- こんな悩みを解決
- 「就活したけど、決まったのが実は派遣だった」
- 「新卒カードを派遣に使うのはもったいない?」
- 「新卒で派遣はやめとけと聞くけど、リアルを知りたい」
就職活動のとき、なかなか採用が決まらなくて、いざ決まったところが派遣会社だったということは多いでしょう。
新卒で派遣は「ほぼ採用」が前提です。だから就活でもあっさりと決まります。
あっさり入社できる派遣で働いていいのか?将来大丈夫か?
内定の嬉しさとは裏腹に、疑問も出てくることでしょう。
賛否両論ありますが、新卒で派遣は、将来のキャリアにつながる架け橋になります。
しかし、「向いている人であれば」の話です。
改めて本記事では、派遣営業を10年以上している経験から、新卒は派遣をやめとけと言われるリアルな理由をお伝えします。
新卒派遣は2種類ある
新卒派遣は2種類あるんです。
- 一般派遣(登録型派遣)
- 無期雇用派遣(常用型派遣)
違いを簡単に説明します。
一般派遣 | 無期雇用派遣 | |
---|---|---|
雇用期間 | 契約期間あり | 契約期間なし |
給料 | 時給制 | 月給制 |
ボーナス | なし | あり |
昇給 | なし | あり |
福利厚生 | あり | あり |
退職のしやすさ | しやすい | しにくい |
採用試験(面接) | なし | あり |
関連記事 | 一般派遣をとは | 無期雇用派遣とは |
あなたはどっちで採用が決まりましたか?それぞれの特徴を簡単に解説しますね。
一般派遣(登録型派遣)
よくいわれる派遣の形が登録型一般派遣。
- 同じ職場に3年以上いられない
- 時給制・ボーナス無し
- 退職しやすい(転職しやすい)
一般派遣は、派遣先で仕事が決まった段階で雇用契約を結んで働きます。
だから、派遣会社の面接(登録会)のあとに派遣先の職場見学があるんですよ。
一般派遣で採用が決まった場合、今後が不安になるかもしれませんね。でも、大丈夫ですよ。まずは自分自身が派遣の働き方に向いているか向いていないかを本記事で確認してみましょう。
無期雇用派遣(常用型派遣)
新卒派遣で決まった方でも無期雇用派遣(派遣の正社員)で決まった人もいますよね。
無期雇用派遣とは、派遣会社とあなたとの間で、期間を定めない雇用契約を結ぶ派遣のことです。
一般派遣は同じ職場に3年までしかいられなかったですが、無期雇用派遣は違います。派遣先企業で何年でも働けます。
それに、ボーナスや昇給もありますよ。
求人誌には「正社員の求人」として掲載されていますので、無期雇用派遣と知らずに一般企業の正社員とおもって応募する方も多い印象です。
求人の見分け方は「転職サイトが派遣の求人ばかりでうざい!派遣以外の求人はないのか?」を確認してみましょう。
無期雇用派遣を、より深く知るほど魅力があります。無期雇用派遣って初めて聞いたという方は知っておいて損はありませんので、月給制で実は派遣だったという方は、下記記事で全体像を把握しましょう。
\ 仕組みを知ることであなたの働き方が変わります /
新卒派遣はやめとけ後悔する7つの理由は?
私自身、新卒で派遣に入社した方の担当営業をしています。
みんなが口を揃えて「やめとけ」と言われる理由は7つあるのです。
- 派遣は世間から認められにくい働き方
- 派遣先では派遣スタッフ扱い
- 3年後も同じ仕事をしてる
- キャリアアップの道が狭い
- 同期との繋がりが薄くなる
- どこの会社に属しているのか分からなくなる
- 都合のいい時に「正社員なんだから」と言われる
ひとつひとつ大事な内容です。
派遣は世間から認められにくい働き方
仕事をしている人の中でみた、派遣社員の割合は約2.5%。
つまり、100人中2~3人が派遣社員ということ。
親から正社員で就職してほしいと言われたこともあるのではないでしょうか?
