「派遣先がもう無理で辞めたい」と感じることってよくありますね。
派遣社員として働くことにはメリットがありますが、派遣先での職務内容に不満を感じたり、人間関係がうまくいかなかったりすることもあります。
このような悩みはありませんか?
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職場がカオス状態
私自身、13年間派遣営業をする中で、派遣先が無理すぎて突発退職をされた社員の対応を数多くしてきました。
派遣先をコロコロ変える社員の対応を今でも対応しています。
時にはバックレた人の家に押し掛けたことも数え切れません。
本記事を読むことで、もう無理という気持ちの後押しになるかもしれません。
次に行う行動アクションも示しているため、明日から実行できるのではないでしょうか。
もう無理と頭の中で思っているだけでは、何も変わらないですからね。
派遣先が精神的苦痛で「もう無理」と思う理由8つ
派遣先で働く際に、「もう無理だ」と思う理由は以下の通りです。
少しボリュームが多いですが、タップすると好きなページに飛べます。
契約内容が合わない
契約内容が合わない場合は「もう無理」と感じるかもしれませんね。
契約内容とはこんなこと
- 勤務先の場所
- 勤務条件(勤務時間、期間、終業日、休憩時間)
- 業務内容
これらが守られなかったり、契約内容と全くかけ離れた働き方を求められた場合は、仕事を続けるのは無理かもしれません。
実際に、派遣元会社が業績企業の情報をあまり仕入れていない場合、求められる仕事の難易度や量が予想以上に高かったり、かけはなれる場合があります。
こうした契約内容と実際の環境の差が大きすぎる場合は、自分自身を追い込んでしまうことになります。
派遣先がもう無理だと思う場合は、契約内容についてしっかりと確認し、自分が納得できる条件を求めることも必要かもしれません。
私が派遣営業をしている中で、「聞いていた内容と違う」という問い合わせはよくありました。
やることが全然なくて暇すぎる
派遣先が暇すぎる場合、結構きついですよね。
実際、やることが全くなかった場合、時間の経過がめちゃくちゃ長く感じたり、何もしていない感覚に陥ってしまうことがあります。
忙しすぎるよりも、暇な方が無理だと思う確率が高いです。
やるべき仕事がないと、時間が過ぎるのが遅く感じられます。
1時間経った!と思って時計を見ても、30分しか経過していなかったという経験もありませんか?
何もしていない感覚に陥ってしまい、自分は何をやっているんだろうと思ってしまうこともあります。
一時的なものであればいいんですが、長期的にこの状況が続く場合は、逆に疲れ切ってしまいますよね。
派遣先での仕事に不満がある場合は、派遣元に相談して他の業務先を探すことも必要でしょう。
部外者扱いされる
派遣先企業から部外者扱いされることもあります。
派遣社員は期間限定で採用されることが多く、一時的に働いていることから、この場を去る人だと思われるため、こういった扱いになってしまいがちです。
飲みの場に誘われなかった
「派遣さん」って言われるけど、名前で呼んでほしい
こういった状況が続くと、心身ともに疲れ切ってしまいますね。
派遣先企業で部外者扱いされることは、派遣社員にとって大きなストレスとなり、やがては派遣先企業に馴染むことが難しくなることがあるため、注意が必要です。
依頼される仕事のレベルが高すぎる
派遣先がもう無理と思う理由のひとつに、依頼される仕事のレベルが高すぎることがあります。
例えば、専用のシステムや高度なマクロを使った業務について指示を受けたにもかかわらず、
研修も十分に行われず、単に「これやっておいて」とだけ言われることもあります。
自分で調べなければならないことが多く、負担が大きくなることもあります。
よく仕事を丸投げされます。調べることに時間がかかってしまうんですよね。
この場合は、仕事が依頼された際に、「やり方がわからない」と伝えるといいですよ。
そんなこと伝えたら評価されなくなる!と思われるかもしれませんが、すでに「無理」と感じているのであれば、無理に評価を上げに行かなくてもいいのではないでしょうか。
