こんな疑問を解決
- 営業事務はキャリアにならないって聞いたけど、本当なの?
- 営業事務からの将来性が全く見えないんです
- 営業事務で40歳や50歳になったときに、本当に仕事はあるんだろうか?
派遣営業を10年以上経験し現役です。日頃事務職のお仕事も担当している経験から、営業事務に入った後の人達とも多くかかわってきました。
営業事務は期日や正確性を求められる仕事が多く、自分存在価値を示しにくいです。そのため、営業事務は本当にキャリアになるのだろうか?と不安になる声は多いです。
今の状態で仕事をしていてもキャリアにならないことが多いでしょう。
本記事ではキャリアを「自分が働きたい理想の姿」として、キャリアに繋がる3つの策を解説していきます。
営業事務での仕事の本質を突くことで、1年後には理想の働き方の実現しましょう。
・ボーナス・昇給あり
・一般転職よりも採用が決まりやすい
・未経験の採用率85%以上
・派遣社員同様の手厚いサポートあり
営業事務は営業事務単体で見るとキャリアアップにならない
結論からお伝えしますと、営業事務だけで考えているとキャリアアップにはつながらないでしょう。
しかし、営業事務から、より専門性の高い経理事務や在宅ワークを狙う方にはうってつけの職です。
まずは、本記事の全体像を理解するために、次について解説します。
- 営業事務だけで見るとキャリアアップにならない理由
- 営業事務から狙えるキャリアアップ
営業事務だけでみるとキャリアアップにはなりにくい
営業事務だけでみるとキャリアアップになりにくい理由は次のとおりです。
- 営業事務の使うスキルは限られた汎用的なスキルである
- 会社からの評価は減点式で見られるため評価されずらい
- 事務スキルはほぼ身につかない。身につくのはコミュニケーションスキル
下図をご覧ください。事務職の中でも営業事務の入社難易度と専門性の高さを示した図です。
営業事務は専門性に欠けます。確かに、業界の知識やコミュニケーションスキルは学ぶことができます。しかし、専門性が高いとは言えません。
事務職以外にも未経験でも可能な仕事に多い傾向がありますが、未経験歓迎の仕事でほとんどの場合求められるスキルはコミュニケーション力です。
例として、「営業職」や「飲食店」などがあります。私も営業職の部類に入りますが、「入社後に何かスキルは身についた?」と聞かれると困ってしまいます。
専門スキルは資格のように、目に見える形で現れます。しかし、コミュニケーション力は目には見えません。だからこそ、キャリアアップがしにくい特徴があります。
また、営業事務が一般的にきついと言われる理由は、理想と現実のギャップが大きすぎるからです。
営業事務の実態については「営業事務はきつい?未経験には難しい?理由を聞いて納得!」の記事にて詳しく記載しています。
営業事務から目指すキャリアアップは主に3つ
営業事務は将来性の高い仕事であることは間違いありません。
キャリアアップと言っても、人それぞれのキャリアアップの概念は異なります。
次のようなキャリアアップもある
- 働き方改革:在宅勤務や時短勤務の実現
- 収入UP:経理事務などの専門性が高い事務職になる
- キャリアチェンジ:WEBエンジニアやITサポートを目指す
昔はキャリアアップ=役職を付けるというイメージが強かったですね。
しかし、今では役職よりも、働き方や自分のやりたいことの実現のためのキャリアアップもあるのです。
例えば、在宅ワークを実現させることで、通勤ラッシュのイライラがなくなり、通勤時間をすべて自分の時間にできます。省略できた通勤時間を活かし、副業にチャレンジしてみることも立派なキャリアアップと言えます。
また、事務職で働きながら、資格取得を目指し、事務職の中でのグレードを上げていくことも一つ。
営業事務は事務職の中でも採用難易度は低いですが、高みを目指すことは難しいです。
事務職の登竜門として営業事務を始められる方もいますね。
営業事務がキャリアにならないといわれる理由
ここからが本題です。
上述した通り、営業事務は事務職の中でも専門性が高くない位置に属します。