派遣は安定しない
そんな固定概念が今でも残っています。特に親世代にはなおさらですね。学校の先生もおなじ年代でしょう。
周りから「ほんとに大丈夫?」なんて言われると気持ちよく就職できないものです。
派遣はデメリットしかないととらえられがち。さらに派遣は少数派の働き方であり、世間から認められにくいのです。
親を説得するのに一苦労ですよね。
派遣先では派遣スタッフ扱い
派遣の働き方は、派遣先企業に行って仕事をします。そのため、派遣先企業からすると部外者なんですね。
派遣先からは「派遣さん」と言われ、疎外感を味わうことも出てくるでしょう。
でも面接のときに「派遣先に先輩社員がいるからサポートできるよ」って言われました。
派遣会社の上等文句です。しかし、先輩社員もまた派遣社員で境遇は変わらないのです。
派遣社員の目的は労力の提供です。
そのため、派遣先の正社員が重要な判断を下し、実行するのが派遣社員。
いかにあなたが派遣の正社員であっても、派遣先に行っている以上同じ仕事をやり続けている可能性が高いのです。
先輩社員もあなたと同じ仕事をしています
3年後も同じ仕事をしてる
上記でも説明した通り、派遣社員は労力の提供です。
仕事には「管理者」「実務者」の2つの役割があります。
派遣社員が派遣先の管理者に回ることはないんですね。企業の重要な意思決定に派遣社員に任せません。責任が取れないからです。
キャリアアップの道が狭い
派遣社員は今の職場ではキャリアアップの道が狭いです。
理由は3つあります。
- 仕事先に評価者がいない
- 派遣会社でのポスト(役職)が限られる
- 実務以外のスキルアップが見込めない
役職を上げ、年収をどんどん上げていきたい方には不向きです。
逆に、一定の責任感で精神状態を安定させながら働きたい方には非常に居心地がいい働き方ですよ。
私が派遣で得られたものは「働く自信」と「精神の安定」でした
同期との繋がりが薄くなる
新卒で入社した同期は、それぞれ別の派遣先に配属されます。
そのため、職場に同期はいません。
LINEグループで繋がったり、同期会があると思いますが数は少ないでしょう。
新社会人として働き始めた頃は仕事での悩みが付き物。辛い時こそ同期の存在は大きいのですが、近くにいないから「連絡してもな…」と連絡を遮断していってしまいます。
結果として自分の殻に閉じこもりひとりで悩みを抱える状況になります。
どこの会社に属しているのか分からなくなる
何度もお伝えしますが、派遣社員は働く場所は派遣先です。
同じ派遣会社との関わる時間よりも派遣先と関わる時間の方が圧倒的に長いです。
そのため、自分はどこの会社に属しているのか分からなくなる方がほとんど。
10人中10人が感じるレベルです。
会社の集まりも、派遣会社の集まりよりも、派遣先の集まりに参加することの方が多くなりますよ。
派遣先から気に入られることで派遣先の直接雇用のチャンスが広がるメリットはありますが、どこか寂しさを感じるものです。
都合のいい時に「正社員なんだから」と言われる
無期雇用派遣として働く場合にありえます。
無期雇用派遣は派遣会社の正社員ですが、一般派遣と同様に働きます。
働くのは派遣先で派遣スタッフと同じ働き方をしています。
しかし、いざ退職したいと営業に伝えた際に、「正社員なんだから」と都合のいい時に正社員を出してくるんですね。
他にも、無期雇用派遣は一般派遣と異なり、派遣先の配属が「配属指示」となります。
そして、無期雇用派遣の募集要項の通勤時間は90分以内とされているのです。
つまり、家から通勤時間が1時間半のところに配属される可能性があるということ。実際の退職理由で通勤距離が遠いという理由も多いです。
配属先が選べないことが無期雇用派遣の最大のデメリット。
これから新卒で無期雇用派遣として働く方は以下の記事を参考にして見てください。
無期雇用派遣のデメリット
無期雇用派遣で働いた人の声
やめとけといわれる新卒派遣をなぜ選ぶ?
新卒で派遣はやめとけと言われるものの、なぜ派遣を選ぶ方がいるのでしょうか?