そのうえで派遣先企業が何もしてくれなかったら、派遣営業に相談しましょう。
無駄な残業をさせられる
派遣社員として働く際の魅力の一つは、ある程度の勤務条件が決まっており、決まった時間で働くことができるという点です。
しかし、こんなことも現場では起きるんです。
- 周りが残業しているため自分も残業をさせられる
- 上司に帰り際に仕事を投げつけられて残業が必要
- 正社員の方が使えないから自分がしないといけない
こういった理由で無駄な残業をさせられることがあります。
これでは派遣社員としてのメリットが失われてしまいます。
本来プライベートでやりたいことがあっても、残業でその時間が奪われることになり、結果としてできなくなってしまうこともあるのです。
企業は、無駄な残業をせずに効率的に業務を進めることができるような環境づくりが求めらてるのです。
もし無駄な残業と感じた場合は、派遣営業に伝えておくといいですよ。
やりがいを感じられない
派遣先でやりがいを感じられないという理由で仕事がもう無理になってしまうことがあります。
例えば、ただの雑用や、何の意味もない仕事を繰り返すことになり、将来どうなっていくのか不安になることもあるでしょう。このような状況でスキルアップができず、自分自身が成長していると感じられなくなることも少なくありません。
仕事が単純作業で終わってしまい、自分が貢献している実感が得られない場合も、やりがいが感じられずに仕事に対するモチベーションが低下することがあります。
これでは、長期的に見た場合、自分のスキルアップにもつながらず、振り返ったときに「この一年何してたんだ」となりかねませんね。
未経験なのに経験者扱いされる
派遣先がもう無理だと思う理由のひとつとして、未経験なのに経験者扱いされることが挙げられます。
派遣先企業が経験者扱いしてくるため、研修も十分に受けられず、自分で調べて解決しなければならない場合もあります。
このような扱いを受けると、もう無理だと感じてしまう人も多いでしょう。
もしこの状況になった場合は、以下の三点を確認して対処しましょう。
- 派遣営業が派遣先に自分のことをどのように伝えたか確認
- 募集要項に誤りはなかったかも確認
- 現状を派遣営業に伝え、改善依頼をする
こうすることで、少しずつ改善ができてくることもあります。
職場改善には時間がかかるため、改善される前に退職になってしまうケースが多いんですけどね…
正社員の方がブラックな働き方をしている
派遣先で働く場合、正社員の方がブラックな働き方をしていることもありますよね。
これにより、サービス残業やパワハラ、不正などが横行しているケースがあります。
こういった環境では働くことが辛くなりますし、自分が被害にあう可能性もあるため、心配になってしまいます。
ブラックな環境は入ってみたいとわからないことも難点ですね。
そうなんです。ブラックな会社は派遣会社にも隠しますので、派遣営業もわからないんですよね。
もしブラックな職場に配属になってしまった場合は、派遣営業にその旨を伝えることをおすすめします。
伝えておくことで、トラブルがあっても対応しやすくなりますし、すぐに辞めることができるようになります。
即日退職するための4STEPと注意点
ここからは、具体的に即日退職するためのSTEPと注意点を解説します。
以下のSTEPです。
STEP1:退職の理由を嘘でもいいから考える
即日退職する場合、まずは退職の理由を嘘でもいいから考えることが重要です。
本当の理由は曖昧なものであることが多いため、派遣営業から断られる可能性があります。
退職理由を作る際には、派遣営業が「これは断れないな」と思うような最低でも3つの理由を考えます。
派遣営業が退職を止めようとする方法を想定して、考えの質を高めることが必要です。
例えば、健康上の理由や家族の急病、転居や交通費の負担などが退職理由として考えられます。
もう一つ大切なこととして、「貸与品の返却」です。
即日退職をする場合、貸与品の返却ができておらず、賠償金を払うパターンもあります。
そのため、借りているもの「制服や名札など」はその日は家に持ち帰らず、会社に置いていきましょう。
