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13年の派遣営業経験の中で、紹介予定派遣はもちろん、登録型派遣からの正社員へ転籍した方々を多く担当してきました。
一般的には派遣から正社員を目指すためには紹介予定派遣を利用するのが王道のやり方です。
紹介予定派遣を利用した場合、正社員になれる確率は約26%。内定が出ている確率は91%ですが、大抵の方が辞退されているんですね。
この記事では紹介予定派遣以外にも派遣から正社員になれる方法を解説し、登録型派遣から紹介予定派遣に切り替える方法、正社員に切り替えが成功している人達の共通点をお伝えします。
正社員を考えているならパーソルテンプスタッフ
派遣社員から正社員になれる5つの方法
- 【おすすめ】紹介予定派遣を利用する→この記事で解説
- 登録型派遣から直接雇用を目指す→この記事で解説
- 派遣会社の正社員になる→この記事で体験談を解説
- 【おすすめ】無期雇用派遣から正社員を目指す→別ページで解説
- 【おすすめ】転職する→解説なし
正社員になれる確率や難易度を比較するとこんな感じです
方法 | 正社員になれる確率 | 難易度 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|---|
紹介予定派遣を利用する 【おすすめ】 | 約26% | 中 | 91%の方が内定を貰っている | 案件数が少ない |
登録型派遣から直接雇用を目指す | 約10% | 高 | 職場の人間関係や業務内容を熟知しているため、失敗しない | 直接雇用を受け入れていない派遣先だった場合は終わる |
派遣会社の正社員になる | 約5% | 高 | 業務内容がガラッと変わる | 多忙 |
無期雇用派遣から正社員を目指す 【おすすめ】 | 企業やサービスによる | 中 | 事務職未経験には最適 | 合格率が低い |
転職する 【おすすめ】 | 平均30% | 低 | 自分の実力でハイキャリアの転職が可能 | 会社の当たり外れの差が激しい |
それぞれ見てみましょう。
紹介予定派遣を利用する
紹介予定派遣とは、派遣会社が派遣先企業の直接雇用を紹介する制度です。
派遣期間中、双方が合意すれば、直接雇用に切り替えられます。
紹介予定派遣は、最長6か月間の派遣期間と規定されています。しかし、仕事がなかなか決まらない人や、職選びに自信がない人にとっては、おすすめの方法です。
紹介予定派遣は、派遣から正社員を目指す王道のやり方です。
正社員として働く前に仕事内容や職場環境を確認できるメリットがあります。
紹介予定派遣は失敗しにくいやり方ではありますが、登録型派遣からの紹介予定派遣へ切り替え方法や、紹介予定派遣から正社員になれる確率の統計は本記事で解説しています。
登録型派遣から直接雇用を目指す
登録型派遣から直接雇用になることもできます。
登録型派遣でも働いている企業が直接雇用を受け入れている場合が多いです。
つまり、登録型派遣でも紹介予定派遣に変更することができるし、期間満了で直接雇用になることもあるのです。
- 派遣先の上司に確認してもらう
- 派遣営業に確認してもらう
過去に私が担当した約1,200人派遣社員を見ても、10人に1人が直接雇用になっています。
人によっては今の職場で直接雇用になりたくないと断ることが多いですが、登録型派遣であっても直接雇用になることができるので安心してください。
登録型派遣で頑張っていたら、派遣先から引き抜きをされることもあります。
中には、派遣会社には黙って直接雇用になることもしばしば。
派遣から直接雇用はバレたらどうなるのか?そう心配される方に向けて以下の記事を準備しました。
派遣会社の正社員になる
私がとった方法はこちらです。
派遣会社の正社員とは、派遣会社の中の人として働くことです。
具体的には以下のような仕事があります。
- 派遣スタッフを管理する派遣営業として働くこと
- 派遣会社で請け負っている業務委託の管理者を任されること
- 派遣会社のトレーナーとして研修担当になること
- 求職者との面談を行うキャリアカウンセラーとして働くこと
つまり、派遣される側から派遣する側になります。
派遣会社の正社員になるには、上司に推薦され、面接を通過する必要があります。
しかし、派遣営業から面接対策や選考を全力でサポートしてくれるメリットがあります。
私が実際に派遣会社の正社員になるまでの流れについては、記事の後半にある「私の体験談」をご覧ください。
無期雇用派遣から正社員を目指す
無期雇用派遣とは、派遣会社の正社員として働くことで、通常の派遣社員と同じ働き方ができる方法です。
3年以上同じ派遣先企業で働けるメリットがあります。
長い目で見て正社員を目指したり、採用倍率の高い事務職で正社員を目指す場合はおすすめです。
無期雇用派遣には正社員型無期雇用派遣から正社員を目指す方法が良いでしょう。
正社員型無期雇用派遣とは?
