悪いことと安心感がなかったことです。
職場見学当日は、開始7秒で大体の合否が決まります。
あなたが出せる最高にいい第一印象をイメージしてもらえれば大丈夫です。
また安心感を与えるためには職務経歴ではなく、それ以外のことに注意する必要があるでしょう。
詳しくは以下の記事で解説しています。
職場見学後のポイント
職場見学後には、派遣営業に対して「ありがとうございました」とメールを送りましょう。
メールを送ることで、派遣営業からの後押しが期待できるからです。
派遣営業は、職場見学後にあなたが就業意欲があることを確認した上で、派遣先企業とのやり取りを行っています。そのため、感謝の気持ちを伝えることで、あなたが礼儀正しい人物であることも派遣先企業にアピールできるんです。
メールの内容は、今回はありがとうございましたという簡単なもので十分です。
また、派遣営業担当者の名前を覚えておくと、さらに印象が良くなるでしょう。
入社後もお世話になる派遣営業なので、印象はいい方がいいですからね。
実際にメールを送ってこられる方は10人中2人の割合です。
まとめ
この記事では職歴が多い方への職場見学の自己紹介の仕方や、大事なポイントを解説しました。
本記事のポイントは以下です。
- 職歴が荒くても派遣の職場見学では関係ない
- 職歴よりも、人柄重視の傾向がある
- 職場見学では安心感を与えたものが勝つ
- 自己紹介は2分以内にまとめ、退職理由は言わない
- 職歴は派遣営業がまとめてくれることがある
職歴は多くても不利にはなりません。それよりも不利になると思い続け行動を止めてしまうことが問題です。
是非職場見学にトライし続けて行ってくださいね!