スタッフサービスはやめたほうがいい？落とし穴はある？【現役派遣営業が徹底解説】

こんな悩みを解決します。

• 本記事の内容

• 簡単に自己紹介

スタッフサービスは派遣選びに失敗したくないと考える人こそ向いている派遣会社です。副業も解禁されたため、より働きやすくなりましたね。

どの派遣会社も悪い評判はつきものです。中には「やめたほうがいい」「最悪」と言われることもあるでしょう。

あなたの人生は周りに流されるものではなく、自分で決定していくものです。

本記事ではスタッフサービスのやめたほうがいいと言われる理由を含めて、他の派遣会社にはない、スタッフサービス独自の強みを紹介します。

登録方法も解説しますので、すぐに仕事をしたい方は一読くださいませ。

スタッフサービスの会社概要

スタッフサービスは、派遣業界トップクラスの実績を誇る派遣会社です。

36,000件以上の豊富な求人数と非公開求人により、希望の仕事が見つかりやすいでしょう。

とくに、登録からスピーディーな対応で、応募求人数に上限なく複数の仕事紹介を受けられるのが強みです。

会社名	株式会社スタッフサービス
本社	東京都千代田区神田練塀町85 JEBL秋葉原スクエア
拠点数	156拠点（47都道府県対応）
求人数	36,000件
登録者数	約120万人
取扱い業種	・事務職 ・コールセンター ・営業・販売 ・WEBデザイン・CADオペレーター
会社HP	公式HP

スタッフサービスは人材派遣会社の中でも超大手企業です。

そのため、スタッフサービスの中でも、取り扱っている職種が違うため注意が必要です。

本記事では事務職を中心としたスタッフサービス（オー.人事）を解説しています。

• スタッフサービスの関連会社

スタッフサービス（オー.人事net）	事務職・販売・営業・コールセンター
スタッフサービス・メディカル	福祉・介護
テクノサービス	製造・工場
エンジニア・ガイド	IT・WEB系
スタッフサービスエンジニアリング	ものづくり系エンジニア

※本記事ではスタッフサービス（オー.人事net）をやめておいたほうがいいと言われる理由を解説しています。他の関連会社はガン無視しておりますのでご注意ください。

スタッフサービスをやめたほうがいい3つの理由

①：営業担当に当たり外れがある

スタッフサービスは派遣業界でも屈指の大手企業であり、多くの営業スタッフを抱えています。

社員教育は行われているものの、全員に浸透しているとは言えません。

どの派遣会社でもそうですが、派遣営業から「連絡が来ない」「ほったらかしにされる」といった事態が起こるのです。

もし担当営業との相性が合わない場合は、派遣元責任者に相談するか、担当変更を申し出ることで対処してもらえます。

どうしても派遣営業も私達と同じ人間です。

②：大手企業の求人は少ない

スタッフサービスは全体の求人数は多いものの、大企業の取引先に限定すると求人数は減少します。

会社名	総求人数	大企業求人数
スタッフサービス	36,000件	11,500件
テンプスタッフ	57,000件	40,000件

ただし、会社によって、大手企業に該当させる基準は変わるため、一概に少ないとはいえません。

どうしても大企業への就職にこだわるのであれば、テンプスタッフを利用するのがおすすめです。

とはいえ、大企業以外の会社にもメリットがあることを忘れてはいけません。

⇩スタッフサービスのメリットを見る

③：他社よりも給料が低い求人がある

スタッフサービスの求人には、他社よりも給与が低いものがあることは事実です。

上記2点から、平均給料が低くなるのです。

一般的に、大企業の派遣先は派遣会社への支払い額が高い傾向にあります。

反対に、中小企業の派遣先は勤務条件の幅広い受け入れができる一方で、給与を抑える割合が高くなっています。

スタッフサービスは中小企業の取引先も多いため、仕事を選ぶ幅は広がりますが、その分、給与面では低くなる可能性があることを念頭に置いておくことが大切です。

スタッフサービスはやめたほうがいいは嘘？実はメリット豊富

①：急いで仕事を探している人にピッタリ

口コミをみても、スタッフサービスは他社と比べて求人の紹介スピードが速いことがわかります。

スタッフサービスは仕事までの紹介スピードを重要視しているからなんですね。

過去には「スピード採用」という、登録からわずか2時間で求人を紹介するシステムも存在しました。現在でもその名残は残っています。

派遣登録しても、全く仕事紹介がない方は多いでしょう。
仕事が紹介されなくて困っている人こそスタッフサービスは最適な派遣会社だと言えるでしょう。

②：即払い制度で給料日前にお金が貰える

スタッフサービスの給料日は以下の通りです。

たとえば4月1日に入社しても、給料日は5月25日になるんですね。約2ヶ月間、収入がないのは生活面で厳しいと感じる人も多いでしょう。

ただし、即払い制度を利用するには、勤怠管理をWeb上のシステムで行っていることが条件となります。
e-TimeCardかe-staffingのどちらを使用するかは派遣先によって異なるので、事前に派遣営業に確認しておくことをおすすめします。