専門性を更に深ぼって、「5つのキャリアにならない理由」を解説いたします。
- 単調作業が多くスキルアップにつながらない
- 会社への貢献度がわかりにくい
- IT化や外部委託が進む
- 他者との差別化がしにくい
- キャリアアップの道が限られる
それぞれみてみましょう。
単調作業が多く、スキルアップにつながらない
営業事務は、マニュアル通りに作業を進めることが多いため、自分の価値をつけるのが難しいことがあります。
営業事務の仕事一覧
- 受発注データ入力
- 電話・メール応対
- 請求書作成
- 社内資料の準備
- 顧客情報の登録
- 入出金管理・照合
- 受注内容確認
- 依頼書作成
- 売上管理
- 納品・在庫管理
- 顧客・案件管理
- ファイリング
- 書類作成
- 資料作成
ほとんどの会社には、受発注データを入力するシステムが導入されているため、ほとんどの場合、正しく入力する作業になります。
営業事務に求められることは、正確かつ迅速な入力です。
確かに、覚えるまでは大変ですが、一度覚えてしまうと単調な作業に感じてしまうことが多いです。稀に、顧客のフォーマットに沿って書かなければならないこともありますが、記載内容自体は同じなので応用も効かせられます。
覚えることで誰でもできる内容になっていきます。
だからこそ、スキルアップを実感できるのは早い段階で終わってしまい、3年も経つとマンネリ化してしまうのです。
会社への貢献度がわかりにくい
事務職では求められるものに対する成果や評価の基準が曖昧です。
どういうことか説明するために、営業職と営業事務を比較してみましょう。
営業職 | 営業事務 | |
---|---|---|
評価方法 | 加点式 | 減点式 |
評価基準 | 実績 | 会社の基準、ミスがないか |
評価開始ポイント | 0点 | 100点 |
成約が取れたとき | 営業の評価 | 営業からの感謝 |
上記のように、営業事務は陰で支えるサポート役であるため、評価がされにくいのです。
会社の評価は数字で評価するものが多いです。営業職は営業実績というものが明確にありますが、事務職にはありません。
これはノルマを課せられる営業職に軍配が上がりますが、どうしても営業事務では評価基準が曖昧になってしまうのです。
IT化や外部委託が進む
大手企業などは、事務周りの仕事をコストを抑えるために海外へ外注化している企業が多くなっています。
また、システム化が進み、マニュアル通りにできる仕事は、AIや外注化によりどんどんなくなっていくでしょう。
つまり、大事な点は「外注やAI、仕組化」にはできない自分の価値をつけることが最も大切です。
自分の価値から評価につながることもあるんですね。
でも、価値のつけ方なんてわからないよ
次の点を意識してみてください
意識するポイントは「先読みのスキル」
- 作業完了した後の手に渡った人がどう感じるのかを考えてみる
- 作成した資料を使った営業の立場に立ったときに、次に困ることは何か?
- 今後起き得るトラブルを未然に防ぐことはできるか
こういった予知能力は人間にしかできません。先読みができるようにするためには、作業の全体像を理解する必要もありますし、難しいかもしれませんが、営業の商談の場に同席してみるのもいいでしょう。
こうやって自分の価値を高めていくことにより、「あなたに仕事を任せたい」となるんですね。
キャリアアップができない理由の一つとして外注委託が進んでいることもありますが、対処可能です。
AIもまだまだ人間独自の「感情の揺れ」や「予知能力」には勝てません。
他者との差別化が難しい
営業事務がキャリアアップにつながらない理由としては、他者との差別化が難しいことです。
それは、「事務職の評価基準が曖昧なこと+単調作業」が組み合わさって、他者との差別化が難しくなるためです。
営業事務を長年行っていくと、ある一定ラインでマンネリ化します。「学ぶ」から「作業」に変わる瞬間があるのです。
では、他者とはどのように差別化を図っていけばいいのでしょうか?