派遣会社と貸与品の話になった場合に役立ちます。
STEP2:勇気を出して派遣営業にを伝える
派遣会社に退職を伝える時のポイントは、勇気を持って伝えることです。
言うに言い出せずに、ずるずると後ずらしにしてしまう方もいます。決心したらあとは実行のみです。
派遣会社はあなたの退職を止めようと必死になることが多いですが、自分が退職することが最善であると信じているのであれば、それを貫く勇気が必要です。
もし派遣会社があなたの退職を止めようとしても、すべてを否定する勢いで対応することが大切です。
即日退職をする場合は、信頼関係は度外視する必要があります。
今まで作ってきた人間関係は崩れますので、関係良く退職したい方は即日退職は辞めたほうがいいですね。
STEP3:断固たる決意を維持する
派遣営業に退職の旨を伝えた後は、断固たる決意で意思を維持し続けることが大切です。
派遣営業から「明日の出勤はどうするんだ?」「損害賠償が云々」いろいろと話しが上がると思います。
すべてに負けない強い意思を貫き通してください。
私自身派遣営業をしているのでよくわかりますが、少しでも「今退職したらまずいのかな?」と、あなたが感じたら、そこに付け込んで退職抑止を徹底して行います。
全力で退職を止めにかかる派遣営業 VS 全力で退職の意思を貫く社員
この論争は意思が強いほうが勝ちます。
STEP4:派遣元会社とは連絡つながるようにしておく
派遣先企業とは連絡が取れなくなっても、大丈夫です。
派遣会社が派遣先企業とのやりとりを担当しているからです。
ただし、派遣会社とは連絡が取り合えるようにしておきましょう。
連絡が取れなくなると、派遣営業が家に押しかけたり、親に連絡が行ったりする場合があります
派遣会社には、離職票の発行でも退職後にお世話になりますので、派遣会社とは連絡をつながるようにしておきましょう。
注意点1:バックレないこと
よくバックレてしまう方がいますが、バックレないようにしましょう。
派遣とは、企業に一時的に雇われる形で働くことです。
仮にバックレた場合、派遣営業はすべての業務を捨てて、バックレたあなたの対応をします。
下記は私自身がバックレ対応で行動したことのある内容の一部です
- 鬼電
- 緊急連絡先へ連絡
- 自宅の前で出てくるまで待機
- エアコンが動いているときは家にいるため、ピンポンラッシュ
- 警察に連絡
余談ですが、バックレた社員の家に行ったら、引っ越ししていたことがありました。
ここまでされるとこちらもお手上げになりましたね。
要は、派遣で働く際には、バックレないように注意することが大切ということです。
注意点2:次の仕事を確保しておくこと(最悪間に合わなくてもOK)
即日退職をするときは、できるだけ次の仕事を確保しておくことが大切です
とよく言われますが、そんなこと誰でも知っています。
すぐに辞めたい気持ちのほうが強いですからね。
しかし、もし辞めてしまった場合、下記の悪循環になります。
だからこそ、次の仕事が見つかってからと言われるんですね。
お金の余裕は心の余裕です。
心に余裕がある状態で転職活動を行ったほうが、圧倒的にいい企業に巡り合える可能性は高まりますよ。
参考までに釣り求人の見分け方を派遣営業目線で解説した記事を参考にしてみてください。
新しい派遣先を探す際のポイント
新しい派遣先を探す際にはポイントがあります。
下記に気を付けて探すといいでしょう。
それぞれ解説します。
複数の派遣会社に登録してみる
派遣先を探す際のポイントとして、複数の派遣会社に登録することがあげられます。
現在では、3つ以上の派遣会社に登録している人が多いですね。
複数の派遣会社に登録することで、就業の確率が高まります。
ただし、派遣登録には30分以上の時間がかかることがあるため、時間の無駄だと感じる人もいるかもしれません。
しかし、一度登録してしまえば、その後は派遣会社が自動的に仕事を紹介してくれる場合もあります。
派遣に登録さえしてしまえば、あなた自身が仕事を探すのではなく、派遣会社が自動システムとなって仕事を探してくれるということです。
また、一度派遣を利用している経験があるからこそ、次の登録会ではその反省を生かすことができるでしょう。