その人達の生の声をみてみましょう。
- 採用面接が他とは違い魅力的
- 大学と関連がなくても合格できる
- 大企業で働けるチャンスがある
- ワークライフバランスが整う
- 仕事をしながらやりたいことを探せる
- 就きたい仕事が選べる
- 派遣会社のフォローがある
採用面接が他とは違い魅力的
派遣会社の採用面接は受けられましたか?受けた方にしか味わえない「人の魅力」があります。
派遣会社の商品は人であり、人を集めるため、人を惹きつけるスキルが非常に高いのです。
ある意味、それを仕事にしているので当たり前ですね。
実際の入社を決めたきっかけを聞くと
- 人事のような人になりたかった
- 今までの採用面接の中で1番魅力に感じた
- 人の良さが際立った
こんな声をよく聞きます。
でも、実際は人事の方とは仕事はしませんよ。
大学と関連がなくても合格できる
派遣に学歴は関係ありません。たしかに、いい大学を出た方が有利にはなりますが、新卒カードがあれば大抵内定が取れます。
理由は次の通りです
- 新卒は今後の期待値を買われるため
- 派遣の仕事は学歴関係なく可能
- 派遣会社は人が増えるほど売上が上がる仕組み
派遣会社は、採用するメリットしかないんですね。だからこそ、大学と関連がなくても合格できるのです。
なかなか内定が貰えず、焦って決める方も多いです。その中で内定が出た派遣でとりあえず決めた方とも関わってきました。
大企業で働けるチャンスがある
大手企業の配属を目的として派遣を狙う方もいます。
上記で解説した通り、派遣の仕事は学歴関係ありません。しかし、大手企業の正社員に入ろうとした場合、学歴が必要になります。
つまり、学歴に自信がないが、大手企業を将来的に狙う方もいらっしゃるのです。
正直かしこい選択だなと思っています。
実際に派遣から大手企業の直接雇用になった方も数多く担当してきましたから。
ワークライフバランスが整う
派遣で働くことの魅力の一つとして、勤務条件がある程度絞れるということです。
「勤務曜日、勤務時間、業務内容」があなたの希望を通せるんですね。
仕事ではなくプライベートでやりたいことがある方も多いでしょう。
- eスポーツを目指すためゲームの時間を取りたい
- 副業に専念して将来起業したい
- 仕事で長く働ける自信が無いから時短勤務がいい
上記は私が新卒を担当したときに出てきた言葉です。
正社員であれば認められない勤務条件も、派遣は問題なく優先できるんですよ。
仕事をしながらやりたいことを探せる
就職浪人をしたくないために、とりあえず内定が決まった派遣で働く人もいます。
何をしたいのかを悩みすぎで迷ってる状況ですね。
自分の向き不向きなんて仕事をしてみないと分かりません。やりたい仕事に就いても「やっぱり違った」と辞める方もいます。
仕事を通して、自分のやりたいことを探すことはいい選択だと考えています。派遣であれば配属先がいくつもありますので、様々な仕事を経験できます。
その中でやりたいことを見つけることも出来るのです。
就きたい仕事が選べる
派遣の仕事は高い専門性のある仕事でも、未経験で採用率が高い特徴があります。
派遣先企業としては、「入社しても難しかったら雇用終了にすれば」と考える傾向があり、採用のハードルが極端に低いのです。
就活時は狙っている仕事が全く決まらなかったとしても、派遣から入ってスキルを高めて転職に成功される方もいますよ。
派遣会社のフォローがある
働くことに対して恐怖心を抱いている方には派遣はうってつけです。
何度もお伝えして申し訳ないのですが、派遣会社は「人」が商品です。
商品の定期的なメンテナンス、アップデートは必ず行います。
一般企業にはない、ビジネスの土台となるスキルアップ研修といった、仕事をする上で基本となる研修が豊富にあるのです。
さらに、勤務後にトラブルや悩みが出てきた時でも寄り添って相談を聞いてくれ、場合によっては派遣営業が解決してくれます。
ある意味ポケモンのようトラブルというバトルが発生した時にあなたの代わりに戦ってくれるのです。
ポッポなのかミュウツーなのかの違いは派遣営業の力量により変わります。
ここまで派遣を選ぶ人の理由を解説しました。
- 採用面接が他とは違い魅力的
- 大学と関連がなくても合格できる
- 大企業で働けるチャンスがある
- ワークライフバランスが整う
- 仕事をしながらやりたいことを探せる
- 就きたい仕事が選べる
- 派遣会社のフォローがある
派遣からやりたい仕事を見つけて正社員を目指す人もいるんですね。
その通りです。派遣の使い方としてかなり上手な使い方だなと感じます。
新卒で正社員で入社しても、3年以内に退職される方は30%を超えます。つまり、10人に3人は「雇用の安定」を手に入れながらも退職しているんです。
正社員の肩書を手に入れて、心身ともに無理をしながら働いている人もいるでしょう。そんな働き方があなたにとって本当に理想の社会人なのでしょうか?