一例を紹介します。
- 顧客とのコミュニケーションでNPSを向上させること
- 営業事務の仕事以外にも手を出してみること
- 先読み思考←前述の通り
※NPS=顧客満足度のこと
営業事務は顧客とのコミュニケーションをとる仕事です。そのため、他の事務職よりも電話の頻度はかなり高くなるでしょう。
クライアントからの感謝は、ふとした瞬間に営業に伝わったり、会社に伝わることがあります。そこであなたの対応品質がコメントとして残されることもあるのです。これは大きな評価につながります。
また、「営業事務だから」と限定的な仕事ではなく、幅広く対応してみることも差別化の一つでしょう。
そもそも営業事務は多忙なので、余裕のある方に限りますが…
キャリアアップの道が限られる
営業事務のキャリアアップは同じ会社で見ると限られます。
営業事務から役職に就いた人を見ると、長年勤務していたり、部署を転々としながら異動できる人が多いでしょう。
やはり評価がされやすいのは営業です。数字が目に見えるため、会社からも評価がされやすいのです。
しかし、キャリアアップは決して今の会社だけで行うものではありません。
- 働き方のキャリアアップ
- 収入アップのキャリアアップ←副業も含む
- 高難易度の事務職を狙う
本記事でお伝えしたいことは、今の職場でキャリアアップできる方法ではなく、自分の理想の働き方を実現するためのキャリアアップを意味しています。
早速、次の章でキャリアアップにつながる動きを見ていきましょう。
キャリアにならない仕事の向き合い方と対策法
ここではあえてやってはいけない仕事の向き合い方をお伝えします。
裏を返すと、逆の動きをすることでキャリアアップにつながる向き合い方と言えます。
以下の3点です
- その場の仕事だけをこなしている
- 3年後にどういう働き方をしていきたいのかを考えない
- 自分の価値を与えない
よく言われている内容ですが、本質を理解することが大切です。
その場の仕事だけをこなしている
その場の仕事だけをこなしていると、キャリアアップにはどんどん遠のいていくことでしょう。
入社して1年程の場合は覚えることに必死だと思いますが、仕事になれてもその場の仕事だけをこなしている場合は今スグ行動を変えてみましょう。
自分の限界を自分で制限してしまっている行為だからです。
2番目の「緊急ではないが重要」なことに力を注ぐことがキャリアアップへの道です。
そもそも営業事務の仕事の特性上、1.の「緊急かつ重要なタスク」が本当に多いです。また、人によっては2番目のタスクはない!という方もいらっしゃいます。
2番目のタスクの見つけ方が次の章で解説する「3年後にどういう働き方をしていたいのか」で解説します。
続けてお読みください。
3年後にどのような働き方をしていたいのかを考えない
質問です。
喫茶店のトイレに目を閉じたまま行けますか?
突然意味不明な質問をしてしまい、申し訳ございません。しかし、これは大事なことです。
心の目を持っていない限り、行けませんね。これは、「トイレの場所・道筋・道中の邪魔になりそうなもの」がわからないからですね。
しかし、ご自宅のトイレであれば目を閉じても、頑張れば行けるはずです。
これは、「3年後にどのような働き方をしていたいのかを考えている・考えていない」の違いです。
もう少し噛み砕いて説明します
トイレに行きたいというぼんやりした目標はあります。
これを仕事に例えるなら、「3年後には今よりも稼げるようになりたい」こうなります。
でも、そこまでの道のりは設計していますか?目を閉じてでもトイレに行けるくらい頭の中で道筋が明確にできていますでしょうか。
3年後にどのような働き方をしていきたいのかを考えることと同時に、それまでの道筋を徹底して考えることがキャリアアップにつながる行為となります。
キャリアアップには逆算思考が重要です。
ゴール(トイレに行きたい)から逆算して、どのようなルートを辿ると良いのか、途中で階段という障害が起きるから足を上げて行動した方が良い。
こうやってゴールを目指すためのスモールゴールをたくさん作って、スモールゴールを達成し続けることで、ようやくトイレに到着するのです。
多くの人は、3年後の壮大なゴールを目指し挫折します。
それは小さなゴール設定をしていなく、ゴールまでが果てしなく長いからです。
今、あなたがしている仕事は本当にゴールにつながる一歩なのかを考えてみましょう。
ゴールにつながるタスクが「その場の仕事だけをこなしている」で解説した2番目の「緊急ではなく重要なタスク」です。
自分の価値を与えない
3つ目のキャリアアップできない仕事の向き合い方は「自分の価値を与えない」ことです。