新しい派遣先を探す際には、複数の方法を駆使して、自分に合った仕事を見つけるようにしましょう。
登録会で勝ち取る方法を参考に理想の派遣先の配属を勝ち取りましょう
派遣登録会で気をつけることを解説
Web登録会の場合はこちら
登録会の流れと聞かれることを中心に解説
おすすめの派遣会社はこちらです。
派遣営業の対応を見る
派遣先を探す際に重要なポイントの一つは、派遣営業の対応を見ることです。
派遣会社によって派遣先の働きやすさやサポート体制には違いがありません。
派遣会社の違いはなにで変わるかというと
派遣営業の性格や派遣営業の想いや意識、この辺りで決まります。
要はあなたを担当する派遣営業によって、すべてが決まります。
時給が高い、研修体制が整っているなどの条件は重要ですが、派遣営業があなたをしっかりとサポートしてくれるかどうかは、もっと大切な要素です。
派遣営業があなたと向き合って丁寧に相談に乗ってくれるかどうか、あなたが不安な時に適切なアドバイスをくれるかどうかを見極めることが大切です。
転職エージェントを活用してみる
新しい派遣先を探す際に、転職エージェントを活用するのも有効な方法です。
転職エージェントは、転職の相談やアドバイスをしてくれるだけでなく、あなたの強みや弱みを教えてくれる場合もあります。
1人で転職を悩むのではなく、転職エージェントを活用することで、良い将来設計ができる可能性があります。
ほとんどが無料で登録できるエージェントのため、悩んだら積極的に活用してみることをおすすめします。
転職エージェントに登録することで、自分自身をより理解できるようになり、職選びの失敗を減らすことができます。
転職エージェントは、希望に合った仕事も探してくれるため、仕事探しにかける時間や労力も減らすことができます。
口コミや評価に惑わされない
新しい派遣先を探す際には、口コミや評価に惑わされないことが重要です。
派遣会社の口コミを見ると、大抵は悪い評価やクレームが書かれています。派遣会社は口コミで悪い評価がされやすいですからね。
しかし、口コミに惑わされると、派遣会社が決まらないという状況に陥ることもあります。
派遣会社の口コミは参考にならないことが多いです。
なぜなら、口コミが営業担当に対するものであることが多く、営業担当はコロコロ変わったり、エリアによって異なることがあるため、信頼性に欠ける場合があるからです。
また、同じ会社の営業担当でも性格や対応が異なることがあるため、一概に評価することはできません。
自分の目で確かめることが、一番早く正確な情報を得る方法です。実際に面接や会社説明会に参加して、派遣会社の雰囲気やスタッフの対応、就業先の環境などを確認することが重要です。
口コミや評価は参考程度にとどめ、自分自身で情報収集をし、自分に合った派遣会社を見つけるようにしましょう。
派遣元会社に依頼して派遣先を変えてもらう
最後にこの方法は、今の状況で出来る方はなかなかいないと思いますが一つのやり方としてお伝えします。
派遣元会社に依頼して派遣先企業を変更することで、退職手続きや保険の切り替え手続きなどが必要なく、非常に楽に派遣先を変えることができます。
派遣元会社に派遣先企業を替えてもらうための秘訣については、以下の記事で紹介されていますので、参考にしてみてください。
派遣会社を変える際の注意点
ここからは派遣会社を変える際の注意点を4つ解説します。
- 社会保険の切り替え手続きが必要となる
- 有給休暇がリセットされる
- 転職歴には傷がつく
- 同業なら噂で広がる可能性もある
社会保険の切り替え手続きが必要となる
派遣会社を変える場合、社会保険の切り替え手続きが必要になります。雇用主も変わってしまうからです。
注意点として、派遣先企業を支えている派遣元会社が同じであれば、社会保険の切り替えは必要ありません。
つまり、派遣先企業が同じで、派遣元会社だけを変更する場合は、社会保険の手続きは不要です。
しかし、派遣元会社まで変更してしまった場合は、雇用主が変わるため、社会保険の切り替えが必要になります。
社会保険の手続きには、時間がかかる場合もあるため、早めに手続きを進めることが大切です。