- 派遣会社と期限のない雇用契約(無期雇用契約)を結ぶ雇用形態のこと
- 就業中は派遣会社のサポートがあり、3年以上同じ職場で働ける
- 派遣先の正社員を目指せる
- 派遣社員としての働き方、責任度合いを維持しながら安定して働ける
とくに、パーソルテンプスタッフが運営しているサービスの「ファンタブル(funtable)」は企業の直接雇用を目的とした育成型無期雇用派遣であり、事務職で直接雇用を目指している人にはおすすめのサービスです。
無期雇用派遣は事務職に特化しています。
事務職以外で正社員を目指しているなら利用しなくてもいいでしょう。
⬇おすすめの無期雇用派遣はこちら⬇
ランキング | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 |
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派遣会社 | |||||
公式HP | 公式HP | 公式HP | 公式HP | 公式HP | 公式HP |
総合評価 | 5点/5点中 | 5点/5点中 | 4.5点/5点中 | 4/5点中 | 3.5点/5点中 |
給料 | 月給18.9万~21.3万円以上 | 月給16.3万~20.8万円以上 | 月給15.1万円~20万以上 | 月給16.6万~20.6万円以上 | 月給16.1万~月給20万以上 |
ボーナス・昇給 | 年2回/昇給あり | 年2回/昇給あり | 年1回/昇給あり | 年1回/昇給あり | 年2回/昇給あり |
対応エリア | 12エリア 東京、神奈川、千葉、埼玉、愛知、岐阜、三重、静岡、大阪、兵庫、京都 | 10エリア 東京、神奈川、愛知、滋賀、大阪、兵庫、京都、福岡、佐賀 | 19エリア 東京・神奈川・千葉・埼玉・北海道・宮城・茨城・新潟・石川・静岡・愛知・滋賀・京都・大阪・兵庫・岡山・広島・福岡・熊本 | 12エリア 東京、神奈川、千葉、埼玉、静岡、愛知、大阪、兵庫、京都、宮城、福岡 | 9エリア 東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、兵庫、愛知、宮城、福岡 |
特徴 | ・給料水準No.1 ・直接雇用を目的とした育成型無期雇用 ・半日有給可能 | ・8割が事務未経験でデビュー ・SPI試験なし ・2名体制でのサポート | ・採用実績9,600名の実績No.1 ・内定スピードが速い | 採用が正社員並みに厳しいが、脅威の満足度 | ・WEB応募から10日で内定が出る速さ ・定着率が驚異の98.7% |
詳細 | 詳細ページ | 詳細ページ | 詳細ページ | 詳細ページ | 詳細ページ |
転職する
確実性が高い方法でありながら、当たり外れの多い方法でもあります。
転職サイトには派遣会社が出している求人が多いため、求人の見極めが必要です。
派遣会社の求人の見分け方については、以下の記事を参考にしてください。
紹介予定派遣で正社員になれる確率は26%
紹介予定派遣で正社員になれる確率は平均26%です。
詳しく見て見ましょう。
紹介予定派遣から正社員になれる確率の内訳
- 紹介予定派遣から直接雇用の内定率は91%
- 紹介予定派遣から直接雇用の確率は59%
- 紹介予定派遣から正社員の確率は26%
紹介予定派遣から直接雇用の内定率は91%
「内定」とは、最長6か月の勤務期間中に派遣先企業から「働き方は問題ないため、うちに来ても大丈夫ですよ」ということ。
統計的にも、10人中9人が問題ないと言われています。
私自身の経験上、この確率で間違いないと感じてます。
紹介予定派遣から直接雇用になった確率は59%
91%の内定が出ているにも関わらず、実際に直接雇用になった人は59%しかいません。
この原因はいくつか考えられますが、次のようなものが多いでしょう。
- 職場の雰囲気や人間関係が良くなかった
- 正社員ではなかった
- 残業が多くなるから
- 給料が下がるから
実際、紹介予定派遣を選ぶ理由について、多くの方が、
- 安定した雇用に就きたいから