③：求人数が豊富にある

会社名	総求人数	大企業求人数
スタッフサービス	36,000件	11,500件
テンプスタッフ	57,000件	40,000件

事務職求人に絞ると、スタッフサービスは、業界最大手のテンプスタッフに次いで2位です。

大手企業への配属はテンプスタッフが勝るものの、隠れ求人が豊富にあるのがスタッフサービスなのです。

絶え間ない営業がなせる技ですね。

また、テンプスタッフと比較して登録者数が少ないため、求人に応募した際の採用確率が高くなるメリットもあります。

④：地方の求人に強い

スタッフサービスは地方求人に強いです。

まさに営業の精鋭部隊と言えるでしょう。

大手派遣会社の一般的な特徴として、本社（主に東京）が大企業と取引を行い、地方拠点にその仕事を振り分けます。

だから大手企業の求人数が多いのです。

スタッフサービスは地方にある企業にも営業をかけているため、中小企業とも関係があるのです。

住まいの地域の特性は全く違うもの。

それぞれの地域に合わせた対応ができることもスタッフサービスの強みですね。

⑤：同時進行で仕事応募可能

一般的に派遣会社は同時進行で2社以上仕事紹介を進めることを嫌います。

どちらかが合格したら「断らないといけない」からです。

断ることで派遣会社の評価を下げてしまう可能性もあるため、慎重になるのは当然でしょう。

でも、スタッフサービスはこれを実現したのです。

はっきりいってすごいの一言。

派遣の求人に応募しても、必ずしも内定が得られるわけではありません。

事務職での合格率は40%程です。

1社ずつ応募していては、不合格の場合に時間を無駄にしてしまいます。同時応募することで、効率的に就職活動を進められるのです。

⑥：47都道府県に拠点がある

拠点数が多いメリットとデメリットを表にしました。

メリット	デメリット
①：求人数の増加（営業スピードの向上）	①：給与水準の低下（運営費の増加）
②：現地でのトラブル対応が可能
③：希望の勤務地で仕事が見つかりやすい（地理を理解しているため）

実は、拠点数が多いデメリットは、あなたへの支払い給料が下がるだけなのです。

給与は重要な要素ですが、それだけではないことも事実です。

また、トラブルの対応を電話だけで済ましてしまい、解決できない事例もあります。結果として給料が高くても、今の仕事が続けられないこともあります。

拠点数が少ない派遣会社は高時給であることが多いですが、安定した働き方ができなければ、長期的に見てデメリットになりかねません。

長い目で見ると、全国に拠点があるメリットは大きいですよ。

⑦：事務職に強い

スタッフサービスはグループ会社として多岐にわたる事業を展開していますが、本記事で紹介しているスタッフサービス（オー.人事）は特に事務職に特化しています。

事務職を取り扱う派遣会社は数多く存在しますが、求人数の面ではテンプスタッフとスタッフサービスが2大巨頭と言っても過言ではありません。

それほどスタッフサービスは事務職に強いのです。

事務職を希望する方にとって、スタッフサービスは登録しておくべき派遣会社の一つと言えるでしょう。

⑧：副業が可能になった

ここで朗報です。

スタッフサービスが副業可能になりました。

逆に言うと、なんで今まで副業を禁止していたのか意味がわかりません。

今や副業解禁は一般的ですが、ようやくスタッフサービスも一般的な仲間入りをしました。

⑨：正社員への道もある

スタッフサービスは事務職に特化した無期雇用派遣サービス「ミラエール」を運営しています。

採用実績もNo.1です。

派遣のデメリットである以下の点を、ミラエールは解決することができます。

上記の派遣のデメリットを解決できるのです。

それでいて責任感は派遣と変わりませんので、プライベートも安定して仕事ができます。

---

ここまで、スタッフサービスを選ぶメリットを解説しました。メリットをまとめると次の通りです。

事務職の派遣といえばスタッフサービスは外せないほどの大手企業でしょう。そのなかでも、仕事の紹介スピードが速いことは、きっとあなたにとってもメリットがあるかもしれませんよ。