世間一般論に流される考えではなく、自分で派遣のメリットを調べて自分の意思で決めることが大切なのです。
派遣として働き、その後のキャリアアップを目指してみるのもいいのではないでしょうか。
\ 仕組みを知ることであなたの働き方が変わります /
新卒派遣に向いてる人向いていない人
向いている人と向いていない人の特徴を比較します。新卒派遣で入社するさいの参考にしてみてください。
向いている人
- 事務職を狙う人
- やりたいことが見つからない人
- 精神的な安定性を望む人
- 仕事はほどほどにしておきたい人
それぞれみてみましょう。
事務職を狙う人
理由は次の通りです。
- 事務職での正社員はなかなか決まらない
- 事務職の仕事のほとんどは大手派遣会社が持っている
- 派遣からへの道がある
2023年3月時点での事務職の倍率は0.51倍です。全業種でみても採用難易度がかなり高いく内定までに困難を極めます。
事務職で就活をされた方は痛感していることでしょう。
正社員で事務職を狙っても求人数がほとんどなく、派遣の求人がほとんど。大手派遣会社が事務の仕事を独占してるんですね。
事務職はメリットが豊富だから就きたい方は今も昔も変わらず多いのです。
新卒で事務職を狙う人は派遣の働き方は向いています。
- 企業の直接雇用を狙うなら「ファンタブル(funtable)」
- 徹底したサポートで、事務職のスペシャリストを目指すなら「マイナビキャリレーション」
- 入社のしやすさを選ぶなら「ミラエール」
無期雇用派遣は20代までが対象年齢です。30代になって無期雇用派遣を目指しても、もう遅いのです。
未経験で事務の正社員を受けても合格しにくいのも事実。その状況を打開するために考えられたのが無期雇用派遣です。
\ それぞれの会社の特徴をまとめました /
やりたいことが見つからない人
やりたいことが見つからないことありますよね。
私自身も新卒だったとき、やりたいことがあったけど、面接に落ちまくった末にわからなくなりました。
仕事を通じてやりたいことは見つかりますし、やりたいことが変わることだってあります。
やってみないとわからないんですよね。
正社員の場合は、一つの企業のやっている事全般をできますが、派遣の場合はいくつもの企業に行けます。
だからこそ視野が広がり、会社比較ができるようになり、やりたいことが見つかりやすくなるのです。
派遣は3年までしか働けないこともあり、ある意味転職前提の働き方と捉えると納得できます。
あなたがもし、事務職でキャリアアップを目指しているのなら「営業事務はキャリアにならない?5つの原因と本質的な3つの考え方」をご覧ください。
営業事務から今後の将来設計ができるはずです。
精神的な安定性を望む人
派遣は雇用の安定はしないものの、精神状態の安定はします。理由は3つ。
- 責任感がそこまでない
- 何かあっても派遣会社という逃げ道がある
- ワークライフバランスが整う
仕事がすべてではありません。むしろ、仕事の土台は心身の健康です。
正社員で給料はいいものの、心身やプライベートを犠牲にする人もいるのです。
働き方はあなた自身で決めるもの。精神が安定している状態で働くことにより、プライベートの充実度も全く持って変わりますよ。
仕事はほどほどにしておきたい人
派遣は次のような特徴があります。
- 役職がつかない
- 業務の範囲が決められている
- 重要な判断はしない
つまり、負担が少ないのです。
10年以上前から派遣営業をしていますが、時代とともに「責任を負いたくない」という方は増えています。
仕事に責任は負いたくない方にはうってつけの働き方ですね。
向いていない人
次に向いていない人の特徴をお伝えします。
以下に当てはまる場合は派遣は避けるべきでしょう。
- キャリアアップ思考の人
- 仕事でかっつり稼ぎたい人
- ひとつの職場で長く働きたい人
キャリアアップ思考の人
派遣だけでみるとキャリアアップは難しいです。役職を付けていきたい。大学の友達に今の仕事を自慢したい。
そう考える方は、必ずと言っていいほど失敗しますのでおすすめしません。
仕事でかっつり稼ぎたい人
20代のうちは正社員とそこまで給料がかわらなかったものの、30代になると大きな差が開きます。年収が100万単位で差がでることもあるでしょう。
企業には「管理者」と「実務者」の2つの立ち位置があります。派遣の立ち位置では管理者側には回れないのです。
そして、給料が高いのも管理者。