もう少し言うと、付加価値を与えることに意識を向けるといいでしょう。
自分の価値は、「物の売れるしくみ」に例えるとわかりやすいです。
商品はネットで購入したほうが安いですね。
しかし、ご年配の方は店舗に行って購入する傾向があります。なぜかというと、商品についてわからないことが多いから失敗したくないという心理があるからです。
私が販売員をしていた時代、お客様から「説明わかりやすかったし購入するよ」と言われたことがあります。
これは、お客様の悩みに対して、自分の持っている知識という付加価値を上乗せしたことにより、購入まで至ったんですね。
前置きが長くなりましたが、自分の価値を与えるということは、販売職の現場とよく似ています。
- 相手が不安に思っている事
- 相手がトラブルになりそうなこと
- 知らなかった知識
これらを日々の業務にプラスアルファとして加えることにより、あなたである価値が発揮されます。
販売の場では、この付加価値を付けることで商品購入となりますが、事務職の場では評価となるのです。
さらに仕事に付加価値をつけることにより、次のようなメリットが生まれます
- 「あなたじゃないと仕事が任せられない」と、かけがえのない存在になる
- 与えた付加価値を集約し、次の転職面接時に伝えることで評価が爆上がり
- 会社での発言力が高まり、重役を任されることがある
解説した3つの事を行うだけで、仕事の考え方が大きく変わってくる瞬間が訪れます。
改めてまとめると次の通りです。
- その場の仕事だけをこなしている
- 3年後にどういう働き方をしていきたいのかを考えない
- 自分の価値を与えない
この3つを実現すると、どんな将来像になるのかな?
次の章で、営業事務のその先の姿の3パターンを解説しますね
営業事務でキャリアアップできると描ける未来
営業事務でスキルアップを果たしたあとはどのような未来になってくるのでしょうか?
一例をご紹介します。
- 通勤時間がなくなり家庭と両立できる在宅ワーク
- 年収をあげられる事務職の最上位グレード
- 副業で収入UP
それぞれの特徴を解説します。
通勤時間がなくなり、家庭と両立できる在宅ワーク
仕事をしていると、こんなことを思いませんか?
- 通勤ラッシュにうんざり
- 休憩中も仕事の話ばかり
- 集中しているのに声をかけられて集中が途切れる
在宅ワークが実現できると、これらの問題はほぼなくなります。在宅ワークは事務作業がほとんどです。とはいえ、事務職未経験者には「分からないことがあったときの不安」から踏み出せずにいます。
しかし、事務経験を積むことで、仕事のノウハウや段取りがわかるため、一歩踏み出しやすくなるでしょう。
在宅ワークは「孤独」と感じるデメリットもありますが、人によってはメリットとなります。
もし、事務職はやったことがないけど、すぐにでも在宅ワークを始めたい方にはランスタッドをおすすめします。
就業前はもちろん、在宅ワークのノウハウの研修もあるため、不安が緩和されやすいです。
登録は無料で3分でできます。話だけでも聞いてみるのがいいでしょう。
年収をあげられる事務職の最上位グレード
専門性の高い事務職は、誰にでもできるわけではありません。だからこそ、希少価値が高まります。
もちろん、資格が必要なものもありますが、営業事務をしている際に独学で勉強をし、キャリアアップに繋げる方もいます。
40代、50代でも必要とされるスキルを保有することで、別の会社からオファーが来ることもあります。
営業事務はキャリアにならないと考えている方は、今の仕事に悩んでいる傾向があります。
ぜひとも未来に繋がる自分への投資の時間を優先して作ってみましょう。
事務職の長期安定で経理事務を目指す方も多いです。経理事務を目指す方は「【未経験者用】経理事務はしんどい?採用されない解決策を解き明かす」を参考にしてみてください。
副業で収入UP
今や副業は行動すれば誰でもできる時代になりましたね。
会社で頑張っても見返りはほぼありません。
しかし、副業は頑張った分見返りが返ってくるのです。自分自身の市場価値も分かりますので、おすすめの方法です。
副業の代表的なものとして
- ランサーズ
- ココナラ
- クラウドワークス
がありますね。副業から始めて本業にする人もいます。
副業は自分のペースでできます。辞めるのも始めるのも自分次第。嫌な相手だったら取引しなければ付き合うこともありません。
営業事務の経験を積むことで、得られたスキルを必要としている人は数多く存在します。
キャリアアップの一つとして副業も視野に入れてみるといいでしょう。
営業事務からのキャリアアップは理想的ですが、まだ事務職やったことがないんです。今からはもう遅いんですかね?