スタッフサービスをやめたほうがいい人の特徴

安定を狙っている人

そもそも派遣は安定性に欠けます。

同じ勤務先で3年以上働けない法律もあるのです。3年ルールと言われるものですね。

さらに、派遣先から見ると派遣社員は「部外者」。企業の業績が悪くなると、外部のスタッフから削るんですね。

万が一、派遣先から切られても、次の仕事は紹介されます。

つまり、派遣先はコロコロ変わってもいいという方は向いていますが、同じ職場で長く働きたいと考えている方には不向きです。

同じ職場で働きたい方は「無期雇用派遣」を狙うのがポイントです。

＼ 無期雇用派遣はみんなの知らないメリットが豊富 ／

高時給でガツンと稼ぎたい人

派遣は時給は高いものの、ボーナスがないため年収は正社員には及びません。

また、派遣社員は20代でも30代でも給料が変わらないことが特徴ですね。

年収400万を超えたい！正社員以上に稼いでいきたい！

諦めてください。

派遣労働は短期的に高時給で稼ぐことには向いていますが、長期的な収入アップという点では正社員に劣ってしまうのが現状です。

役職に就きたい人

派遣社員は役職につけません。

40代で一般社員がゴロゴロいるのです。

派遣社員の役割は、派遣先企業に対して労働力を提供することが主な目的です。方針を決めることや管理することが目的ではないのです。

方針を決めるのは正社員であり、役職者です。つまり、派遣社員で役職がつかないのです。

逆に、役職につきたくないと考える方には最適な働き方と言えるでしょう。

役職に就くと、責任の重さから仕事のストレスを抱え込みやすく、プライベートにも影響が出てしまうことがあるからです。

スタッフサービスを選んだ方がいい人の特徴

すぐに仕事に就きたい人

スタッフサービスは他者と比べて仕事に就くまでのスピードが圧倒的に早いです。

昔は「スピード採用」という、派遣登録後2時間で仕事紹介もありました。

その名残は今でも残っているんですね。

一般的に派遣で入社するまでは1週間から10日かかりますが、スタッフサービスなら最短2日で入社できます。

仕事をいち早く始めたい方には超オススメです。

⇩スタッフサービスの登録から入社までの流れをみる

大手企業に限らず、幅広く求人を見たい人

大手企業は仕事内容がほぼ固定されています。面白い求人はすくないのです。

「お？」と思う求人は中小企業にあります。こういった求人を揃えているのがスタッフサービスなんですね。

さらに、仕事の幅が広がるため、自分自身のスキルアップにも繋がることもあるでしょう。

事務職を狙っている人

スタッフサービス（オー人事）の求人の8割は事務職です。

事務職以外の仕事を探している方は、スタッフサービスの他のサービスを利用しましょう。

プライベートの充実において、いいことが多いのです。

とはいえ、事務職は倍率が非常に高く、経験者が転職市場にゴロゴロいる状態です。

未経験者が正社員で事務職を狙うのは時間の無駄と言えるほどの難易度なのです。

仮に、事務職の正社員で内定が貰えたとしても、「営業をさせられた」などの条件が変わることだってあります。

対して、派遣で事務職を狙う場合は、採用率が高く、入社後も派遣会社がサポートしてくれます。

時短勤務など、勤務条件に制限がある人

大手企業での配属となると、時短勤務や週3日勤務といった条件をつけると採用されにくくなります。

しかし、スタッフサービスは幅広い求人を扱っているため、勤務条件が限られていても仕事が見つかりやすいんですよね。

自分の時間が欲しい人

スタッフサービスが働いている人にアンケートをとりました。

とくに1位の「仕事以外の時間が増えた」は、多くの方が感じることでしょう。

実際に私自身が派遣営業をしている中で、プライベートが充実するようになった（お金以外）の声はあとを耐えません。

スタッフサービスの登録から入社までの流れ

ここからはスタッフサービスの登録から入社までの流れを解説しますね。

先に登録の全体像は次の通りです。

ステップが多いように思いますが、それぞれ短時間で終わりますので、サクサク進んでいきますよ。

それぞれもう少し細かく解説しますね。

【よくある質問】スタッフサービスはやめたほうがいい？

【まとめ】スタッフサービスは派遣会社でも優良企業

今回の記事ではスタッフサービスはやめたほうがいいのか？について、解説しました。

最後に記事の要点をまとめます。

なかなか採用が決まらないと困っているとき、きっと支えになってくれる会社ですよ。

私自身、派遣営業をしていて、同業としてみても優良企業と感じます。どんな会社にもデメリットはつきものです。

たしかに、スタッフサービスは就業後の手厚さは営業担当によっては他者よりも下回るかもしれません。

しかし、求人数の多さ、中小企業へのパイプの太さは他者を圧巻する強みを持っています。

話だけでも聞いてみる価値はあるでしょう。