- より長く働きたいから
と回答しています。
引用:はたらこねっと
たしかに、人間関係や職場雰囲気が悪かったら、長く働けるイメージは湧きませんもんね。
紹介予定派遣から正社員登用の確率は26%
引用:はたらこねっと
紹介予定派遣から、契約社員やアルバイトになる可能性もあります。
直接雇用後の雇用形態については、必ず派遣営業から「案件紹介時」に渡される求人票に掲載されています。
見落とさずに確認しましょう。
紹介予定派遣の応募方法
紹介予定派遣の応募方法は簡単です。以下の2つのやり方があります。
- 派遣会社に登録する際に、紹介予定派遣を希望する旨を伝える
- 派遣として入社後に、派遣営業に紹介予定派遣を希望する旨を伝える
ほとんどの企業が紹介予定派遣を実施しています。
案件数は登録型派遣の10分の1程度が平均値と思っておくと間違いないですよ。
紹介予定派遣ではなく直接雇用ができる案件も紹介されることがありますが、確実性が下がるため、できる限り避けた方が良いでしょう。
紹介予定派遣は派遣先企業と面接を行います。
派遣先企業に対して履歴書の提出も必要となるため認識しておきましょう。
紹介予定派遣おすすめの会社はテンプスタッフ
登録型派遣から「紹介予定派遣」に切り替える方法
第一歩は派遣営業に伝えることです。
現在、登録型派遣で勤務している場合、そのままの状態で直接雇用になることを目指す方も多いですが、遠回りになる可能性が高いです。
3つのやり方をそれぞれ解説しますね。
派遣営業に直接雇用(紹介予定派遣)を希望していることを伝える
派遣営業に伝えても動きが遅いことがあるため、おすすめの方法は派遣先企業の上司に直接雇用を希望している旨を伝えることです。
派遣会社としては、直接雇用になることを避けたいという思いもあるため、行動が遅くなる傾向があります。
派遣先企業に自分で伝えることが早いですよ。
紹介予定派遣をしている派遣先へ配属変更
派遣会社に「紹介予定派遣に変更したい」伝えた場合、以下3ついずれかの回答が来ます。
- 今の派遣先では直接雇用はしていない
- 紹介予定派遣可能なので切り替えて進めていく
- いつなれるか分からないが前向きに考えてくれる
現在の派遣先が直接雇用をしていない場合、正社員になる可能性はほぼなしです。
また、いつになるか分からないと言われる場合も、ほぼ見込みはありません。
派遣営業に紹介予定派遣の案件を紹介してもらい、派遣先を変更することが一番の近道です。
派遣元会社を変える
最後の方法は派遣会社を変えてしまう方法です。
上述した別の紹介予定派遣をしている派遣先企業に変えて欲しいと言っても動いてくれないことが多いです。
その場合、自ら別の派遣会社に登録し、紹介予定派遣を紹介してもらうのが早いですよ。
⇩おすすめの派遣会社はこちら⇩
派遣から正社員になれる確率は行動で変えられる
派遣社員から正社員になることは、現実的には難しいとされています。しかし、いくつかの行動をとることで、その確率は高まることがわかります。
仕事ができる人が正社員になれる訳ではありませんので気をつけてください。
派遣から正社員になれる人の3つの特徴
常に正社員になりたいという発信している人
正社員になるための意欲があることは大切です。自己アピールやスキルアップのための勉強を続けることが必要です。
正社員の考え方を理解している人
正社員になるためには、正社員としての考え方を理解することが必要です。正社員としての意識を持ち、行動を起こすことが大切です。
上司に媚びを売れる人
正社員になるためには、上司に対するアプローチが大切です。上司とのコミュニケーションを大切にし、信頼関係を築くことが必要です。
派遣先企業から引き抜きをされる人には特徴があります。さらに確率を上げたい場合は以下の記事を見ることで確率がグンッとあがるでしょう。
正社員になりたいけどなれない人の特徴
目の前の仕事ばかりこなしている人
ただ、仕事をこなすだけでは、正社員になることはできません。自己アピールやスキルアップのための勉強を続けることが必要です。
人間関係を大事にしない人