遅くないですよ。今の瞬間が自分の中で最も若い日です。
今後のキャリアを考えて未経験から営業事務を狙う方法
事務職は有効求人倍率3倍と、全職種でみても採用されにくい職種トップに入ります。
未経験から営業事務を狙う場合は、次の方法を試すといいでしょう。それぞれの特徴もお話します。
- 派遣から始めてみる
- 無期雇用派遣で正社員から始める
- 転職エージェントを利用する
派遣から始めてみる
派遣は毛嫌いされる方も多いですが、メリットとデメリットは明確に分かれる雇用形態ですね。
正社員を目指す人は先に狙っていることでしょう。しかし、正社員で入社してもその職場が合わなければ、退職したら安定性も何もないです。
でも、なぜ派遣が選ばれるかと言われると、以下の点が挙げられます。
- 職場環境が事前に分かる
- 退職や転職がしやすい
退職前提のお話をしてしまい恐縮ですが、今後、事務職でキャリアアップを目指すのなら退職も選択肢に入れなければなりません。
\ 高倍率の案件(事務職)を狙うならおすすめの派遣会社 /
それでも安定性を手に入れながら、入社後失敗しにくい働き方を希望される方は、次に紹介する「無期雇用派遣」の働き方がいいですよ。
無期雇用派遣で正社員から始める
無期雇用派遣は、派遣会社の正社員として勤務することです。
仕事内容は派遣社員と同じですが、無期雇用だからこその恩恵を受けられます。
- 昇給、賞与あり
- 同じ職場でずっと働ける
- 雇用が保証される
もちろん、派遣のメリットはそのままで、気に入った派遣先があれば、直接雇用も狙えます。
しかし、無期雇用派遣には年齢制限もあり、20代から30代がターゲットとなります。対象となる方は限られますが、入社後に得られる恩恵は大きいでしょう。
無期雇用派遣は向き不向きが現れる特殊な雇用形態です。入社のしやすさから、知らずに応募して後悔した例もあります。
私自身無期雇用派遣の1次面接官を担当している事から、より現場の声をお届けできると思います。
無期雇用派遣については以下の記事を見てもらうとわかりやすいでしょう。
事務職で採用されやすい無期雇用派遣をランキングにしました
\ 事務職で採用されやすいのが無期雇用派遣 /
派遣と聞くだけで嫌がる人もいますが、多くの方が転職成功しています。
転職エージェントを利用する
3点目は転職エージェントを利用することです。転職エージェントは無数にありますので、大手を使うと失敗しにくいでしょう。
無料で履歴書の添削や面接対策もしてくれます。
ここまで、未経験から事務職を始める方法を解説しました。
まとめると以下の通りです。
- 派遣から始めてみる
- 無期雇用派遣で正社員から始める
- 転職エージェントを利用する
私が現役で派遣営業をしているから派遣を推していることももちろんそうなのですが、キャリアアップを考える未経験者にとっては転職エージェントよりもメリットが勝ると断言できます。
派遣登録は無料なので、まずは一歩踏み出してみるといいでしょう。登録も5分以内に完了しますので、歯を磨きながらでも登録できます。
よくある質問
【まとめ】営業事務はキャリアの第一歩
本記事では営業事務がキャリアにならないのかについて解説しました。
改めて本記事で解説しているキャリアにならない理由は次の通りです。
- 単調作業が多くスキルアップにつながらない
- 会社への貢献度がわかりにくい
- IT化や外部委託が進む
- 他者との差別化がしにくい
- キャリアアップの道が限られる
今の職場でキャリアにつながると、在宅ワークや、時短勤務などの働き方改善はもちろん、専門領域の高い事務職だって目指せるようになるでしょう。
本記事をみて、行動できる人は10人に1人です。あなたがその1人となり、手に入れたい理想の働き方の1歩を踏み出してみましょう。