正社員では30代を超えてから、ぞろぞろと管理者に回る人が多くなります。一方派遣では実行者のままになりますので、がっつり稼いでいきたい人も向いていないのです。
ひとつの職場で長く働きたい人
派遣は3年までしか同じ職場で働けません。法律で決まっているからです。
ひとつの職場で長く勤めたい方、そして責任を負いたくない方は「無期雇用派遣」を選びましょう。
無期雇用派遣は対象年齢が20代までとされており、30代になると、狙いたくても狙えません。
今しか狙うチャンスはないんですね。
ここまで新卒派遣に向いてる人向いてない人の違いを解説しました。あらためて比較するとこんな感じ。
自分は「がっつり稼ぎたい」から向いていないかも。と思われた方もいるでしょう。
就活の時間がまだあれば、再度就活してみてもいいでしょう。
株式会社SHiROが運営する長期インターン、有給インターン探しに特化したサービスを検討してみるのも良いでしょう。
大手企業からベンチャー企業まで、利用者にあった長期インターンや有給インターンを探すことが可能です。
インターンに関するたくさんのコラムがありますので、HPを見るだけでも深く学べますよ。
新卒派遣を狙う場合の重要な3つのポイント
- 一般派遣はやりたいことがある人以外は避ける
- 事務職を狙うのなら、無期雇用派遣はあり
- 3年後の働き方を考えておく
一般派遣はやりたいことがある人以外は避ける
一般派遣は3年までしか働くことが出来ず、転職前提の働き方となります。
- 今後やりたい仕事がある
- 大手企業の直接雇用を狙っている
- プライベートで成し遂げたいものがある
こうやって何か目標を持たずに派遣で仕事をすると、3年後に後悔が待っています。
結局なにも達成できずにだらだらと時を過ごしてしまうんですね。
20代の最も重要な時間を派遣で過ごすのです。無駄に過ごすのではなく、派遣を自分が達成したいもののツールとして考えるといいですよ。
派遣会社は、目標のある人を好みます。そして応援したくなります。
事務職を狙うのなら、無期雇用派遣はあり
事務職を狙うのであれば、無期雇用派遣がおすすめです。
理由は次の通り
- 昇給・賞与がある
- 大手企業の配属先が多い⇒その後直接雇用も可能
- 同じ職場でずっと働ける
事務職は当たり外れがあります。
いざ正社員で決まった仕事でも、事務職なのに営業をさせられることだってあります。
初めての仕事で「仕事の依頼」を受けたら到底断れません。
しかし、無期雇用派遣は派遣会社に守られています。仮に営業をさせられようとしても派遣会社の許可を取らないと無理なんです。
そして派遣会社はあなたを辞めさせたくありません。だからこそ全力で阻止してくれるんですよ。
失敗しにくい仕事の選び方の代表例が無期雇用派遣になるのです。
無期雇用派遣の対象年齢は20代まで。30代からは相手にされません。
\ それぞれの会社の特徴をまとめました /
3年後の働き方を考えておく
3年後の働き方をしっかりと考えておきましょう。
3年後には「在宅ワークを実現」こんな目標でももちろんOKです。
正社員での3年後の働き方は「役職を上げる」「スキルを伸ばす」ほとんどがこれです。正社員は勤務先の範囲内でしか働き方を選べないからです。
しかし、派遣はもっともっと選択肢があります。
転職だっていいでしょう。スキルを身につけて在宅ワークができる企業に配属してもらうことだっていいですね。
こうやって3年後を自由に考えて、わくわくする働き方を考えていくと、新卒で派遣を選んでも失敗しにくいですよ。
【よくある質問】新卒派遣はやめとけ?
【まとめ】新卒派遣は「キャリアアップ」を目指すならやめとけ
今回の記事は「新卒派遣」について、解説しました。
- 新卒派遣はやめとけといわれる理由は7つ
- 世間から認められにくい働き方だから
- 派遣先では派遣スタッフ扱い
- 3年後も同じ仕事をしてる
- 同期とのつながりが薄くなる
- どこの会社に属しているかわからない
- 都合のいいときに「正社員なんだから」といわれる
- 新卒派遣に向いてる人
- 事務職を狙う人
- やりたいことが見つからない人
- 精神的な安定性を望む人
- 仕事はほどほどにしておきたい人
新卒で派遣は賛否両論あります。
しかし私自身が日々仕事を通じて感じることは、新卒で派遣は、将来のキャリアにつながる架け橋になる。
ぜひ、この記事の内容を参考にしてもらい、派遣に利用される側ではなく、利用する側になってみてください。
もう少し派遣について知りたい方のために、関連する記事をまとめました。