派遣会社を変える場合には、社会保険だけでなく、退職手続きや引継ぎ業務などもあるため、事前に十分な準備と確認が必要です。
有給休暇がリセットされる
派遣会社を変える際の注意点として、雇用主が変わる場合、有給休暇がリセットされることがあります。
有給休暇は、通常、入社日から半年後に初めて付与されることが多く、その後は1年単位で有給休暇が付与されます。
派遣会社を変えた場合は、前の派遣会社での有給休暇の残日数が新しい派遣会社に引き継がれることはありません。
つまり、新しい派遣会社で再び有給休暇を取得するためには、新しい派遣会社で6か月勤務する必要があります。
転職歴には傷がつく
派遣会社を変える際の注意点として、転職歴に傷がつくことがあります。
派遣元会社を変える場合、働いた期間は職務経歴に記載する必要があります。
期間満了で終了した場合は、期間満了修了と記載できますが、期間途中で終了した場合は自己都合退職と書く必要があるからですね。
このように、転職歴に自己都合退職という記載があると、転職先企業から不利な印象を持たれる可能性があります。
ちなみに
離職票に退職理由が書かれますので、よく見ている転職先の企業からはバレることもあります。
この離職票はハローワークが発行しているため偽装できません。
大抵の企業はここを見ていない可能性が高いため、大丈夫でしょう。
期間満了と期間途中での終了においては以下の記事でも解説しています。
同業なら噂で広がる可能性もある
もし別の派遣会社で勤務する際に同業他社の場合は注意が必要です。
次の企業も同じような業種だった場合は横の繋がりがあるためです。
特にこの繋がりが強いのは地方でのエリアが強い傾向がありますね。
本来こういうことがあってはなりませんが、従業員が仕事仲間同士で話している日常会話から噂が広がってくる可能性が高いです。
逆に企業同士では個人情報の観点からこういった情報が漏れることは少ないでしょう、現場間で噂話が広がってることが多いです。
辞めたいのに辞められない。こんな時どうすれば?
辞めたいけど辞められない。こんな時ありますよね。
意識の問題がほとんどのため、下記に注意していくことで辞めることができると思います。
契約期間を守らなければいけないと責任感が強すぎる
やめたいのにやめられない、こういう風に思ってる方の多くは契約期間を守らなきゃいけないという責任感が強すぎる可能性が高いです。
確かに契約期間は守った方がいいですが、必ずしも守らなければいけないという義務はありません。
ましてや派遣営業から契約途中での退職は認めないと強く指摘されることもあるでしょう。
その言葉を信じてやめてはいけないんだと考えてしまう方もいらっしゃいます。
実際の所、契約期間を守らずに退職される方も大多数おりますので、その辺りは気にしなくて大丈夫です。
損害賠償においても発生することはないでしょう
退職抑止で派遣会社からしきりに止められる
派遣会社からしきりに止められて退職を躊躇する方もいらっしゃいます。
派遣営業の中には情に訴えて何回も何回も足を運んでなんとか退職しないでくれ、こういうように言う営業もいます。
どうしても仕事が嫌だったとしても、派遣営業の情に負けてやめるにやめられないとなっている方もいるでしょう。
しかし、やめないでほしいというのは派遣会社の要望なだけであって、大事なのはあなたの気持ちです。
強い意志を持っていきましょう。
派遣先が精神的苦痛でもう無理な場合の対処法
派遣先でのストレスがたまると、精神的な負担や体調不良につながることもあります。
そんなとき、ストレスを軽減する方法として、メモに書き出すことや派遣営業に相談することがいいですよ。
ここからは派遣先がもう無理な場合の対処法を3つ解説します。
- 派遣先でのストレスを減らす方法
- 派遣営業に愚痴る
- あまりにも酷い場合はカウンセリングを
それぞれ解説します。
派遣先でのストレスを減らす方法
ストレスを減らす方法はたくさんありますが、私が実際に試して効果的だった方法を紹介します。
思っていることをメモに書き出すこと
ストレスが溜まっているときは、同じことを何度も考えてしまい、考えが止まらなくなってしまいます。