派遣社員から正社員になるためには、人間関係を大切にすることが必要です。人間関係を構築し、信頼関係を築くことが大切です。
上記の行動をとることで、派遣社員から正社員になる確率は高まることがわかります。
スキルの成長がない人
スキルがないではありません。
スキルの成長がない人です。
今後将来の見込みがない人は正社員になれません。自学勉強をしていきましょう。
勤怠の乱れがある人
どれだけ仕事が出来ても勤怠の乱れがあれば終わります。遅刻はもちろん、欠勤も注意していきましょう。目安は3ヶ月に1回までです。
理想が高すぎる人
年収や勤務条件にこだわることは普通ですが、譲れない条件が多すぎると正社員になれません。
私が派遣社員から正社員になった体験談
私は3年間の派遣社員として働いた後、派遣会社の正社員として採用され、コーディネーターを経て、現在は管理職をしています。
- 毎月1回コーディネーターとの面談日をこちらから設定
- 面談時にコーディネーターになる秘訣を聴きまくる
- 月に1回会社に行き、経費精算を行う
- 常にコーディネーターになりたいと言い続けた
- 風邪を引いてでも出勤した
前職を逃げるようにして退職したため、生活費を担保するためにとりあえず繋ぎとして派遣社員として応募。最初に配属された仕事は、家電量販店でのインターネット販売員でした。
コーディネーターを目指したきっかけは私のプロフィールをご覧下さい。
派遣会社へ常に「コーディネーターは何をしてるん仕事ですか?」「きついことは何かありますか?」「どうやったらなれますか?」と情報収集を月に1回の自ら設定した面談で聞いていました。
当時のコーディネーターに聞いたら、「自ら聞いてくるやつはいなかった」と言ってましたね。
数いる派遣社員のなかで、会社が「私がコーディネーターを目指している」と認識を持ってもらったことが一番のポイントです。
当時のコーディネーターが異動になると同時に、後任として私の名前があがったんです。
これが大きな機転となりました。
そこから更に当時の管理者にもアポを取り、コーディネーターに聞いていた内容を更に深堀して聞いていた記憶があります。
私の体験談として、自ら言い続けた結果、派遣会社の目に留まり、最終的に選ばれたと感じています。
現在、派遣営業として複数名の派遣社員を担当していますが、自ら発信してくれる人は本当に少ないと感じています。
正社員を目指すのであれば、自分の意思を誰かに発信し続けることも一つの方法として取り入れてもらえるといいかと思います。
- 毎月1回コーディネーターとの面談日をこちらから設定
- 面談時にコーディネーターになる秘訣を聴きまくる
- 月に1回会社に行き、経費精算を行う
- 常にコーディネーターになりたいと言い続けた
- 風邪を引いてでも出勤した
まとめ
この記事では派遣社員から正社員になれる確率を解説しました。
重要なポイントをまとめると以下の通りです。
- 紹介予定派遣から正社員になる確率は26%である。
- 紹介予定派遣の応募方法は、派遣会社に登録する際に希望する旨を伝えるか、派遣として入社後に希望する旨を伝える。
- 派遣から正社員になるためには、自己アピールやスキルアップのための勉強が必要であり、正社員としての考え方を理解することが重要である。
- 派遣社員から正社員になるためには、上司とのコミュニケーションを大切にし、信頼関係を築くことが必要である。
- 派遣社員から正社員になるためには、自分の意思を誰かに発信し続けることも一つの方法として取り入れることが重要である。
テンプスタッフの登録は来社不要で、Webや電話面談が可能です。スキルアップ支援制度も充実しており、事務系や資格取得、eラーニングなど幅広い分野でサポートが受けられます。さらに、旅行割引や料理教室、ショッピング割引といった福利厚生も特徴的です。
ただし、正社員登用サポートはやや弱い点もありますが、女性が派遣社員として働きやすい環境が整っています。テンプスタッフは、派遣会社を検討する女性にオススメの選択肢です。
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