しかし、メモに書き出すことで、その思考のループを止めることができます。
自分の考えが視覚化されるため、対策を考えるのもより簡単になりますよ。
ただし、派遣先でのストレスは人によって原因が異なりますので、すべてのストレスに効果があるわけではありません。
メモに書きだす方法を試してみることを強くお勧めします。
派遣営業に愚痴る
仕事でストレスが溜まるときは、メモに書き出すことで気持ちを整理することができますが、それでも解消できないときもあります。
そんなときは、派遣営業に話を聞いてもらうこともいいでしょう。
派遣営業に話を聞いてもらうことで、気持ちを共有することができます。
時間を取ってもらうことになるかもしれませんが、自分のためにも、たまには話を聞いてもらうことは大切です。
「派遣営業の時間を割いてしまうため申し訳ない」こんなことは考えなくていいです。
あまりにも酷い場合はカウンセリングを
働く中で、ストレスが原因で体調不良になったり、うつ病になりかねる状況に陥ることがあります。
そのような場合、食事が取れなかったり、食べ過ぎたりすることもあるかもしれません。
身体に影響が出てしまって、どうにもならない場合は、精神科を受診することをお勧めします。
診断書が発行されることもあり、その診断書によってお休みすることができます。
診断書には費用がかかる場合もありますが、非常に効果があり、出勤しなくてもよくなることもあります。
そのまま働くことができなくなってしまった場合は、退職することも選択肢の一つとなります。
派遣先がもう無理になる前に入社前にできること
派遣先で働く前にできることについて紹介します。
入社前と入社後のギャップをなくすためには、入社前にどれだけ情報収集できたかが大切です。
これらの情報を参考にして、より充実した職場生活を送りましょう。
自分にあった仕事を見つける方法
派遣先で働くことは、自分に合った仕事を見つけるのではなく、自分がその仕事に合わせられるかどうかが鍵になります。
残念ながら、自分に合う仕事というものはありません。
例えば、趣味が料理だとしても、料理が仕事になった瞬間に嫌気がさしてしまうこともあります。勤務して間もないころは楽しさも感じると思いますが、1年、2年とやっていくとどうでしょうか。
そのため、自分が合わせられそうだと思う仕事を見つけることが大切です。
自分が合わせられそうな仕事がわからない場合、以下の方法で調べると簡単ですよ。
- 職業リストを見る
- 絶対にやりたくないものを消す
- 残ったものが合わせられる仕事
派遣先で働く前に、派遣会社に聞くべき質問
派遣先がもう無理になる前に、入社前に派遣会社に聞くべき質問があります。
以下を聞くといいでしょう
- 過去の入社者の退職率や退職理由
- 派遣先企業が求める人物像
- 派遣会社が自分に求めること
これらを聞くことで、あなたに合った派遣先かどうか判断することができます。
よく聞かれる質問として「派遣先の雰囲気はどうですか」と聞かれますが、実はこれは意味がありません。
派遣営業が感じる雰囲気と実際にあなたが感じる雰囲気は異なる可能性があるからです。
また、職場の雰囲気はあなたの行動によっても変わってしまうことがあります。
そのことから、派遣先の雰囲気を聞くことはあまり意味がないと言えます。
よくある質問
ここからはよくある質問を4つ解説します。
- 派遣先をコロコロ変えるのはどうなのか?
- 無期雇用派遣で派遣先を変えたい場合はどうすればいいのか?
- 派遣先を変えるタイミングはあるか?
- 明日から行きたくありません
【まとめ】精神的苦痛でもう無理と思うなら
派遣先で働くことはメリットが多い一方で、時にはストレスや苦痛を感じることもあります。
本記事では、派遣先がもう無理と思った際に即日退職する方法や注意点、新しい派遣先を見つける際のポイントについて解説しました。
ポイントは以下の通りです。
- もう無理と思った時は即日退職は可能である
- 辞めたいのに辞められないのは気持ちの問題が大きい
- 職場から逃げたい程ひどい状況なら、診断書を出すのも手
派遣先企業によって当たりはずれはありますが、知識を持って対応することが大切なんですね。